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国民からの信頼度 プーチン氏がトップに

スプートニクは、近年各国で行われた複数の社会調査のデータに基づき、世界の主要各国の首脳に対する国民の信頼度をランキング形式でまとめました。

2024年3月19日
sputniknews



プーチン氏がロシア大統領選で再選

3月15日から3日間にわたって実施されたロシア大統領選の集計が終了しました。ロシア中央選挙管理委員会の正式な発表によると、プーチン氏はロシア大統領選で再選を果たしました。プーチン氏の得票率は87.28%でした。

2024年3月18日
sputniknews

国民からの信頼度 プーチン氏がトップに

プーチン大統領の国民からの信頼度は厚く、全ロシア世論調査センターが行った調査では、回答者の76%が「信頼できる」と回答しています。

2024年3月19日
sputniknews
世論調査で「信頼できる」と回答した人は76%

「おま言う~!」(=プーチン支持は消極的な支持)

ロシア政治に詳しい静岡県立大学の浜由樹子准教授は、
今回のロシア大統領選挙の結果について「必ずしも『圧力一辺倒』の結果ではなく、一定の国民からの支持もある」と述べ、旧ソビエト崩壊後の社会の混乱とプーチン政権下での経済成長を経験した高齢者を中心に、プーチン大統領への根強い支持が反映されていると指摘しました。

2024年3月19日
NHK NEWS WEB

一方で、90%近いプーチン氏の得票率に関しては
「今回の選挙ではウクライナ侵攻の是非が争点にならないよう、候補者のコントロールがされたが、それを考慮しても高い得票率だ。その1つの要因として、かなりの部分が消極的な支持に向かったことが考えられる」と述べ、政権への批判的な言動が厳しく監視される中、プーチン氏に投票した方が安全だと考えた有権者が少なくないという見方を示しました。

2024年3月19日
NHK NEWS WEB
岸田内閣の支持率は、発足以降、最も低い29%まで落ち込みました。
2024年3月19日
正念場の岸田政権 NHK

リベラル極左と対立をあおる西側メディア

反体制派ら(リベラル極左)がプーチン政権への抗議の意思を示す行動を実施したことについて「投票の呼びかけは称賛する。しかし影響は何もなかった」と述べ、効果はなかったとする見方を示しました。

そのうえで、各地の投票所で建物の中で放火したり、投票用紙を汚したりと選挙への反発とみられる動きが相次いだことを念頭に「投票用紙を台なしにした人は人々を混乱させるもので民主主義ではない。罰せられるべきだ」として、非難しました。

2024年3月19日
NHK NEWS WEB
3月17日、ヨーロッパ各地でプーチン政権に抗議の意思を示す集会などが開かれました。

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