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ベイスターズ2020年選手名鑑 砂田毅樹 背番号47「巨人OB阿部慎之助が苦手し、絶賛したサウスポー。再起を図る方法とは?」

こんばんは、なべマガジンです。

1週間ぶりの更新になります。もう少し更新頻度を上げていきます!

引き続きよろしくお願いいたします^^

本日は、背番号47 砂田毅樹選手です!!!

1.経歴

北海道出身 明桜高校から2013年育成ドラフト1位で、横浜DeNAベイスターズに入団しました。高校時代は、甲子園出場無し。

2014年は、2軍で2勝をあげる。2015年6月に支配下登録へ背番号111→68へ変更。先発として、7月には、初勝利をあげる。19歳11ヶ月で、育成出身投手による一軍公式戦の勝利では史上最年少の記録で、10代の育成出身投手による公式戦の勝利は史上初の記録であった。最終的に3勝をあげて、シーズンオフに背番号68→47へ変更。

2016年は、開幕当初は、先発ローテーションに入るも、結果を残せず、1軍2軍を往復するが、9月~中継ぎへ転向。この転向が彼の人生を大きく変えることになる。クライマックスも活躍し、ファイナルステージ進出の立役者になった。2017年は、開幕からブルペン待機。コンスタントに登板を重ね、チーム2位の62試合に登板。通算防御率は4.12にとどまり、1勝しか挙げられなかったものの、チーム3位(左腕投手ではチームトップ)の26ホールドポイントを記録している。日本シリーズでも、6試合中5試合に登板するなど、左のセットアッパーの地位を確立した。

2018年も、2017年に続き左のセットアッパーとして活躍。一ムトップ(リーグ3位)の70試合に登板。0勝2敗ながらチーム3位の24ホールドを挙げ、防御率を3.61にした。しかしながら2019年は、登板過多による不調もあってか、1軍は、19試合にとどまり、防御率も5.11。2軍では、28試合で防御率0.93をマークするも、過去2年を下回る実績になってしまった。

2.ベイスターズの指名理由

中長期的な、左腕投手の育成である。投手については、大卒・社会人卒の即戦力投手を指名傾向が強いベイスターズだが、砂田投手は、将来性を嘱望され指名されたのだろう。この指名はかなり珍しく、過去育成選手で獲得した高卒左腕は、意外にも砂田投手ただ1人なのである。2年目に支配下登録は嬉しい誤算で、同じ様な指名が続くと思われたが、支配下指名で2017年5位の櫻井投手の指名だけになっており、大卒・社会人卒が中心の指名だ。よって、ベイスターズは、高卒左腕の獲得は渋いということが分かっている

3.チェックポイント

★阿部慎之助が恐れるインステップからのストレートとスライダー★

テレビ朝日で放送された、SMAP中居さんの番組「俺の侍ジャパン」で、阿部慎之助選手自身が、砂田投手を指名するほど、絶賛し、対戦したくない投手と語っている。インステップからインコースに食い込むストレート・スライダーを投げ分けられることが、1番の特徴といえる。左打者は、かなり打ちづらいのだろう。2018年には、フォークを取得。2019年からは、右打者に対して、シンカー(スクリュー)も投げるようになった。緩いカーブも時折おりまぜ、球種は申し分無いが、2017.2018年の登板過多の影響か、ボールのキレは、ストレート・変化球ともに年々落ちているように感じる。しかしながら、コントロールは悪くないし、2軍では、ほとんどの場面で抑えている。

4.現在の立ち位置と起用方法

2軍での中継ぎ登板が続いている。1軍ブルペン左腕が、石田・エスコバー投手が君臨している中、昇格が厳しい現状になっている。加えて、先発調整が続いていた櫻井投手もここにきて中継ぎ調整の可能性が出てきた。ラミレス監督の期待が非常に高い櫻井投手が結果を残せば、砂田投手が同じ結果を残しても間違いなく、櫻井投手の昇格になるだろう。その違いは、不明だが、全盛期の砂田投手の投球を1番近くでみていたラミレス監督だからこそ、今の投球内容が満足いかないのだろう。球自体に力が無いと判断でもしていない限り、現状昇格が無いことは否定できない

そこで、個人的には、巨人の大江・中日の濱田や西武の小川のように、サイドスロー転向も視野に入れても良いと思う。自分の役割を確立させることで、1軍での登板機会が得られるのであれば、徹底的な「左キラー」を目指しても良いと思っている。なぜならば、1軍登板できなければ意味が無いからだ。もちろん、今のスリークォーターのフォームのまま、今年1軍で起用してほしいが、先ほども述べたように、昇格が厳しいのであれば、思いきった転向も一つの選択肢と言えよう。

5.まとめ

ブルペンの状況で、1軍昇格が見込めないのであれば、「左キラー」としての地位を確立するために、サイドスロー転向も視野に。

親族の不動産事件に巻き込まれたり、謎の隠し子報道をされたりと、世間に振り回されることが多くあった砂田投手。真意は分からないが、精神的な部分がピッチングにも影響しているのではないかと想像してしまう。2019年には、元レースクイーンの美女と結婚し、幸せな家庭を築いていると思いますので、今後は、世間の声を気にせず、1軍で活躍する姿をまた見たいと願っています。

本日は、砂田毅樹選手を紹介しました!

次回は、背番号48 京山将弥選手を紹介します!!!

お楽しみに!!!

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