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ベイスターズ2020年選手名鑑 笠井崇正 背番号94「育成から這い上がった文武両道の星☆」

こんばんは、なべマガジンです。

選手名鑑シリーズを完成に向けて進めていきます!!!

今回は、背番号94 笠井崇正選手です!!!!

1.経歴

北海道出身 旭川西高校-早稲田大学在学中に信濃グランセローズへ入団。2016年育成ドラフト1位で、横浜DeNAベイスターズに入団しました。高校時代、甲子園出場無し。早稲田大学へは、一般入試でスポーツ科学部に進学するほど、地頭が良い選手である。しかしながら、硬式野球部入部わずか2日で退部。退部後も学内の硬式野球サークルで野球を続け、趣味の範囲で野球を続ける一方、大学の研究では、投球フォームを研究を行ったことで野球人生を大きく変えることになる。大学3年時の2015年に登板した旭川西高校のOB戦で141km/hをマークし、中日OBの谷沢健一の勧めから、独立リーグのBCリーグのトライアウトを受験した。すると、ストレートで最速146km/hを計測し、翌12月のBCリーグドラフト会議で、信濃グランセローズから2巡目で指名を受けることになった。そのため、早稲田大学に在籍したまま入団する形となった。大学4年時に、35試合に登板。3勝防御率2.43と結果を残すとともに最速151キロを記録したことが、プロへ入るきっかけとなった。入団1年目から中継ぎとして積極的に起用され、25試合3勝3敗2セーブ、防御率3.72を記録。オフには、アジアウインターリーグへ派遣され10試合無失点の好成績を残した。そして2年目のキャンプ前に支配下登録を勝ち取った。2018年(2年目)も2軍で24試合に登板し防御率3.91をマークし、シーズン終盤には、1軍登板も経験。2019年(3年目)には、オープン戦でも結果残し、開幕1軍を勝ち取った。ロングリリーフを中心に16試合に登板。飛躍のきっかけとなるシーズンとなり、オフには、今永らとともにオーストラリアリーグへ派遣されて経験を積んだ。

2.ベイスターズの獲得理由

中継ぎ補強になるだろう。育成契約ながら、結果次第で、即1軍戦力レベルとして指名したと思われる。1年目は体力面の不安を指摘され、見送りになったが、2年目にはすぐに支配下登録を勝ち取っており、元々能力は高い選手であることがわかる。シーズンを戦い抜くためには、1.2軍でブルペン陣を揃えておかなければならない。笠井選手にはその一端を担って欲しいと考えているだろう。

3.選手のチェックポイント

★小さいテイクバックからびゅっと投げる独特のフォーム★

最速150キロ越えのストレートと独特の軌道のスライダー・カーブやチェンジアップを武器にする投手だ。個人的に調子の良し悪しがはっきり登板に出る選手と感じており、1人目を投げればだいたいその日の調子が分かってしまうレベルだ。良い時は、ストライク先行でテンポ良く投げ込む印象だが、悪い時は、とにかく制球難が目立つ。だからこそ起用が難しい選手であると感じている。もう少し、投球の中で、調整できる能力が身についてこれば、1軍戦力として期待できそうな選手だ。

4.現在の立ち位置と起用方法

1軍では、ビハインドゲームでのロングリリーフを含む中継ぎ登板。2軍では、9回を投げたり、重要な場面で登板するケースもある。ストレート・変化球ともに良いものを持っている選手であることは、確かである。しかしながら、育成契約であること、年齢も26歳ということもあり、毎年勝負の年が続くだろう。最低でも1軍登板を続けないと、来オフ(2021年)には、戦力外通告も受けかねない。2020年も十分なアピールができておらず、2021年は、勝負の年になりそうだ。

5.まとめ

投球の中で、調子の良し悪しを調整する力をつけ、1軍ブルペン争いに食い込めるか。とにかく1軍登板での結果を残したい。

今回は、笠井崇正選手を紹介しました。

次回は、背番号99 ネフタリ・ソト選手を紹介します!!!

次回もお楽しみに^^

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^