【PJCS優勝】唐揚げ弁当ロン毛ディンルー

どうもナーク(シャルナーク)(ゆず)です。2つ名多すぎていつもどれで名乗ろうかとなっております。
PJCS優勝記念に久しぶりに記事を書きたいと思います。文章書くのあんまり得意じゃないので普段は構築記事はあんまり出さない系ポケ勢なので文章がめちゃくちゃだったらすみません。



…物理6枚、汚い


【構築経緯、考え方】

このルールで対戦する上で相手のテラスタルをなるべく確認してからこちら側の動きを決めるということをしたかったため壁を張って裏から高耐久&高火力&高速戦に持ち込むことをコンセプトにさせて構築をスタート。壁構築は基本的に鈍足サイクルでモロバレル等を採用させることが多いと思いますが、サイクル戦はターンを消費するため壁の効果が切れてしまうこと、そして急所の被弾率が高くなることを考えて、壁の裏に置くポケモンは高速アタッカーor先制技持ちが適任という結論になりました。INCと本戦で2位、ランクマ最終1位を達成した時はロンゲディンルー+裏パオカイを使用しました。これもこの考え方から来ている組み方です。ライブ大会ではパオカイの枠をアローカイナに置き換えて採用。結果的にこのルールの僕なりの結論が

壁+裏対面高速高火力アタッカー

ということになりました。


【個体解説】

・オーロンゲ

不動の壁枠として4月からの構築レギュラー。ライブ大会直前にも調整を変えるかどうか迷った。Bの実数値を121まで伸ばすとハッサムの鉢巻バレパンを耐えるラインになるが、環境に多いハバカミを考慮してDも落としたく無かったためD補正で採用。
生意気の理由はディンルー → オーロンゲの行動順の噛み合いが良く、Sを落としてもそこまでデメリットが無かったため。例としてテラスタルを渋ってけたぐりでディンルーを削ってくるカイリューに対してカタストロフィ→ソウルクラッシュで倒しに行けたり、ディンルーを一気に削れることが強み。ソウルクラッシュの枠をイカサマで採用してたこともあり、イカサマだとカタストロフィとの組み合わせで物理系(セグレイブ、イルカマン、テラ後カイリュー etc.)のポケモンを奇襲のような形で一気に削ることができるのが強かった。ライブ大会ではハバカミイーユイが構築単位できつかったこともありソウルクラッシュを採用していた。


・ディンルー

デブ枠①。最強の鹿。硬い水タイプが強いということに環境初期に気づき、初手水テラスタルで、水タイプとして運用する事をコンセプトとして採用した最初はイルカウインバレル系の解決策がわからず壁張って地割れ連打するやばい鹿になってました(予選落ち)
砂地獄を使い始めたのは2回目のINCからで、地割れを砂地獄に変えたらめちゃくちゃ勝てるようになりました。砂地獄でモロバレルが交代不能になるためサイクルを回せなくなり、オーロンゲのミストフィールドのおかげでキノコの胞子も効かない、ウインディの鬼火も効かないとなるので積み技+モロバレル以外はかなり勝率が良かった。ローペースでバレルを処理するため隣でいきなり剣の舞とか遠吠えとかされる度にやめてくれ…となっていた。
 壁+ディンルーのバインド技は本当に使いやすくて、居座り性能が高いので5ターンの拘束をフルに使える試合も多かった。カタストロフィ+砂地獄で合体ヘイラッシャを1体だけで突破してしまうこともありました。本当に対面性能としては最強なので、殆どの試合で初手オーロンゲディンルーを投げていました。強すぎる代償として、命中不安技が多く採用されているため、カタストロフィも砂地獄も全然当たらない試合もあるので心臓が弱い人にはあまりおすすめしません。


・テツノカイナ

構築のデブ枠②。PJCS決勝の2週間前くらいからテツノカイナが環境に通りが良いことに気づいて採用に踏み切った。基本的にロン毛ディンルーの裏から投げて、ディンルーの隣に並ぶ事が多いため剣の舞チャンスが多い。基本的にテツノカイナを投げる時はファイアローも裏から投げる。Sは本当はディンルー → テツノカイナの行動順にしたかったが、テツノカイナには追い風後に抜いて欲しいポケモンが多かったため断念。持ち物候補にはクリアチャームやラムのみがあったが、オボンのみの場持ちの良さが生きる試合が多かったことからオボンのみを採用。裏から投げることによってパオカイのカイの方がノーマルor飛行テラを切った後という事が多いのでドレインパンチと雷パンチの選択で困る事がない。決勝大会の前に流行ったラッシャディンルーにも強い。また、環境に刺さりが良いこともあり、モロバレル以外は神パンドレパンのどちらかで等倍以上を取れる事が多いので単純な火力押しとして優秀だった。


