空を見上げて 15話
2回戦が終了した後。
日奈:絢音!
絢音:え?日奈さんに眞衣さん。なんで?
眞衣:そりゃ自分達の子どもが絢音にお世話になってるからね!
絢音:もしかして○○君と咲月ちゃんはお2人の息子さんと娘さんですか?
日奈:そうだよ!絢音の事は聞いてるよ。絢音、あの時は本当にごめんね。私たちのせいで。
絢音:いえ、あれは私の調整が甘かったからです。それに私は2人のせいで怪我をしたなんて思ってないので!むしろ、お2人のおかげでこうやって指導者としてここに立っているんです!
眞衣:あなたは本当に強い子ね!この先もっと優れた指導者になるわね!
絢音:はい!そのつもりです!
日奈:絢音。○○を宜しくね!
絢音:はい!私が○○君を最高のピッチャーに育てて見せます!
日奈:ありがとう!
そして、2回戦が終わり○○と咲月が家に帰ると。
??:お〜2人とも帰ってきたか!
○○:なんか、久々な感じですね。真佑さん!
菅原真佑 咲月の姉、史緒里の同級生であり親友!頭が悪く常に赤点ギリギリ
真佑:最近は補習で帰りが遅かったからね!そんな事より野球部、また勝ったんだってね!史緒里ちゃんが自慢してたよ!私の○○は凄いんだって笑!本当にブラコンなんだから!
○○:本当ですね。
咲月:お姉ちゃん!さっきから○○と何の話してるの?
真佑:え〜○○君の事がだーいすきだよって話かな?
咲月:な、そそ、そうなの?
○○:真佑さん、嘘をつくのはよくないですよ!
真佑:はーい!
咲月:な、なんだ。嘘だったんだ!(よかった)
すると、真佑が咲月に話しかける。
真佑:大丈夫だよ。咲月のだーいすきな○○君のこと横取りなんてしないからね
咲月:あわわわ、べ、別に○○のこと好きなわけじゃないから。あの、その。
真佑:本当に私の妹は可愛いな😍!ほら〜咲月ギューしてあげる!ギュー
咲月:ちょっとお姉ちゃん!苦しいし、暑いよ!ちょっと○○みてないで助けてよ〜。
○○:…そういえば、そろそろ家に帰らなきゃ行けない時間だー帰ろー!
咲月:この薄情者〜
なんだろう。同じような光景を前にもみたような気がする。
それから数日後。
坂道高校は順当に勝ち上がり、ベスト4に入った!
○○:次はどこと当たるの?
史緒里:次の相手はこの後行われる試合の勝者だね!順当に行けば育英と当たるよ!
○○:なんか姉ちゃん久しぶりな感じがするけど。
史緒里:そう?○○の気のせいじゃない?
咲月:皆さん!さっき育英の試合が終わりました。
○○:どうせ育英のコールドだろ。
咲月:いや、それが育英が、5対0で負けました。
一同:は?嘘だろ。
隼人:咲月ちゃん、育英に勝った高校はどこなの?
咲月:育英に勝ったのは、
次回 王者である宮城育英を倒した高校とは?波乱の夏の大会、運命の準決勝が始まる!
続く
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?