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建築士 構造計画

どうも、ぬおです!今回は、一級建築士の計画の過去問を学習していきたいと思います!YouTubeでも、一級建築士の過去問を投稿しているので、ぜひ、チェックしていってください!!

問題1
多雪区域において、暴風時に考慮すべき積雪荷重は、短期の積雪荷重を低減して用いることができる。 〇
解説
多雪区域で、暴風時の応力を計算する積雪荷重は、短期の積雪荷重の0.35倍に低減した数値である。
多雪区域における積雪荷重(S)の組み合わせ
長期積雪時(+0.7S)、短期積雪時(+S)/ 暴風時(組合せしない or +0.35S)、地震時(+0.35S) ※暴風時→積雪荷重を加算しない方が、転倒等に対して不利になることがあるため、積雪あり・なし両方を検討する。
問題2
許容応力度等計算に用いる荷重及び外力の組合せにおいては,地震力と風圧力が同時に作用することを想定している。 ×
解説
許容応力度等計算では、「地震力」と「風圧力」を同時に作用させる必要はない。
暴風時(G+P+W)、地震時(G+P+K)
※ G(固定)、P(積載)、W(風圧)、K(地震)
問題3
多雪区域においては、暴風時においても積雪荷重がある場合と積雪荷重がない場合とを考慮する。 〇
解説
多雪区域で、暴風時の転倒や柱の引き抜きを検討する場合、積雪荷重がない場合の方が不利になる場合もあるので、それぞれ検討する必要がある。
多雪区域では、暴風時に、(G+P+W)と(G+P+0.35S+W)を検討する必要がある。
問題4
多雪区域においては、暴風時又は地震時の荷重を、積雪荷重と組み合わせる必要がある。 〇
解説
多雪区域では、暴風時又は地震時の荷重を、積雪荷重(0.35S)を加える必要がある。
多雪区域における積雪荷重(S)の組み合わせ
長期積雪時(+0.7S)、短期積雪時(+S)/ 暴風時(組合せしない or +0.35S)、地震時(+0.35S) ※暴風時→積雪荷重を加算しない方が、転倒等に対して不利になることがあるため、積雪あり・なし両方を検討する。
問題5
構造部材に生じる応力度等を計算するに当たり、多雪区域ではない一般の地域においては、暴風時又は地震時の荷重を、積雪荷重と組み合わせる必要がある。 ×
解説
一般の地域では、暴風時又は地震時の荷重を、積雪荷重と組み合わせなくてもよい。
一般地域:暴風時(G+P+W)、地震時(G+P+K)
※ G(固定)、P(積載)、W(風圧)、K(地震)
多雪区域:暴風時の荷重は、積雪荷重がある場合とない場合の両方を検討する必要がある。地震時の荷重は、積雪荷重を加えて検討する。

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