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ベイスターズ2020年選手名鑑 ジョフレック・ディアス 背番号109「エスコバー2世誕生なるか?未知数の剛腕ピッチャー」

こんばんは、なべマガジンです。

今回は、背番号109 ジョフレック・ディアス選手です!!!

1.経歴

ドミニカ共和国出身 2019年11月に進藤達哉編成部長が直接視察した、横浜DeNAベイスターズのトライアウトに合格し、フランディー・デラロサ選手とともに育成選手契約。2020年は、神奈川フューチャードリームスに派遣され、19試合(内先発2試合)20.2回 被安打10 与四球21 奪三振23 防御率2.18を記録。2軍では、13試合13.2回 被安打12 与四球22 奪三振10 防御率7.90。独立リーグでは、四球でランナーを出すものの、ランナーを返さないピンチに強い投球が光った

2.ベイスターズの獲得理由

何度も記載しておりますが、中長期的なチーム作りの上で、ポテンシャルの高い外国人選手の囲い込みである。若い内に、日本へ来日して充実したトレーニング環境、実践を積むことで、1軍への戦力強化を図ることを目的としています。ディアス選手は、21歳と若いながらも191cm93kgとガッチリとした体格から150キロを越えるストレートを投げ込める投手(常時ではない、平均は145キロ前後)で、まだまだ成長過程の選手。覚醒次第では、エスコバー投手のように、160キロ越えも夢ではないかもしれない。次世代のブルペン陣を担いたい選手だ。

3.選手のチェックポイント

★育成2年目の左腕コルデロよりも支配下登録の可能性が高いかも?★

球種は、スライダーをメインに使い、落ちる球を操るオーソドックスな投手だ。エスコバー投手に投球フォームが似ているが、腕の振りや角度に違いがあり、ディアス投手の方が、エスコバー投手よりも腕の位置は高い。投球の溜めが浅く、エスコバー投手のような、若干トルネード気味のフォームからの強い腕の振りはまだ感じられない。スピードの差は、そこから出ているのかもしれない。しかしながら、コルデロ投手同様、制球難を露呈しているものの、四球の内容は、悪くないものも多い。つまり、コルデロ投手より、コントロールは良く、まとまりを感じさせる。伸び代の部分では、コルデロ投手に軍配が上がるが、即戦力性が高いのは、ディアス投手だろう。

4.現在の立ち位置と起用方法

神奈川フューチャードリームスに派遣され経験を積み、オフはフェニックスリーグでも登板している。2021年は、引き続き中継ぎ登板になるだろう。先日獲得を発表した右腕コルデロ投手、育成3年目に入る左腕コルデロ投手とセットアッパー争いを演じて欲しいところだ。もしかすると、今年に続き、実践経験を積ませるため、神奈川フューチャードリームスに派遣される可能性もあるだろう。いずれにせよ、まだ若いため、25歳までに成長の証である結果を残したい。常時150キロ越えのストレートを投げられるようになること。決め球を作ることが、支配下登録への必須条件だ。

5.まとめ

1年目からポテンシャルの高さは発揮できている。全ての部分でレベルアップが必要だが、支配下登録の可能性は秘めている選手。第二のエスコバー投手の枠を目指したい。

今回は、ジョフレック・ディアス選手を紹介しました。

次回は2020年選手名鑑シリーズ最後の選手、背番号046 田中健二朗選手を紹介します!!!

次回もお楽しみに^^

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