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しれっと解説、アメリカ大統領選2024

物語の続編が、1作目ほど優れていることはほとんどありません。
作られるべきではなかった映画の続編を、誰もが思い浮かべるでしょう。

アメリカの有権者は次の米大統領選をめぐり、同じような不安を抱くかもしれません。今回の選挙には4年前と同じ人物が主役として登場し、2020年大統領選挙の「再演」となりました。

2023年4月26
BBC

ほかにもっと若くて新鮮な候補はいないものか

ほかにもっと若くて新鮮な候補はいないものかと長らく待望論がありながら、結局それぞれの党内を束ねて勝てると見込まれたのはこのふたりでした。

2024年03月08日
高橋 解説委員
NHK 解説委員会

不都合な現実

オバマ前大統領(当時47歳)が初当選した2008年の大統領選で、彼の得票数は約6950万票。
バイデン大統領(当時78歳)の得票数は2020年の大統領選で、7700万票。
高齢のバイデン氏の得票数の方がオバマ氏より750万票多い。

論点のすり替えか??? (=NHK 解説委員会)
若くて新鮮なオバマ前大統領より多く得票したら『マズい』のでは。


バイデン大統領は施政方針を示す一般教書演説で何を訴えたか。

時にこぶしを振り上げ、声も枯らして、1時間ほど熱弁をふるった“史上最高齢の大統領”。全米に生中継された一般教書演説は、そのままバイデン氏の再選キャンペーンのようにも見えました。

2024年03月08日
高橋 解説委員
NHK 解説委員会

(バイデン大統領の発言)

私は見かけによらず随分長く生きている/この歳になるとはっきりわかるものがある/アメリカの魂をめぐる戦いを私は何度も見てきた/アメリカを過去に引き戻そうとする勢力と未来に前進させようとする勢力の戦いだ」

2024年03月08日
高橋 解説委員
NHK 解説委員会


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