空を見上げて　23話

夏の高校野球宮城県大会の決勝戦、古豪の東北西と今大会のダークホース宮城坂道高校の対決。東北西が4回に2点のリードを奪いますが、7回に坂道高校が1点を返す。更に8回にツーアウト1.2塁から7番の清水太陽君の逆転タイムリーで3対2と逆転に成功。そして9回のマウンドには今大会宮城坂道高校快進撃の立役者である1年生久保○○君。3人で打ち取りゲームセット！吹き荒れる坂道旋風で初の甲子園出場です！

野球部の帰りのバスの中では

涼:すげえな。どのテレビ局も今日の試合ばっかりだな。

隼人:○○の事や太陽についての特集もやってるぞ！

太陽:え？まじですか。嬉しいな〜

涼:あと、絢音監督の特集も。甲子園に女性監督ですからね。絢音監督かなりの美人ですからかなりの反響らしいですよ。なあ、○○！

○○:😴

涼:なんだ、寝てるのかよ。

史緒里:まあ、連投だったし家でもあまり寝れてないみたいだったから。今は寝かしてあげてね。

咲月:…

史緒里:おやおや試合中に○○に愛の告白をした咲月ちゃんどうしたのかな😏

咲月:え？そ、そんな愛の告白だなんて。私はその、

史緒里:まあ、あれのおかげで○○も立ち直ったしいいんじゃない笑。喧嘩するほど仲が良いって言うし。

試合終了後

○○:咲月！見たか！抑えてやったぞ！バーカバーカ！

咲月:な、なによ！私の喝がなければそのままKOされてたんだから私に感謝しなさいよ！バーカバーカ！

○○:は？バカはお前だろ！

咲月:そっちでしょ！

○○.咲月:ぐぬぬ。

史緒里:まあ、咲月ちゃん。これからも○○をよろしくね。

咲月:はい。

そしてバスは高校に到着した。

絢音:みんな本当にお疲れ様でした！今日から3日間はオフにします！全国で活躍出来るようにまずは、身体を休めて下さい。隼人君は組み合わせ抽選会もあるからね。

廉:お前、大阪学院とか横浜東洋とか初戦で引き当てるなよ笑

大寿:隼人さんのくじ運ならあるんだよな。

隼人:うるせーよ！

絢音:じゃあ今日は解散！

日奈:○○！史緒里！迎えに来たよ！咲月ちゃんも乗っていきな！

咲月:はい！

車内で。

史緒里:😴

咲月:ねえ、○○。さっきはあんな事言ったけど今日はナイスピッチング！

○○:…おう。ありがとうな！お前があの時に喝を入れてくれなかったらあのまま終わってたかもしれない。本当にありがとう😊！

咲月:私は○○の相棒だから！もっと○○の事をサポート出来るように頑張るから！

○○:おう！ありがとうな！

日奈:(本当にいい幼馴染に恵まれたね○○)

○○宅にて

璃果:お兄ちゃん！おかえり！咲月さんと史緒里ちゃんも！

史緒里:ただいま〜私眠いから先に寝るね。

咲月:○○、3日間オフだけどどうするの？

○○:うーん🧐。涼と渉は家族の用事あるらしいしな、怜馬も予定入ってるし。太陽が暇らしいから家に誘って遊ぼうかな？

咲月:じゃあさ、彩と美空ちゃんが遊びにくるから一緒に遊ぼうよ！

○○:いいぜ！太陽にも言っておくわ！

咲月:オッケー！じゃあ彩に連絡しておく！璃果ちゃんも一緒に遊ぼうね！

璃果:やったー！

彩:くうちゃん！明日○○さんと太陽さんも来るって！

美空:へ？太陽さんも？😃

彩:よかったね！😏

美空:べ、別にそんなこと。

彩:好きなくせに😚

美空:う、うるさい〜

次回　束の間の休日！いつもは天使のようなあの人の怖い一面が？そして新たな恋の予感？

続く