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私の後輩のみんながすごいよって話

こんにちは。城元菜那と申します。(唐突に始めます)

「NHK名古屋児童劇団 新入団員募集」

私が小学校2年生の時、母が地方紙にあったこの記事を見つけてくれて、私のお芝居人生はスタートします。

劇団員時代の10年は私にとってかけがえなく、一生忘れられない宝物の時間です。(この思い出はまたじっくり語る。)

この、NHK名古屋児童劇団というのは、年に一度、毎年夏休みに、(子どもの私たちからしたら、とーーっても)大きな舞台で、通称「夏の公演」という公演をします。その時の団員数にもよりますが、150-200人、ときにはそれ以上の小学3年生から高校3年生の、最大10歳年の離れた子どもたちが、同じひとつの作品に全員出演します。

舞台上だけでなく、客席までもを大きく使って、迫力のある舞台を作り上げるんです。毎年、夏の課題や家族との私生活に追われながら、なんならそれらは犠牲にして(私の場合、課題は完全に犠牲、無視して)、3-4週間の練習期間で作り上げる、2日間3回の公演に魂を込めます。

小さいころから先輩の姿を見、リーダーシップに憧れ、稽古に対する姿勢に憧れ、時にちょっとやんちゃで、稽古以外の時間も思いっきり楽しんでいる先輩方に憧れ、、、

いつか私もこんな素敵な先輩になり、児劇生として舞台に上がることができる、最後の特別な時間を、思う存分楽しみたい。みんなで素敵な舞台を作り上げたいと思いながら、毎年の夏休みを楽しみに生活したものです。

私はとても幸せなことに、2015年に劇団員の中で最年長の高校3年を迎え、仲間たちと一緒に夏の公演をし、次の年の春には卒団(退団)をさせて頂きました。

ですが今年の夏の公演は中止になったそうです。

これは仕方のないこと。諦めなければいけないことかもしれません。ただ、私が2020年に高3だったら絶対に諦められないし、この状況を恨むし、何のために10年やってきたんだろうと、思ってしまう。そのくらい私にとっては、高3の児劇最後の夏の公演というものは大きなもので、8歳から18歳までの青春真っ盛り、私の人生のどどどど、ど真ん中に存在していたものでした。

同じように思っている今年の高3生も、多くいたと思います。それは劇団員だけでなく、講師の方々、保護者の皆さんも同じだったと思います。

そんな中で諦めず、この状況の中で自分たちにできることを探し、、、

YouTube上で『JIGEKI ZOOM THEATRE』というタイトルで、短編ドラマを4つずつ、作られたそうです。観させて頂きました。とても素敵な作品たちでした!!

リモートのレッスンを受け始めて思うのですが、リモートのレッスンって難しい。さらにそこから行動範囲も限られた中で、衣装を用意し、稽古して実際に撮影して、編集して作品を作るって、わけわかんないくらいすごいことです。

この動画が一人でも多くの人に広がってほしいなと、思っています。

チーム Action の4作品


チーム Believe の4作品

出演しているみんなとは中学1年生の時以来、じっくり関われていないけれど、みんな、私の愛する後輩です。

まだまだあどけない、10代のみんなが、必死に自分たちの夏を見つけたのだと思いました。楽しんでお芝居をしている姿がキラキラとしていて、私もこの気持ちを忘れてはいけないなと、、、この動画たちを通して後輩のみんなから教えてもらいました。

後輩のみんなが頑張っていること、そしてそれを見た私の思いをみんなに伝えたくなってしまい、、長々と自分語り失礼しました。

完全な余談ですが、

私が高3の時に、のどの調子が悪くなった時、チームAの「Friend シップ」のサムネイルの女の子からのど飴をもらいました。その時嬉しくて撮った写真があったので共有させてください。

のど飴

素敵に成長した姿を見せてくれて、ありがとうございました。


※今後、このnoteは長く伝えたいことができた時だけ、使わせてもらおうと思ってます!Twitterを引き続き見ていてくれたら、とても嬉しいです。