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FF7リバースが思い出させたあるゲーム(はんなりゲーム日記その4)

 これは製品版を手に入れてからのふりかえりになるんだけど、FF7リバースの体験版は、リメイクで手が届かなかった部分にがっつり手を入れたすばらしい出来だったです。体験版(DEMO版)で扱われているニブルヘイムの事件はFF7シリーズにとって象徴的な惨劇で、物語の重要なラインの起源のひとつ。お話し自体はたぶんファンの方の多くが知っていて、それがより高解像度で出てきたというところ。まさかのセフィロスが動かせるのもドキドキしました。

 ニブルヘイムの村に到着したセフィロス、クラウド一行は、少女時代のティファの案内で魔晄炉と呼ばれるこの世界の原子炉的な施設へ向かう。雄大な山道の風景とわくわくさせる音楽。障害になりそうな地形はパルクールアクションですいすい乗り越えながら、仲間たちと軽快に掛け合いするクラウド。このシーンに本作の魅力がぎゅっと詰まっているなと感じ嬉しい気持ちになった。

 そしてなんだろう、個人的にはFF15により近くなったなと感じたのでした。

 オープンワールド(フィールド)化して、移動しながら仲間との会話が楽しめる。音楽もよくてわくわくする。(それに連携技も)。ん、この感覚ってもしかして…

 そう、広大な世界をノクトと仲間たちが駆け抜けたあの感じに似ている(そしておそらく、この点にかけてはなお!FF15がリバースの先を行っている)。

 もちろんFF15が完璧なゲームだったとは言わないし、様々な経緯で本来のポテンシャルをうまく発揮できなかったゲームでもあると思う(発売当初のごたごたや、エピソード:ノクティスの中止は今でも悔やまれる)。それでもFF15の先駆性がもう一度評価されてもいいのではないかと思いつつ、目の前にあるFF7リバースをどきどきしながらプレイ(配信)したのでした。製品版へつづく。

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