見出し画像

「おくすり」という言葉の響き

2024年6月8日土曜日。10:30頃に目覚めた。
朝から何だか頭痛がする。最近はなぜか頭痛が酷いので毎日頭痛薬が手放せない。早く治らないものか...。

今日は13時からクリニックに行き、17時から家族と食事会の予定なので、クリニックに行ったら1回家に帰ろうかな〜と思っている。

準備を済ませて家を出る頃には12時48分だった。まずい。遅れてしまう。急いで家を出ることにした。

前回のnoteに書いたような気がするけれど、改めてもう1回説明させていただく。
私は奥歯が大優勝している(歯並びが全く悪くない)ので、前歯の矯正前に奥歯が動かないよう固定することになっていた。

“親知らずが生まれつき無いことや、奥歯の歯並びがとっても良いことが唯一の救いだったみたい。
奥の歯もガタガタだったらもっと時間かかるらしい。
遺伝子に𝘽𝙄𝙂 𝙆𝘼𝙉𝙎𝙃𝘼!奥歯優勝!ニッポン!ニッポン!ニッポンニッポンニッポン!!!”

https://note.com/na_ice_escape/n/nbd5a190f35c5

今日はその、奥歯を固定する装置をつけるための準備を行うらしい。ゴムがどうたら...って説明されたけどよく覚えていない。

そういえば、iPhoneの温度表示がnullっている。なんでだろう。
Bluetoothの接続を切っているからかな。

こぎみゅん公式Xで配布しているカレンダー壁紙を設定している。かわいい。


東京都心は昨日夏日になった。今の気温は27度。
しかも予約の時間に遅れそうなので小走りしている。
幸い風邪はサラッとしていて涼しい。

13時ぴったりにクリニックのビルに着いた。セーフ(アウト)
ちょっとだけ頭皮と背中に汗をかいた。

土曜だからかクリニックは混んでいる...と思いきや5分程度で呼ばれた。
私を呼んだのはいつものお姉さんではない、別のお姉さんだった。

しかも、また入り口側の診察室だ......。
絶望しつつ気付いた。

もしかしたら、クリーニングや検査ではなく、矯正の場合は必ず全員この部屋に通されるのでは。
わかんないけど前回の診察でちょっと慣れたので、もう部屋のことは気にしないことにする。

なんでもこいや!

診察室に入り、荷物を置き、椅子に座ると正面のモニターには先日の検査で撮ってもらった写真で埋め尽くされていた。
自分の写真がめちゃめちゃたくさんあるのちょっと嫌ですね、こわい。

いつものお姉さんではないお姉さん(今後、歯科衛生士さんと呼ぶ)が「お口濯いでください」と言い、マウスウォッシュの入った紙コップを渡してくれた。
コップの中身がいつもより少なく感じた。

少ない量で念入りに口を濯いだ。一生懸命やった。
時に、中学生の頃の部活動の練習を思い出した。
中学の先輩って14歳とか15歳とかだったはずなのに、なんであんなに大人っぽく見えたんだろうな〜とか考えていた。

しばらく待つと、いつものお姉さんが現れた。
「こんにちは〜」
忙しいことを隠していそうな感じの笑顔が可愛かった。

まず、歯列矯正を行うことに関しての同意書・支払い明細書をバインダーとともに渡された。
数秒待って、お姉さんが思い出したかのようにペンをこちらに差し出してくれた。

ペンを受け取った時、「あぁ、ヘヘッ、たすかります」とか言ってしまった。
恥ずかしさの反射で、ペンを自分の太ももに突き刺したくなった。なんで同じ過ちを繰り返すんだ私は......。
署名する行為だけにペンを使うのが恥ずかしいので、ペンで文字をなぞって読んだ。いつもはこんなことはしない。

最後まで読み終えて署名をすると、捺印の欄があった。
「すみません、印鑑とか持って来た方が良かったですかね」
「あ〜私がお伝えするの忘れてました...」

お姉さんが申し訳なさそうな顔をした。かわいい。
次回私がシャチハタを持ってクリニックに行き、その場で押印した後に書類の写しをもらえることになった。

なんか...なんかさぁ...

ドジっ子なのかな...?ドジっ子でふわふわしてておめめクリクリでどうした??は?????私がこの人を幸せにしたくなってきたんだけどどうしたらいいんだろうか。この人って普通に働いてるんだよね、こんな人が働いてていいの?国が保護すべきじゃない?

署名が終わると、早速今日の施術が始まった。
椅子が倒れる。あ〜

上の奥歯にゴムを付けてもらうのだけれど、これが結構痛かった。右奥が特に痛かった。硬くてグニグニしているフロスを無理やり通されているような感覚。
おそらくお姉さんも頑張って歯と歯の隙間にグニグニを入れているので、私も頑張って耐えた。(今回は「痛かったら教えてください」と言われなかったので)

上の歯の、奥から2番目の歯の前後の隙間に4箇所ゴムを付けられた。
(表現が難しい。時間があったら画像挿入する。)
後で確認したらゴムの色は緑色だった。なんでだろう。

付け終わったらしく一安心していると、お姉さんがちょっと焦っていた。
「すみません、血とかは出てないんですけど、歯茎にちょっと跡残っちゃってるのでおくすり塗りますね...!」

お薬塗ってもらっちゃった!!!!

正直右奥は歯茎にメス入ってるかと思うくらい痛かったので、血が出ていないと聞いた時は意外だった。
「おくすり塗りますね...!」ってセリフだけでもう、全然歯茎痛いのとかは、ね、ハイ。全部忘れました。

付けてもらった直後は奥歯が噛みきれずグニグニしたものを感じた。気になってしまい、その場でたくさんカチカチ歯を合わせてしまった。目だけ上向いちゃってたからアホみたいになっていただろうなぁ...。
視線が上向いてモグモグしてる20代女性きつい。

歯と歯の隙間にゴムが入っているため、見た目は全く気にならない。
取れてしまう可能性もあるので、取れたら電話して来院してくださいと言われた。

次の土曜日までこのゴムはそのままで、来院したらゴムを外して今度は器具をつけてもらう。
器具をつけることに関して、お姉さんが「がんばります」と言っていて可愛かった。まじ私のちいかわ。

帰り道。
徒歩15分の道のりが2kmに感じた。あつい。
暑いというだけで体がこんなにもしんどい。苦しい。
自宅マンションとクリニックにLUUPが欲しい。

早く夏が終わってくれたらいい。
そろそろ日本の叡智を集結させて、本格的に気温に打ち勝つための研究を進めてほしい。もうやってそうだな。
このまま年々夏の暑さが酷くなったら、やがて人は死ぬんだろうなぁ。仕方無し。

夏は外に出たくないので、矯正を理由に色々断れるぞ〜と思って期待している。
理由があればきっぱり断れるタイプなので、有難く活用させてもらう。

器具付けるの楽しみ!
でも待って、どうやってゴム外すんだろう...

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?