見出し画像

ベイスターズ2020年選手名鑑 飯塚悟史 背番号30「OB谷繫氏推薦の期待選手。1軍定着のための起用方法とは?」

こんばんは、なべマガジンです。

プロ野球開幕まで、後2日!!!

選手名鑑シリーズも加速していきます^^

本日は、背番号30 飯塚悟史選手です!!!

1.経歴

新潟県出身 日本文理高校から2014年ドラフト7位で横浜DeNAベイスターズに入団しました。高校時代、1年秋からエースナンバー「1」を背負い、2年夏、3年春、3年夏と3連続甲子園出場。最高は3年夏のベスト4。高校通算15本塁打と打撃でも注目の選手だった。名門日本文理のエース、甲子園連続出場から、投打ともに評価が高く、将来のエース候補として、3.4位までに消える可能性が高いといわれていた

2.ベイスターズの指名理由

投手陣強化が最優先だったベイスターズ。上位指名は、即戦力投手でほぼ固定されていた。2014年も1位で山﨑康晃、2位で石田健大を指名。4位で左腕の福地元春(引退)を指名。そこにきて7位(ベイスターズの最下位指名)での指名なった。理由としては、2つの可能性があげられる。1つ目は、7位まで残っていたこと。1.でも記載したように投打ともにポテンシャルの高さを発揮していた選手であり、リストアップしていたものの、各球団支配下指名までは至らなかった為、ベイスターズは、高卒であり契約金、年俸も抑えることができ、3年以内に支配下でも通用すると判断しての指名だろう。2つ目は、高卒選手の育成のスタートだ。2011年TBS政権最後のドラフトで、1位に北方悠誠、6位 佐村トラヴィス幹久、8位 古村徹、9位 伊藤拓郎と乱獲したものの、4人とも目が出ない状況であり、即戦力投手を指名しつつも高卒投手を本格的に育成するフェーズに入ったと判断できる。実際に、以降の2015年~2019年のドラフト毎年高卒投手を指名している。

3.選手のチェックポイント

★制球力の高さとフォークの落差★

入団から主に先発として登板してきた飯塚投手。ストレートは平均で140キロ前後、スライダー・カットボールやカーブそして、大きな落差のフォークボール武器にしており、球種だけなら井納投手と似たような投手である。飯塚投手は、制球力の高い投手と思っている。それはなぜか?ボール球も際どいボール球が多いからだ。明らかなボール球で四球を出すのではく、フルカウントから際どい球をボールと判断される四球が多い様に感じられる。だからこそ、制球力は高い方だと思っている。投球をみる限り、飯塚投手があえて際どい所を狙って投げているのは、球威がある方ではないので、当然のことだが、もう少しアバウトにストライクゾーンで勝負してほしいと感じている。

4.現在の立ち位置と起用方法

先発候補として調整を続けてきたが、ここ数年、中継ぎでの起用も増えてきた。理由としては、2.でも記載したように、毎年のように高卒投手を指名して、その選手の積極起用(阪口・京山・中川・宮城など)があげられる。しかしながら、これが彼の成長に繋がると考える。2019年春季キャンプにて、OBの谷繫氏は、飯塚投手の成長を絶賛。身体も大きくなり、球に力強さについてきており、イチ押し選手とコメントしていた。実際に、中継ぎでの短いイニングでは、140キロ後半を連発し、先発時よりも球のキレも増している様に感じられる。そのため、多少のコントロールミスも気にせず、ストライクゾーン付近で制球力の高さを発揮できれば、抑えられる確率もぐっと上がるはずだ。落差の大きいフォークはいきなり打てるものではない。現在は、1軍も中継ぎ陣が充実しているため、即1軍とはいかないが、2軍での結果次第では、昇格可能性は高い。先発も経験しているため、いざという時に重宝できる。

5.まとめ

中継ぎで本領発揮。2軍で結果の残し、虎視眈々と1軍枠を狙う。制球力は高いので、ギリギリのコースを追い求めず、思い切った投球を。

飯塚投手は制球力が高い投手です。制球力が高い投手と言えば、OBの三浦大輔投手。本人も意識して、将来のエースを嘱望されてました。しかしながら、先発でのチャンスを掴むことができなかった今、中継ぎで可能性を秘めた投球を続けてくれています。毎年期待されながらもまだ1軍定着できていない選手なので、今年こそという思いは、人一倍強いはず。そして、そして5年の遠距離恋愛を実らせ、沖縄県の歌手「かーなー」さんと結婚!!!非常におめでたいニュースで今シーズンをスタートさせる、そんな飯塚投手を今年も、注目していきましょう!!!

今回は、飯塚悟史選手を紹介致しました。

次回は、柴田竜拓選手を紹介します^^

次回もお楽しみに~~~

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^