来ていた質問に対する回答

学会に入ると、具体的にどんな事をするのですか?あと、財務や本尊などにかかるお金のリアルを教えて頂きたいです。

正直なところ自分は創価学会に対してお金を払うって感じのことはしていないので、よく分からないというのが本音ですがわかる範囲で答えていきます。

どんな事をするのですか?

 具体的にどんなこと、といえばそもそも創価学会は日蓮宗と呼ばれる宗派の仏教の団体ですので、そういった仏法の勉強をします。仏法を正しく学んで強く生きようというのが目的です。
仏教といえば「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」という念仏をよくイメージされる方も多いと思いますが、日蓮宗の系統だと「南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)」という題目を唱えます。そのこだわりは、日蓮が「法華経」を仏教の中で一番正しい経典だとしていることが由来です。詳しいこと言うと長くなるのですが、とりあえず仏教を踏まえたうえで更に日蓮の教えを守ろうという宗教になります。
加えて、創価学会では「教学」という独自の解釈をもって勉強をしており、その理解度を示す「教学試験」という検定のようなものも全国どころか世界各地で開催したりしています。あの柴田さんも聖教新聞社の本によって(少なくとも)教学試験三級に合格していることが判明しています。そのためにも学会員は座談会や日々の研鑽によって勉強をするのですが、数ヶ月に一回発行される「大白蓮華」という雑誌を用いて勉強することがあります。その雑誌に教学の解説が載っており、日蓮の生涯や著書について色々と書かれていますが、その中に「日顕宗を破す」という項目があり、日顕に対するイライラが未だに書き殴られているという恐怖ポイントが顕在しています。
しかしまあ学会のメインイベントは勉強することだけではありません。やはり日々の実践でしょうか?先ほど述べた「題目」や経典を読み上げるような「勤行」を行います。残念ながら私はめんどくさがりなので適当なときに題目をあげてスッキリしてるくらいです。瞑想みたいに心を落ち着かせることができるので。
そして、エア本を見ている方なら一番最初に思い付く光景であろう、座談会もあります。これはビデオの通りです。私は正直中規模な会合くらいしか参加していないので詳しく語れないんですが、実際は地域差とか人によるものが多そうなのでいいとも悪いとも言い切れないです。しかし、オンラインでのコミュニケーションが増え、転職が当たり前になったり人間関係の軽薄さが際立つ今日において、このように様々な世代の人で集まって話す機会ができるというのは好ましいものだと思います。周りは全員仲間という状況ですし、様々な現場で活躍している先輩からアドバイスを貰えたりするというのは学会の強みなのではないでしょうか。あくまで理想ですけどでも実際にこういう場に集まる人たちは明るい人が多いので、行ったら大体元気になれます。

財務や本尊などにかかるお金のリアル

 正直わかりません。しかし本尊は金を払って何個も買えというものでもないし、仏像を買えとも言われないし、仏壇も高いものを買わないとダメとか言われるわけではないので、旧統一教会の霊感商法とは全く違います。
自分は上京して一人暮らしをする身分というわけなんですが、だからといって仏壇を買えとかは強要されないので、今のところはお金にがめつい印象はあまりないです。
財務(俗に言う献金)というのも私はしたことないのですが、有志がわざわざ手続きを踏んで送るというもの、という認識なのでこれも旧統一教会とは違うのかなと思っています。
しかし、宣伝目的で他人に見せることをノルマとしているのか、聖教新聞を多数買う(買わせる)という問題は現在もあるようです。これは駅前で新聞を配っているあの顕正会でも起きている問題で、どう考えてもよくないと思います。
他にお金のかかることと言えば、教本のような立ち位置にある「日蓮大聖人御書全集」というクッソ分厚い辞書みたいなものが8000円ほど、解説本などがそれぞれのチャプターごとに出ていて各1500円くらいといったところでしょうか。真面目な座談会に通ったりそういった本を買わないといけない状況になると出費が増えると思います。


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