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ベイスターズ2020年選手名鑑 細川成也 背番号52「年々成長を続ける将来の和製大砲。克服すべき重要ポイントは?」

こんばんは、なべマガジンです。

本日は、背番号52 細川成也選手を紹介します!!!

1.経歴

神奈川県出身(出生後茨城県へ引っ越し)明秀日立高校から2016年ドラフト5位で横浜DeNAベイスターズに入団しました。中学時代から身体能力の高さを発揮。野球部に所属するも、陸上部でやり投げ選手として全国2位の記録を残してJOCから誘いがあるも、高校入学も野球を継続している。甲子園出場無いが、高校通算63本塁打を記録、投手として146キロを計測しており、ドラフト時は、投手としても注目されていた選手である。

2.ベイスターズの指名理由

将来の和製大砲の獲得である。とにかく飛ばす力では、当時のドラフト候補でナンバー1であったことは、間違いないだろう。よく、5位まで残っていたという感じで、ドラフト会議を見ていたことを鮮明に覚えています。白崎選手や宮﨑選手は、大学・社会人卒であるが、高卒でのスラッガータイプの選手は、筒香選手以来。まさに目指すは、筒香嘉智2世。本人も憧れの選手と語っている。野手の育成には定評のあるベイスターズで、将来の4番候補として、入団以降、期待され続けている

3.選手のチェックポイント

★年々成長しているが、大きな飛躍までもう少し★

1年目2本塁打(2試合)、2年目1本塁打(11試合)、3年目1本塁打(36試合)と試合は増加傾向にあり、毎年本塁打を1軍で記録いる。高卒の選手としては、素晴らしい。2軍でも毎年4番を任されており、筒香選手同様、英才教育されている1人だ。成長している点について、触れていきます。

高卒時、ボクサーのような体つきで、すでに高校生離れした体格だったが、入団後も着実に体つきは大きくなってきています。そして、タイミングの取り方と選球眼は、確実に成長していると言えるでしょう。入団時は、1.2の3という感じで、タイミングを崩されると三振を喫することが多かったですが、投手との対戦回数が増えるにつれ、しっかりと自分のバッティングのタイミングを取れてきているように感じます。そのため、変化球への対応も良くなっています。選球眼も◎1軍レベルの投手でも際どい球の見極めがしっかりできるようになりました。結果は大きく飛躍していないですが、彼が年々成長している何よりの証だと思います。しかしながら、克服すべき重要なポイントがあります。それは、スイング軌道です。一言でいえば、まだスイングが「点」になっており、「線」になっていないということです。球に対して、「点」よりも「線」になるようなスイング軌道であることが理想とされています。徐々に修正はされており、「線」への兆しは見えていますが、まだスイング軌道においては、ぎこちなさを感じており、1軍レベルの投手になると、ヒット性の打球を打つことが難しい状況である。

※あくまでも筆者個人目線の主観です。技術的根拠はありませんので、参考程度にご覧ください。

★芯に当たった時の飛距離は、半端じゃない★

これは、2019年6月19日に筆者が、親子ゲーム観戦で、11時からの西武戦をバックネット裏で見ていた時です。細川選手は、その日2本塁打を放ちました。1本は、バックスクリーン直撃弾。2本目は、左中間の照明下を通過した場外ホームランでした。あまりの飛距離に驚愕したことを今でも鮮明に覚えています。そんなに大振りをしない中でも、この飛距離を飛ばせる選手は早々いない。数年後には、クリーンアップを打っていて欲しいなと思いましたし、皆さんも同じことを思っていると思います。

4.現在の立ち位置と起用方法

ラミレス監督も期待しているため、相変わらず1軍起用があるものの、オースティン選手や1軍外野手枠の兼ね合いになり、1.2軍を行ったり来たりするシーズンである。2軍では、入団時から4番を任されており、シーズン当初は、タイミングの取り方を忘れてしまっているほど、重症だったが、現在では、修正され2軍で結果を残し続けている。また、最大のライバルはルーキーの蝦名達夫選手だろう。同様にラミレス監督に期待されており、細川選手よりもミート力が高く、争いが続いている。細かく言えばタイプは若干違うものの、「右打ちの若手外野手」として同じポジションのため、1軍枠争いを今後も続けることになるだろう。桑原選手も不振で2軍落ちになっており、仮に復調すれば優先的に昇格されるだろう。すでに4年目のため、若手といいながら、結果が求められる年齢になってきた。大きく飛躍するきっかけをつかんで、レギュラー奪取を目指して欲しい。(3年以内が理想)

5.まとめ

結果ではみえないが、確実に年々成長している。飛躍のきっかけをつかみ、横浜の和製大砲へ!

本当に「ポテンシャル」という言葉が似合う選手だと思います。パワーは球団でもベスト3に確実に入ると思います。飛距離は天性のものとよく言われるように、中々真似できることではありません。いつか1軍の舞台で細川選手の場外ホームランを見たい!!!と思いながら毎打席期待する筆者でした。

本日は、細川成也選手を紹介しました!

次回は、背番号53 パットン選手を紹介します!!!!!

次回もお楽しみに^^

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