浮遊卓「黄身と蜂蜜」全ログ
※この記事はクトゥルフ神話TRPG「黄身と蜂蜜」のネタバレを含みます。
KP:柴波なとり(双川 智世)
PL:ちあ(浅井 樹羅)
[メイン] KP : 只今からうき様作、クトゥルフ神話TRPG「黄身と蜂蜜」を始めさせていただきます。
導入
[メイン] KP : ぼんやりとした意識の中、口に苦みが広がった。にがい、くらい、さむい。誰かに助けを求めたくなるような、そんな気分。あなたは一人で暗闇を歩いている。月の明かりひとつ無い真夜中。隣には誰もいない。足を進めても地面の感覚はなくて、心細くてたまらなくなる。
[メイン] KP : ふと、口に甘みが広がった。それと共に、片手に暖かさを感じる。あまくて、あたたかい。冷えていた体が、何かに包まれているような感覚。ふしぎな安心感と共に、あなたの意識はゆっくりと浮上する。
小屋
[メイン] KP : はっと目を覚ます。視界に広がるのは木材の天井。体にかけられた布団をめくり、体を起こせば、見たことのないベッドにあなたは寝かされていた。右手に暖かさを覚え、ふとそちらを見れば、自分の横に突っ伏すようにして誰かが眠っている。顔は見えないけれど、それが双川であるとあなたは理解することが出来る。彼は地面に座り、上半身だけをベッドに乗せて、すやすやと寝息を立てている。その手は、今の今まで眠っていた自分の右手を握りしめていた。
[メイン] KP : 見たことのない部屋で目覚めた探索者は【正気度喪失0/1】
[メイン] 浅井 樹羅 : 1d100<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 6 > 成功
[メイン] 浅井 樹羅 : (がばっと起き上がる)
[メイン] 浅井 樹羅 : …どこだここ?
[メイン] 浅井 樹羅 : てか、すげ~ふかふかだなこのベッド(べしべし)
[メイン] 浅井 樹羅 : あ、てか双川いんじゃん
[メイン] 浅井 樹羅 : お~い、起きろ~(ほっぺつねる)
[メイン] 双川 智世 : ………んん、(目が覚める)
[メイン] 双川 智世 : …………浅井……
[メイン] 浅井 樹羅 : よっ、双川
[メイン] 双川 智世 : ───っ、(咄嗟に起き上がって浅井の両肩を掴む)
[メイン] 双川 智世 : はあ……無事だ、(自らに言い聞かせるように呟く)
[メイン] 浅井 樹羅 : お、おお?
[メイン] 双川 智世 : …………(我に返って浅井から離れる)
[メイン] 浅井 樹羅 : …急にどうした?
[メイン] 双川 智世 : ……ごめん、今あった事は忘れてほしい。
[メイン] 浅井 樹羅 : え~??どうしよっかな~~??
[メイン] 双川 智世 : うるさい。いいから忘れて。
[メイン] 双川 智世 : …何だか気味の悪い夢を見てたんだよ。
[メイン] 浅井 樹羅 : …へいへい、じゃあ1、2のポカン!で忘れてやるよ
[メイン] 双川 智世 : ………そうして。
[メイン] 浅井 樹羅 : しょうがねぇ~な~智世くんは~
[メイン] 浅井 樹羅 : ま、とりあえず置いといて、ここどこだ?
