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ベイスターズ2020年選手名鑑 宮﨑敏郎 背番号51「あの嘘がプロへの道を切り開いた。奇跡のスラッガー」

こんばんは、なべマガジンです。

本日は、背番号51 宮﨑敏郎選手を紹介します!!!

1.経歴

佐賀県出身 厳木高校-日本文理大-セガサミーから2012年ドラフト6位で横浜DeNAベイスターズに入団しました。高校時代は、甲子園出場無し。投手ながら通算24本塁打を放っている。大学時代は、正三塁手として活躍。九州大学野球のリーグ戦では、2度の首位打者、3度のMVP、ベストナインを獲得している。就職活動にて10社以上から採用を見送りになったが、セガサミーへ入社した。チーム事情から二塁手を守り、都市対抗野球初戦の日本通運戦で、逆転満塁ホームランを放っている。当時は、まだ今よりもかなり痩せているが、フォームや基本的なフォロースルーは、なんと小学生から変えていないという。1キロ近いマスコットバットで素振りをしていたほどであり、当時から独特のバッティングセンスに加えて、バットを操る力も持ち合わせていた

2.ベイスターズの指名理由

DeNA初年度のドラフト最終指名である。4位の同じセガサミーから入団した赤堀選手(現、横浜DeNAベイスターズジュニアコーチ)とともに、大砲候補として入団している。パンチ力のある選手が不足しており、それを補う戦略がみられる。実際に、入団1年目から中畑監督から打撃を買われ、1軍でスタメン起用されるなど、33試合出場、2本塁打の結果を残している。2年目5試合、3年目58試合と出場機会は伸び悩んだが、4年目に一塁・二塁・三塁で起用され、101試合11本塁打36打点打率.291とブレイクのきっかけをつかんだ。5年目には、首位打者を獲得し、日本シリーズ出場へ貢献。6年目には、28本塁打を放ち、守備ではゴールデングラブ賞も活躍するなど、守備せも成長をみせ、三塁手のレギュラーとして現在では、ベイスターズに欠かせない選手になっている。

3.あの嘘とは?

宮﨑選手がプロ入りできた理由というよりも、そのきっかけを作った嘘がある。それは、セガサミー入社前に同社から宮﨑にかけれらた運命を左右する質問だった。それは。。。。。

「ショート守れるか?」

宮﨑選手は、ショートを守れないにもかかわらず「守れます」と回答したのである。その嘘から、セガサミーへ入社し、結果的に、三塁手・二塁手での起用になったが、宮﨑選手の努力もあり、パンチ力のある打撃力で、プロ入りを勝ち取っている。だからもし、あの時ショートを守れないと回答していれば、セガサミーへ入社すらなかっただろう。この嘘が宮﨑選手の人生の分かれ道になった。

4.選手のチェックポイント

★変態打ち・芸術打ちとも称される、内外角打ち★

何といっても宮﨑選手は、バッティングセンスだろう。内角は、どれだけ窮屈でも左肘をたたんで、右足の回転だけで、引っ張り、ヒットやホームランできる力をもっており、外角は、球を限りなく引き付けて、流し打ちで鋭い打球を放つことができる。長打力も兼ね備えており、2016年以降4年連続で2桁本塁打も記録している。また、12球団1三振する確率が低い打者というデータも出ているほど、三振をしない。相手投手からすれば、かなりかなり嫌な打者だろう。2017年には、併殺打23とリーグワーストを記録しているが、宮﨑選手のミート力が高く、早い打球が多く、足が遅いため、併殺打率が上がっているからだろう。これは、致し方ないと感じている。

★守備範囲は狭いが、球際のさばき、スローイングは◎★

入団時には、何かと守備面でミスプレーで起こし、2軍落ちも経験したが、守備練習を徹底し、ぐんぐん守備力をあげていき、2018年にゴールデングラブ賞を受賞するほどに成長。努力の賜物といえるだろう。三塁線に抜ける打球の逆シングルや、スローイングは非常に安定しており、打撃・守備ともに素晴らしい三塁手である。

5.現在の立ち位置と起用方法

堂々たる、三塁手のレギュラーである。今年は5番での起用が多いが、2番・3番・6番を打つこともある。個人的には、5番で良いと思っている。2番は、併殺打が多いため、チャンスを潰すリスクが高い。3番は、ソト選手の起用が理想的。6番は、上位打線に厚みを持たすことができないからだ。(現状で話をしており、オースティン選手やロペス選手が戻れば、6番の起用は◎である。)4番佐野選手と高打率の選手をおくことで、打線が、線になる確率も高いと思っている。もちろん正解はないが、現在の理想だろう。だからこそ、ラミレス監督のスタメンには、大きく議論を呈することはない。32歳と、ベテランの域にきている宮﨑選手のため、休養を挟みながらの起用で良い。大和選手も同様の起用になっており、良いと思っている。宮﨑選手の後釜候補として、伊藤裕選手、知野選手、田部選手などが有力であり、しっかり2軍で経験を積んで、いざという時にそのまま入れるようにしたい

6.まとめ

ミスターベイスターズとして、不動の三塁手としての活躍を!

ハマのプーさんといわれ、ファンフェスティバルにもプーさんのコスプレで登場するなど、本人も認めており、ファンから愛される選手である。球場にいけば、たくさんのプーさん人形が持ち込まれている。そして、梶谷選手と仲が良いことも有名だ。他の選手ともまんべんなく接しているイメージで、おそらく、チームメイトからも愛される選手なんだろうなと感じている。将来は、ベイスターズの指導者として残るかどうかにも注目している。

本日は、宮﨑敏郎選手を紹介しました!

次回は、細川成也選手を紹介します!!!!!

次回もお楽しみに^^

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^