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ベイスターズ2020年選手名鑑 中川虎大 背番号93「高校1年生から投手転向。この1年で急成長!最高のストレートを武器に初勝利なるか」

こんばんは、なべマガジンです。

ドラフトや戦力外についての記事から少しお休みしておりましたが、シーズンももう少しで終了のため、選手名鑑も完成させていきます。

本日は、背番号93 中川虎大選手を紹介します!!!

1.経歴

和歌山県出身 箕島高校から2017年育成ドラフト1位で、横浜DeNAベイスターズに入団しました。中学時代は、シニアに所属し、1年時に肘を痛めており、4番サードでレギュラーだった。2年冬に「遊びたくなった」という理由で、野球を離れていたが、3年夏の甲子園予選を観戦し、野球熱が再燃。高校入学後から投手転向を志願し、2年秋からエースの座を掴んだ。149キロのストレートを計測するようになり、スカウトに注目される。潜在能力を買われて、育成ドラフトでの指名になった。ベイスターズ入団後は、1年目から2軍ローテション投手として5勝5敗防御率5.00を記録。高卒1年目から、かつ育成選手でこの成績は十分すぎる実績である。2年目(2019年)には、前半戦だけで13試合に登板し、8勝防御率2.00と好成績をマークし、フレッシュオールスターにも出場。3日後には、支配下登録を勝ち取った。1軍では、先発1試合を含む3試合の出場で1敗という結果だったが、2軍では、規定投球回をクリアし11勝、防御率2.25を記録し、飛躍のきっかけを作った。

2.ベイスターズの指名理由

高卒育成枠での本格派投手の育成だろう。ベイスターズは、本格派(常時ストレート150キロ前後を投げストレートで三振を取れる投手)が、万年少ない球団である。今永も本格派に近い投手であるが、右腕ではほとんどいない。(三嶋は先発だったが、中継ぎ転向)高卒では、阪口・京山・飯塚・浅田と将来のエース候補の育成を積極的に行っている中で、投手経験が浅く、まだまだ成長過程であり、エースになれる可能性があるという理由で指名に至っているだろう。

3.選手のチェックポイント

★年々大きくなる下半身とストレートの球威・スピード★

中川の成長で1番良く分かるのが、下半身だ。2019年と比べて2020年は、一回りと言っても過言ではないほど、大きくなったことが分かる。活躍する多くの投手は、下半身がしっかりしている。投球に大きく影響する身体の一部だ。一回りも大きくなった下半身で投げるストレートは、150キロを越え最速153キロを記録した。加えて大きなナックルカーブ?とカットボール・フォークを操る投手で、球種は多くないもの、空振りをとれる球も持っており、先発として非常に楽しみな選手である。特にストレートは、球威を非常に感じる。球威だけでいえば、阪口や京山が投げる150キロ越えのストレートよりも上だろう。この3人の中で、京山選手が実績で一歩リードしてるものの、阪口・中川も大きな期待を寄せる潜在能力を持っている選手達であることを忘れないで欲しい。3人ともコントロールに苦労しており、1軍定着まで、至っていないので、誰が1番早く制球難を克服するか見物である。

4.現在の立ち位置と起用方法

2軍ローテーション投手として今年も登板。実績経験を積んで、順調に成長している。シーズン終了までに1軍での先発登板か先発の早期降板からの中継ぎ登板もあるかもしれません。来シーズンには、入江投手が先発候補としてライバルに加わってくるので、ベイスターズの右腕ローテション争いが更に熾烈に!!!投手王国に向けて層もかなり厚くなってきてますので、ファンの楽しみは、増えるばかりですね。おそらく、来シーズンもまだ先発候補として優先順位は低いでしょうが、結果を出し続けていれば、1軍先発争いに食い込む選手になっているでしょう。

5.まとめ

空振りを取れる球威抜群のストレートを1軍で見たい。ローテーション候補としてまだ優先順位は低いものの、成長著しい逸材である。若手右腕との競争が楽しみの一つである。

今回は、中川虎大選手を紹介しました。

次回は、背番号94 笠井崇正選手を紹介します!!!

次回もお楽しみに^^

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^