夢と知っているからこそ
この歌は「恋焦がれている人のことを思って眠ったら夢の中にその人が現れた。それが夢だと分かっていたら目覚めようなんて思わなかったのに。」という特別な感情を持った相手への叶わぬ想いを詠ったものだ。
私にとっての「アイドル・矢花黎」という存在は、この和歌の中の「人」である。
つまり、夢の中で会えたことが幸福と感じてしまうほど、決して手に届くようなことはないが心惹かれてしまう存在、ということだ。
2024年8月10日。
矢花黎さん、24歳の誕生日おめでとう。
この日は、1人の人間として矢花くんがこの世に生を授けられた日であり、「私が知っている」矢花くんが生まれた日ではない。この言い方だと誤解が生まれそうなので追記するが、前提として私は”矢花黎“という存在を一つのエンタメとして受け取っている。「コンサート」だからこそ、「夢の世界」であるからこそ見せてくれる“矢花黎”の姿があると思っているからだ。したがって、アイドルとしてステージに立っている”矢花黎“さんは人間としてこの地球を生きる“矢花黎”さんを基礎に新たに生まれたエンターテイナーとしての存在であるという認識をしており、アイドル矢花黎さんの誕生日は紛れもなく事務所の入所日である2月6日と考えている。
そうでありながらも、アイドルとしてステージに立つ矢花黎さんが存在するのは人間として生を受けた矢花黎さんがいるからであると考えるので、お祝いの文章を述べさせてください。
矢花くんはよく理想と現実の乖離に苦しんでいることを我々にブログや曲を通して伝えている(いた)が、私にとってはそのようなことも「アイドル・矢花黎」を構成する一つの要素であると感じている。矢花くんのその苦しみが創造力の源となって出来た曲が、文章が、私たちに伝えてくれた考えがあることを知っているからだ。
矢花くんの考えは、誰も傷つけない。傷つけてしまわないように「個人の意見」であることを絶対に強調するし、多様な考えを絶対に否定することなく一旦は受け入れてくれる。
矢花くんは優しすぎる。だからこそ勝手に心配になってしまうときもあるけれど、矢花くんは誰かの言いなりになることは絶対にないことも私は知っている。もちろんそれはあくまでアイドルとして表に出ている矢花くんのことであることも分かっているし、アイドルとしての矢花くんのことも全て周知しているなんて全く思っていない。
だけど、私は矢花くんのことを大信頼しているし、矢花くんの表現、パフォーマンスは「自分が表現したいもの」つまり「嘘偽りないもの」であると胸を張って言うことができる。その理由としては、何度も述べるがアイドル矢花黎は1人の人間としての矢花黎から生まれたこの世に多々ある「エンタメ」の形の一つであると考えているためである。エンタメって言葉に甘えていると思われるかもしれないが、私が矢花くんという存在を認識できたのは矢花くんがエンタメの世界にいたからであるので、理由として妥当なものとさせていただこうと思う。
私のとっての矢花くんは身近にいそうで絶対にいない、理想の最終形態のような存在だ。だからこそわたしは、都合の良いように解釈したり、彼の表現を歪曲してしまっているかもしれない。だが、少なくとも私はその都合の良い解釈とか矢花くん本人の意図と反しているようであろう考えを矢花くんに伝えることは決してしないと約束するから、心の拠り所としてそばにいて欲しいと願ってしまうことをどうか許してほしい。
結局書きたいことが渋滞してこんがらがってしまったけれど、矢花黎さんがバンド兼アイドルグループの7 MEN 侍に所属していて、作曲や映像編集等で自分なりの表現方法で私たちファンを魅了させてくれて、私たちが観たいものを模索して完成した姿を見せてくれることに改めて感謝の気持ちを伝えたいがための文章……を意図しています。周りくどすぎるね。正直矢花くんがアイドルでいてくれるから、笑えている日もあるよ。だけどこんな思いを重荷に感じても欲しくない気持ちの方が強いので(伝えてしまっているけど…)、どうか矢花くんらしくいてくれたらそれで充分です。ありのままの矢花くんが大好きだよ。
本当に本当に23歳、お疲れ様でした。世界一大好きでした。24歳の矢花くんも絶対に好きです。これからもあなたの表現する世界を客席から観るのを楽しみにしています。
ライブが私と矢花くんの世界が唯一交わる夢の地であるから、叶うならばできるだけ覚めずにその空間にいられたらなあ。
P.S.
本文とはあまり関係ないこと。
Each member of 7 MEN Samurai brings their own flair and talent, resulting in an incredible and unforgettable show every time.
(7 MEN 侍のメンバーは各々がセンスと才能を持ち合わせていて、そうであるからこそ想像以上かつ忘れられない公演を毎度届けることができている。)
↑tokyohiveの&JOY!レポ記事の一部なんだけど、読んでてめっちゃそれな〜〜!!!!となったので最後に引用しておきます(訳は自分なりなのでニュアンスで!)
URL↓
https://www.tokyohive.com/article/2024/08/live-report-7-men-samurai-live-2024-and-joy
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