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ベイスターズ2020年選手名鑑 進藤拓也 背番号43「剛腕サイドスロー。今年はモデルチェンジで制球難克服か?」

こんにちは、なべマガジンです。

ベイスターズも波にのってきました。左腕王国と言われておりましたが、

現在の先発ローテーションは、

今永・濱口・上茶谷・井納・大貫・平良と

4人もの右腕がローテション入り。上茶谷はまだ勝ちがついて

いないので、来週には必ず勝ち星をあげてほしいですね。

さて、選手名鑑シリーズは、背番号43 進藤拓也選手です!!!

1.経歴

秋田県出身 西仙北高校-横浜商大-JR東日本から2016年ドラフト8位で、横浜DeNAベイスターズに入団しました。横浜商大時代に、右肩を痛め成績を残すことができなかったが、150キロ越えのストレートが注目された。JR東日本入社後、MAX153キロを記録。制球難からサイドスローに転向し、腕と足を高く上げる変則モーションから力強い球を投げる投手として、ドラフト候補になり、ベイスターズに指名を受ける。入団後も、制球難に苦しみ、2017年、2019年に1軍のマウンドを経験するも、制球難を克服することができず、2軍での調整が続いている。1軍では、ビハインドでの中継ぎ起用が多いが、ブルペンデーとして先発としても起用されている。

2.ベイスターズの指名理由

即戦力の中継ぎ補充として、身長186CM体重90Kgという大きな身体を使ったダイナミックな投球に加えて、変則モーションのパワーピッチャーという点が希少な投手である。中継ぎ投手は、毎年決まって活躍できる選手は少ない。活躍すればするほど、登板過多になり、怪我に繋がるケースが多いため、どの球団も中継ぎの整備は必須であり、難しいポイントでもある。2016年ドラフトでは、6位で尾仲投手(現阪神)を指名しているが、どちらかというと先発に近いタイプの投手であり、リリーフタイプは、唯一の指名だった。しかしながら、8位という指名ということは、残っていれば指名しようというリストアップだった可能性が高い

3.チェックポイント

★150キロ前後のストレートと浮いて曲がるスライダー★

ストレートの力強さはもちろんのこと、独特の軌道で浮いてみえるように曲がるスライダーは、進藤選手ならではの持ち球だろう。1番の特徴である。フォークやカーブも操り、フォークの落差はそれなりにある投手であり、球速も140キロ近いフォークである。そして、適度に荒れている球になっており、右バッターのインコースにシュート気味に流れる球も有効である。コントロールが良ければ、中々打ちづらい投手だと思うが、何度も記載しているように、制球難を克服できておらず、カウントを悪くし、四球を出したり、カウントを取りにいく甘い球を痛打されるケースが目立っている

★今年は投球をモデルチェンジか??★

昨年までは、明らかに力を入れながら腕を振るような投球だったが、今年は投球時にグラブをポンとたたいてワンポイントおいてから、身体の流れを重要視した投球フォームにモデルチェンジしているようだ。ストレートの球速は若干落ちているもの、その分制球は少しずつ安定するようになっており、成長がうかがえる。

4.現在の立ち位置&起用方法

2軍での8.9回での投球が続いており、同じサイドスローに三上投手がおり、名実ともに、劣っている現状のため、三上投手が1軍にいる限り昇格は難しいだろう。しかしながら、三上投手も本調子でないシーンも目立つ。2軍での成績次第では、昇格の可能性があるので、制球難を克服し、1軍での投球に備えたい。制球難さえ克服できれば、非常に面白い投手に化ける可能性も秘めているだろう。もちろん中継ぎになるが、三振が欲しい場面や外国人打者へのワンポイントでの起用をオススメしたい。

5.まとめ

一も二にも制球難の克服。変則投手として自分の立場を確立させる投球をみせたい。

乱視がひどいため、ゴーグルを付けて登板する投手でもあり、ルーキーイーヤーから注目された。1軍通算17試合の登板にとどまっており、初勝利もまだである。今年はブルペンの投手も1.2枠多い状況のため、何とか昇格にこぎつけて、実力を発揮したいところだ。

本日は、進藤拓也投手をご紹介しました!

次回は、ベイスターズ3代目キャプテン佐野恵太選手を紹介します!!!

お楽しみに!!!

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