見出し画像

ベイスターズ2020年選手名鑑 レミー・コルデロ 背番号107「目指せモイネロ2世。来年は確実なステップアップが求められる勝負年」

おはようございます。なべマガジンです。

今回は、背番号107 レミー・コルデロ選手です!!!!

https://www.youtube.com/watch?v=CXlQn7mamyg

1.経歴

ドミニカ共和国出身 2014年にダイヤモンドバックスと外野手としてマイナー契約。2015年にはルーキーリーグで46試合に外野手として出場し打率.196、1本塁打。2016年に投手転向し16試合に投げ、11回2/3で21四球、防御率11.57の成績を残した。その後、ドミニカ共和国の独立リーグで野球をしていた。2019年1月に、ベイスターズの入団テストを受けて合格。8月には、独立リーグの信濃グランセローズに派遣された。4試合3.2回被安打6四球7奪三振5防御率9.82を記録。2020年には、神奈川フューチャードリームスへ派遣され、15試合15回被安打15四球8奪三振10防御率4.80を記録している。まだ22歳と若く。日本人選手でいわば、高卒の育成選手と成績については、大きくは変わらない。

2.ベイスターズの獲得理由

これからのベイスターズの育成戦略の一環と思われます。広島カープは、独自にドミニカ共和国にカープアカデミーという自前の育成機関をもっており、もちろん、ベイスターズがベイスターズアカデミーを作ることは無いと思いますが、毎年育成候補の選手をテストまたは獲得し、国内で自前の選手育成を考えているだろう。昨年も、ディアス投手・デラロサ内野手を獲得おり、今オフも育成でシャッケルフォード投手(支配下登録前提だが)やコルデロ投手(右腕 Wコルデロなるか・・・)を獲得しており、戦略は明白である。じゃあどの球団も同じことをやればいいと思われるかもしれませんが、これは、神奈川フューチャードリームスの誕生が大きく影響しており、2軍・3軍選手の実践機会の確保ができるかどうかが最優先事項だ。そのため、中長期的なチーム作りとして、22~28歳で1軍で活躍できる選手を育てることは、日本人選手だけでなく、外国人選手も重要なポイントになってくるだろう。

3.選手のチェックポイント

★190CM、長い腕から投げおろすストレートとスライダー★

表団に例えとしてモイネロ2世と考えておりますが、左のセットアッパーとして1軍で活躍して欲しいという願いから書いております。(タイプ的には違うので)

長身から投げおろすストレートは、140キロ~150キロ。平均は、140キロ中盤と思われます。加えてスライダーとチェンジアップですが、ほとんどがスライダーである。現在見る限り、好不調の波が激しい。(これは、ポテンシャルの高い選手にはよくあることである)制球難で苦しむ場面が多くみられるが、その中でも右打者の内角に150キロ越えのストレートや135キロの速いスライダーをばしっと決める場面もある。安定して投球できれば・・・とワクワクする選手だ。しかしながら、まだまだ育成段階。クイックやストレート・変化球と分かりやすいフォーム(腕の振り)など課題は多い。ここ2年で大きな成長が見えていないため、来年は何かしらの確実な成長(成績向上)を見せたい。

4.現在の立ち位置と起用方法

2軍、独立リーグでの中継ぎ登板なり、1.2回の登板が主である。おそらく来年以降も同様である。支配下登録へは、まだ厳しい。もう少し下半身を強化(大きく)して安定感のある投球を身につけたいところだ。目指すは、常時150キロのストレートとスライダー・チェンジアップで奪三振能力の高い左のセットアッパーである(投球スタイルは、モイネロ2世。モイネロ選手はカーブですが)

5.まとめ

下半身強化を徹底し、制球力の安定を。同時にストレートの平均球速アップで、エスコバーの後釜を狙いたい。

今回は、レミー・コルデロ選手を紹介しました。

次回は、背番号108 フランディー・デラロサ選手を紹介します!!!

次回もお楽しみに^^

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^