・ファイアロー

主演男優賞枠。イケメン。裏から投げる追い風枠兼スイーパーとして採用。構築に必要だった要素が、裏から投げれて上からハバタクカミを殴れる物理のポケモンだったのでファイアローを採用。ブレイブバードではなくアクロバットを採用している理由はブレイブバードの反動で颯の翼が壊れるのは僕の構築との噛み合いが悪かったからです。全てのファイアローがアクロバットが強いとは限らないです。ブレイブバードの場合だと相手がファイアローを触らなくても勝手に颯の翼が壊れるので基本的に裏から投げるスイーパーとして投げる僕からしたら勿体無いことでした。相手を1枚持っていった後にも継続して先制アクロバットを打つことができる可能性を残せることが本当に強かったです。最終盤面だとカイナアローが並んでることが多く、剣の舞を積んだカイナか、アローかどちらかを放置する選択を取らなければ行けない場面も多く訪れます。この場合だとカイナにヘイトが向くことが多く、相手視点だとファイアローは攻撃すれば勝手に颯が潰れると思うはずなので自分から颯を潰しにいくのは違うと思いました。ファストガードについては自由枠。鬼火は構築と噛み合いが悪いし、フレアドライブも打つ場面がなかった。必要になるとしたらファストガードかなとなった。


・イッカネズミ

裏選出枠①。パーティ提出日当日に焦って採用しているため努力値の意図は特に考えていない。しいて言えばイッカネズミミラーで先に挑発が打てる最速が偉かったことくらいです。
 ハバカミの眼鏡テラムンフォを耐えれる気合いの襷がめちゃくちゃ偉かった。top8まではクローズシートBo1ということもあり、コノヨザルとセットで初見殺し要素としての採用となった。仮想敵は海外で流行っていたギャラディンルーカイナバレルのようなカチカチなサイクル構築。元々モロバレルがきつかったこともあって防塵ゴーグルコノヨザルとのセットでモロバレル入りを初見殺しで倒していた。


・コノヨザル

裏選出枠②。こちらもパーティ提出日に採用したためボックスにいた個体を流用。調整意図はあまりありません。
 基本的にイッカネズミとのセットで出していたが、DAY1のルーザーズ決勝の試合だけ、ワタッコに対してピンポイントで選出していた。対イッカコノヨに困っていたためこちらもイッカコノヨを使っていた。ミラーではネズミに挑発を打ちながらコノヨザルでビルドアップをしていた。叩き憤怒は対戦ありがとうございました。本当に当たらなくて良かった。決勝戦でもコノヨザルは刺さっているように見えたが、場持ちの良さでテツノカイナが優っていたのでテツノカイナを選出していた。コノヨザルを単騎で投げることをあまり信用していなかったのもあります。コノヨザルは基本的にきのこの胞子が効かないやる気か、ウインディやギャラドスにアドを取れる威嚇の2択ですが、やる気の場合でも結局ゴツメ怒りの粉をされてしまうとあまりモロバレルには強くなかったのでモロバレルを根本的に無視できる防塵ゴーグルを採用した。相手視点だとキノコの胞子か威嚇かどちらかが通るという想定だと思うのでどちらも通らない負けん気防塵ゴーグルが強かった。
余談ですが、4月ランクマでは精神力コノヨザルを使っていた時期もありました。コノヨザル大好き。


【基本選出】

有象無象

表 オーロンゲ+ディンルー
裏 テツノカイナ+ファイアロー

海外スタン&対イッカネズミコノヨザル

表 コノヨザル+イッカネズミ
裏 ファイアロー+@1


対コータス入りトリル

表 オーロンゲ+ディンルー
裏 コノヨザル+@1

対単騎コノヨ

相手が極端にコノヨザルを介護していた場合(主にモロバレル入り、オーロンゲ入りetc.)は

表イッカネズミ+コノヨザル

味方回復ソースが無い無介護コノヨザルの場合

表オーロンゲ+ディンルー


他質問あれば答えます。


【ありがとう!】

改めてWCSが日本開催の今年に優勝できたこと本当に嬉しく思います。今まで頑張ってきて本当に良かった。今年は予選のシステムが杜撰で結果の全てに納得できるものでは無いですが、それでも優勝できたことは誇りに思うし、世界大会も堂々と戦いたいと思っています。
 そしてJCS決勝大会まで練習に付き合ってくれたこげぱん先生、パーティ提出ギリギリまで個体を用意してくれたまざいさんに圧倒的に感謝。本当にありがとう!


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