界隈を取り仕切っていた人の怖い話

界隈①との出会い

 これは私が音MAD界隈に入り浸る前の話で、なみてのアカウントを作るちょっと前のお話です。
内容も内容なのでここでは伏せますが、Xを漁っているうちにとある好きな作品を出す人とその周りって感じの界隈を見つけまして、私もそこに属すようにしたんですね。
そこの界隈を界隈①とします。
その作品群は作品というには稚拙で異常なものだったのですが、音MADを見てきた自分からするとキャラ崩壊させて新たな設定を作り上げるというのも面白いな~と思っていたので、そんな悪ノリで楽しむものだと解釈していました。
しかしそんな異常な作品であるため、嫌いな人も多くおり、公式タグなどをつけると問題になるというようなことが発生していました。

閉鎖コミュニティへの移行

人数も増えてきたのはいいものの、やはり人の目につくことはやはり問題でした。しかし、かといって鍵垢でしかやらないというのもいきすぎた自治で弾圧されている感じがしてしまいます。
そこで、際どいことは界隈①の人だけのDiscordの鯖に籠ってやろうという話になりました。作品を書く人しか入れないというものの、実際見る専みたいな人は少なかったのでそれで十分な話でした。
仮に倫理的に反しているツイートであっても、内輪の中でしか発信されず、また内輪でのみ理解がされるような文脈であれば何の問題もないのです。
私もそこでだけ作品を発表していました。本当に作品と言える代物かはここでは論じません。

閉鎖コミュニティでの亀裂

しかしそうはいっても、少人数とはいえ界隈全体をまとめられるわけではないので問題児のような方もいらっしゃいました。鯖の中ではAという人物が問題児に対して注意をするように呼びかけますが、人が対応しても話を聞いてくれない。これじゃあどうしようもないという話になりましたが、ここでAが急にキレて鯖の中のログをXに晒し始めました!!!え!?!?どうした急に!?!?!?
少し遡りますが、Aはこだわりの強い人間でした。とある掲示板から引っ張ってきた誰のかもわからない絵を大量に保存したzipを配布していたり、ウンチにまつわる下品な作品を生み出していたり、ChatGPTか何かAIを用いて作品を作ったりしている方でした。しかし彼のゴリ押しは少し煙たがられていて、彼の熱意に答えられる人はなかなかいませんでした。問題児に注意するように呼びかけたのもAだと言いましたが、自分では何も注意せずにしつこく他人に責任を擦り付けていました。そんなことをされても何も起きないのですが、そうやって周りとの溝を深めていった彼は界隈①から孤立し、リークをして自分が正義の側に立とうと思い立ったらしいです。
しかしながら、閉鎖コミュニティの物を無理矢理晒すということ、わざわざメンションして見せつけるといったような行為が受け入れられるはずもなく、ただただAがキモいというだけでこの騒動は片付きました。

対抗界隈

そんな鯖のリークがあった後日、界隈①と対立関係にあったとある人物が鯖を立て始めました。その人物を仮にBとし、所属を界隈②とします。
別に対立関係にあるとはいえ、個人的にはどっちも好きなコンテンツではあったので私はその鯖にも入りました。すると、鯖の構造が界隈①のものと酷似していました。勘のいい方ならお気づきだと思いますが、時期も含めて明らかに界隈①を意識していました。しかしまだ繋がりを指摘するには早いと思うので、触れずに過ごします。
すると、そのBのボロがだんだんと出てくるようになってきました。
掲示板に投稿されたイラストのコピペ下品なネタAIを用いた作品、挙句の果てには界隈①の鯖のメンバーの人格否定、鯖の内容を曲解して難癖をつけるなど。
挙句の果てには「こいつ界隈①臭い」として何の変哲もないイラストを晒し上げ、悪質ですよねと周りに共感を求める始末。キャラクターを愛する界隈のはずが、「こいつと関わるなよ」などアンチ界隈としての話題がたびたび起こるようになっていました。

対抗界隈2

Aの行ったリーク作戦は失敗に終わりましたが、問題になっていた人物はその件を受けておとなしくなって忠告を受け入れたため、界隈①の息は続いていました。
ある時点からは界隈というにはまとめきれないくらいに人口が増え、いつものメンバーとなった鯖とそれ以外というちょっとした壁ができてしまいました。そんな中、新しくこっち界隈の鯖を建てようという人が現れ、C界隈③ということにしておきます。これで最後です。
音MAD界隈でもあるあるだと思うんですが、新人は新人同士で仲良くなりやすいものです。しかし、謎は残ります。その鯖は招待されるようなことが多かったのですが、界隈①の人も界隈③の人達と同じ土俵で活動をしていたにも関わらず、界隈③には全く招待されていなかったからです。まるで界隈①の人を避けているような形でメンバーが構成されていました。ですが奇跡的にとある界隈①の人もそこに招待されたので、様子を窺ってみることにしました。
ふたを開けてみると、それはもう酷い有様でした。鯖主のCは界隈①の悪口ばっか言ってるどころか、掲示板に投稿されたイラストを執拗にコピペし、下品な作品ばかり作り続け、挙句の果てには界隈②のBと同じ話を偶然どころか何回も続けていました。おい!!

界隈操作

このことから分かる通り、AとBとCは同一人物であり、界隈①を恨むあまりに独自の内輪界隈を形成してネガティブキャンペーンを行っていたのです。
しょうもない作品を作っているという話は同一人物であるという根拠になるおもしろおかしな話という紹介でありましたが、ここまでして悪口を言っていないと気が済まないという執念は凄まじいものです。

かなりぼかしているので分かりづらいのかもしれませんが、界隈①と界隈③は作品の方向性的には同じ派閥で、界隈②とは対になっているのはずの界隈でした。
一方ではキャラクターを愛しているかのように振る舞い、もう一方ではそのキャラクターで下品な作品を作る。一方ではこいつらに関わるなといい、もう一方では関わるなと言ったやつらと盛り上がる。そんなダブスタな行為で鯖のメンバーを弄んでいたことが当然不信感を募らせ、問題になってすぐにBとCは同時に界隈から去りました。

しかし、Aの次にB、Cとアカウントを作る執念は馬鹿にできません。今でも何度もアカウントを作り直してはDiscordに入れろとか言っているんだとか。
それでも見分ける方法は簡単で、閉鎖コミュニティでしか作品を投稿していない私をフォローしている新人は確実に黒だと言えるので、その頭の悪さは役に立っているものです。


話のオチはありません。怖い怖い。


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