空を見上げて 5話
○○:すげーあの監督あんな細かい所まで見ていたのかよ。
○○は帰りに絢音に渡されたノートを自分の部屋で見ていた。
○○:フォームの癖についてや投げる瞬間のリリースポイントに対するアドバイスまで、あの人いったい何者なんだろう。
咲月:凄いね。細かい所まで見てるよ。
○○:さりげなく俺の部屋に入ってるお前に恐怖を覚えるのだが、
咲月:いいじゃない幼馴染なんだしさ!○○のお母さんが一緒に夜ご飯食べようって誘ってくれし。
○○:そうでしたか、
史緒里:愛しの○○〜夜ご飯だよー!あ、咲月ちゃんも居たのね。
咲月:史緒里さん、いいじゃないですか!私と○○は幼馴染なんだし!
史緒里:○○は誰にも渡さんぞ!たとえ咲月ちゃんでもね!
咲月:相変わらずブラコンなんですね!そんなんじゃ○○に嫌われますよ〜
史緒里:な、くそ〜後輩のくせに生意気な。
咲月:後輩だろうと容赦しませんよ。
○○:、、、はー先にご飯食べてるから。
史・咲:待ってよ〜!○○〜
2人のマネージャーが睨み合ってる中でいつも通りに対応する○○だった。
部活動見学も最終日となった。あれから○○達以外に野球部に来る新入生はいなかったのだが、
??:すいません、野球部の練習見学させて下さい!
水口:もちろん!野球部人数少ないから入部も大歓迎だからね!名前は?
??:清水太陽です!宜しくお願いします。
水口:よろしくね!どこのポジション希望かな?
太陽:、すいません。僕今まで野球をやった事なくて。
水口:じゃあ初心者かな?
太陽:はい。
すると、そこに絢音がやってくる。
絢音:みんな、お疲れ様!この子は?
水口:入部希望者です!
太陽:清水太陽です!野球の経験がなくて、大丈夫でしょうか?
絢音:宜しくね!太陽君!未経験でも大歓迎よ!
○○:宜しくな太陽!
太陽:宜しく!
こうして野球部は3年生2人 2年生8人(史緒里を含む) 1年生6人(咲月を含む)となった。
絢音:はい、体験入部期間も終わったので今日から本格的な練習に入っていきます!あと、今日は私の友人がコーチとしてみんなに指導してくれます!
涼:誰だろうな?
○○:また女のコーチか?
絢音:○○君大当たりよ!今から来るのは女性コーチよ!一応実績もある子だから大丈夫よ!
○○:なら大丈夫なのか?
絢音:とりあえずランニングに準備運動、キャッチボールをしながら待ってますか。
部員達:はい!
史緒里:咲月ちゃん用具の準備しようか。
咲月:はい!
○○:太陽!俺たちと組もうぜ!
太陽:うん!
涼:お、なかなかいいボールだな。スローイングも綺麗だな。
○○:太陽は野球のセンスあるな。
太陽:ありがとう!
キャッチボールが終わったタイミングで。
??ごめーん絢音〜道に迷っちゃて。
絢音:大丈夫!ちょうどアップ終わった所だから。それより野球部のみんなに挨拶したら。
??:そうだね!宮城坂道高校野球部の諸君!初めまして!私がコーチをします!北野日奈子で〜す!
次回 太陽、北野コーチの指導で覚醒?そして春季大会が始まる!
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