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強くなるって何?

運よく2Pickレート杯に2回出られました。
2回とも全く歯が立ちませんでした。
強くなりたいなあと思った時に気づきました。
「強くなる」ってどうなったら強くなったことになんの?と。


自己紹介

2Pickチーム「OSH」に所属しているジャコウと申します。
22年8月に当時SHGに所属されていたかゆさん主催の「かゆ杯」に出たことで大会に出る楽しさを知り、今に至ります。
冒頭で述べた19期、20期の2Pickレート杯出場が主な実績です。

目的

まず、本ノートはこうやったら強くなるよ!という指南書ではありません。
あくまで来期以降、自分の取り組み方をまとめたい。どうせ書くなら人の目に触れさせて、反応があれば自分のためになるのではという100%自分本位の文章です。

ORS期振り返り

ひとまず、個人的な今期の動向を振り返ります。

2Pickレート前半戦

当初は試合数をこなして感触を掴む前半戦にするつもりでした。ですが、5日目から6日目にかけた10連勝で早期に上振れを引いたことで、心の中に別の思いが出てきます。
「レート杯に出たい」
1日1試合でRDと相談する日々が始まり、最終的に11位で終えられたのですが、当初の予定とはかけ離れた戦績になりました。

レートのページは戦績がバグっているので個人でまとめているものを掲載します

38勝17敗の55試合。当初のイメージの1/6くらいの試合数でした。
目標としていたレート杯出場権は獲得しましたが、おそらく、自分のレベルの選手がこのやり方をしてしまうと本番で通用するにはかなりの努力が必要になります。
もちろん、レートの前半戦が終わった直後は喜びと達成感でいっぱいでした。
シーズンを振り返る今だから言えます。これは失敗だったと。

2Pickレート後半戦

前半戦でレート杯の権利を得たことで、自分のレート値、勝敗を気にすることなく思う存分試す時期にしようと思っていました。
前半戦でほとんど使わなかったエルフ、ネクロ、ドラゴン、ヴァンパイアを中心に試合数をこなしにいきます。

400試合以上はやろうと思ってたんですが・・・

アディショナルまでは上記4クラスを中心に、アディ後は前半戦でメインで使ったビショップ、ネメシスも追加して回していきます。
ここで、問題が発生します。
プライベートが絶望的なほどに忙しくなり、平日夜にレートをやることが難しくなりました。アディ前200、アディ後200を目安に考えていましたが、実際はアディ前116試合、アディ後126試合でした。

戦績を見て分かる通り、アディショナル後のネメシスが大きく負け越しています。なんでネメ勝てないんだ?と思いつつ、試合数を重ねられないのでそれが拭えません。ちょうどよくアディショナルで強化されたヴァンパイア、後半戦の終盤から調整期間にかけて調子が良かったドラゴンを上位に据えてごまかすことを決めます。

2Pickレート杯

そういう流れで
B>D≧V>Nm>E>R
というクラス順位で本番を迎えました。
BO3単位1勝2敗、BO1単位2勝5敗で敗退、内訳は
D1-3 V0-1 Nm1-1
でした。

実力の話はさておき、ネメシスへの不安から急仕上げのドラゴン、ヴァンパイアを上位にする消極的なクラス決めが良くなかったのかなと今は思っています。

来期に向けて「レート杯に出ようとしない」

2Pickレート杯、JCG、LOSリーグ等、自分が出場し得る競技の場で結果を出すために、「レート杯に出たい」という気持ちを捨てなければと思っています。

①試合数

今期の一番の反省点は前半戦で上振れ着地を選んだことです。
後半戦で数をこなせなかったのも誤算でしたが。
加えて、前半戦で使わなかったクラスの練習をしている間に、前半戦でエース級の活躍をしてくれたネメシスを信用できなくなってしまった。
環境初期と環境中期、環境末期では対面の理解度も練度も違うので、前半戦で結果が出たからいったん置いておこうというのも良くない判断だったと思います。

2Pickレート杯は憧れの舞台でした。名前を聞いたことのあるプレイヤーしかいない、自分の手が届く範囲では最高峰の大会です。
どうしても出場権が欲しくて、19期後半戦と20期前半戦はそれぞれ41試合、55試合で権利を獲得しました。
結果は両方とも1-2ドロップです。
来期はレート杯で結果を出すために取り組みたい。そのためにレート期間中にたくさん試合をして、結果として16位以内に入れなくてもしょうがないんだと言い聞かせて、練度を伸ばしていこうと思います。

②振り返りの精度を上げる

今でも試合のリプレイを見て、良くないプレイはどこだったか、勝ちに繋がりうる別択はなかったかと振り返ってはいます。
ただ、チームに所属している身でありながら、自分の試合のリプレイを他人に見られることを恥ずかしがるタイプの人間です。下手で負けた試合はなおさらです。

今期、配信のある大会の終了後、対戦相手のプレイヤーの思考を聞く機会に恵まれました。自分で振り返る以上の情報を得られたことと同時に、「あのプレイで間違っていなかったという判断は1人では難しい」ということを学びました。今回は対面からの情報だったので特殊ですが、もっと他人からの意見を積極的にもらってみようと思いました。

で、結局強くなるって何?

結論になりますが、現時点で自分の思う2Pickというフォーマットに置ける「強い」は、分からないことが少ない状態を指していると思います。

・カードプールを把握して、処理まで含めて分からない情報が少ない
・環境の情報を把握して、知らないケア範囲が少ない
・カード評価、クラス評価が明確に定まっていて、自分の中で不透明な内容が少ない

言い出したら他にももっとあると思いますが、新弾が始まってから、各プレイヤーがやっていることを簡単に言うと「知らない情報」がなくなるように新しい学びを集めているのだと思います。
RSPTで某プロ選手が「練習段階でミスをしたから、本番でこのプレイが出来た」という旨の発言をしていました。プロでも知らなかった、分からなかったという状況があり、それを消す作業をたくさんしているのだと思います。
アマチュア有名2Pickプレイヤーの中には、自身の成功体験、失敗体験をもとに「ケア表」なるものを毎期作成している方もいると聞きます。

その点でいうと、ネメシスの勝ち方が「分からなく」なり、そのままにしてレート杯を迎えたプレイヤーが強いとは言えません。
来期はそういうことがないように、「分からない」を消していく作業をもっと積極的に行っていこうと思います。


もし、ここまで全て読んでくれた方がいたとしたら、かなり積極的に2Pick、シャドウバースに取り組んでいる方だと思います。
筆者宛てでも世間に向けてでも構いません。あなたの思う「強さ」や「強くなる方法」について、考えを教えていただけたら筆を執った甲斐があるなあと嬉しくなります。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

#2pick

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