[メイン] KP : 部屋は全体的に木で出来た、可愛らしいイメージで統一されている。窓から差し込む日光で、部屋全体が暖かい。キッチンやテーブル、ベッドなどが一部屋に詰め込まれているようで、玄関扉とトイレらしき扉以外に他の場所へ続く扉は見受けられない。香ばしいような不思議な匂いがあたりに漂っている。
[メイン] 双川 智世 : ………分からない。いつの間にかここに居た。
[メイン] 浅井 樹羅 : そうか~
[メイン] 浅井 樹羅 : んでも、拉致監禁場所にしては何か良い雰囲気だな
[メイン] 浅井 樹羅 : ベッドもふっかふかだし(べしべしする)
[メイン] KP : 木でできたベッドに、白いシーツが敷かれている。その上に毛布が何枚も敷かれているようで、ふかふか。柔軟剤のような良い匂いがする。
[メイン] 浅井 樹羅 : あ、窓見たらどこか分かるんじゃね?(窓を見に行く)
[メイン] KP : カーテンが端にくくられて、外が見えるようになっている。光が差し込む窓の向こうには、森のような景色が広がっていた。木々がそこらじゅうに生えているが、上からは太陽光が差し込んでいる。ここからでも見えるほど木の実がなっていたり、草花が咲いていたりと、森とは言えど華やかな景色である。
[メイン] 浅井 樹羅 : …うん。まぁ、何となくそんな感じはしてたわ
[メイン] 浅井 樹羅 : 森じゃあどこか分かんねぇな~…どうすっか…
[メイン] 双川 智世 : ……電波も届かないし、取り敢えず誰か来るまで居た方がいいんじゃない。
[メイン] 浅井 樹羅 : それもそうだな~
[メイン] 浅井 樹羅 : …よし、起きたら腹減ったし、何か作るか
[メイン] 浅井 樹羅 : まぁ、キッチンに何かあればだけどな~何が出るかな(キッチンに向かう)
[メイン] KP : 木と石で出来た可愛らしいキッチン。冷蔵庫やシンク、コンロなど、一般家庭に必要とされる物は一通り揃っている。戸棚を開けるならば、包丁やまな板、カトラリーや調味料なども欠けることなく収納されている。冷蔵庫には、牛乳や卵、その他の食材が所狭ましと並べられている。このキッチンでは、料理に必要なものを探せば大抵は揃えられるだろう、と感じる。
[メイン] KP : 〈目星〉が振れます。
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 53 > 成功
[メイン] KP : 調味料が並べられた棚の奥に、黄金色に輝く半透明の液体が入った瓶があるのに気付く。ラベルなどは貼られていない。
[メイン] KP : 〈聞き耳〉が振れます。
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 35 > 成功
[メイン] KP : 蜂蜜のような甘い香りがする。
[メイン] 浅井 樹羅 : お、色々入ってんな~
[メイン] 浅井 樹羅 : それと…蜂蜜か?これ(瓶を取り)
[メイン] 浅井 樹羅 : …(匂いを嗅ぐ)うん。多分?そうだな
[メイン] 双川 智世 : ……何かあった?
[メイン] 浅井 樹羅 : お、双川。色々あったぜ?ほら(冷蔵庫の中を見せる)
[メイン] 双川 智世 : ふうん……これ、自由に使っていいのかな。
[メイン] 浅井 樹羅 : いいんじゃね?俺らしかいないし
[メイン] 双川 智世 : ……ま、いいか。
[メイン] 浅井 樹羅 : そうそう。何か食いたいもんとかあるか?作るぞ
[メイン] 双川 智世 : …………パンケーキ、とか。
[メイン] 浅井 樹羅 : お、いいじゃん。じゃあパンケーキ作るか~(上着を脱ぐ)
[メイン] 双川 智世 : ……浅井、作れるの。
[メイン] 浅井 樹羅 : まーまー、智世君よ。この樹羅様に任せなさいって
[メイン] KP : パンケーキ作り。〈料理〉or〈DEX*5〉が振れます。
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=14*5 【DEX × 5】 (1D100<=70) > 48 > 成功
[メイン] KP : 材料を一通りそろえ、キッチンに並べる。コンコン、カシャリと音を立てて鮮やかな黄身と透明な白身がボウルに落ちる。カシャカシャと銀色の泡だて器が黄色と透明を混ぜ合わせ、そこに真っ白な牛乳とヨーグルトが注がれる。薄黄色のホットケーキミックスも混ぜ合わせられ、泡だて器を動かす速度が次第に遅くなってくる。
[メイン] 浅井 樹羅 : お、いい感じになってきたな
[メイン] 浅井 樹羅 : んじゃ焼くか。フライパン温めねぇとな
[メイン] 双川 智世 : (横でじっと見ている)
[メイン] KP : コンロでは、カチリと音を立てて火がつけられる。真っ黒いフライパンに、バターがじゅわりと溶けていく。とろとろと流れ込む生地の形を整え、並んで様子を眺めながら時間を待つ。しばらくして、生地をひっくり返せば、こんがりとした焼け目のついた面が見える。
[メイン] 浅井 樹羅 : よっ…っと(生地をひっくり返す)
[メイン] 浅井 樹羅 : お、いい感じ~
[メイン] 双川 智世 : ……ん。(目を細める)
[メイン] KP : そうしてただパンケーキを作っているだけの時間を、あなたは退屈だと思うかもしれないし、幸せだと思うかもしれない。
[メイン] 浅井 樹羅 : …やるか?双川(智世の方を見て)
[メイン] 双川 智世 : …………1回だけなら。
[メイン] 浅井 樹羅 : お、やれやれ(フライ返しを渡す)
[メイン] 双川 智世 : CCB<=12*5 【DEX × 5】 (1D100<=60) > 63 > 失敗
[メイン] KP : ひっくり返し方がよくなかったのか、少しだけ形が崩れてしまうだろう。
[メイン] 双川 智世 : ………(むっとした顔をする)
[メイン] 浅井 樹羅 : まぁまぁ、そう落ち込むなって(肩に手を置く)
[メイン] 双川 智世 : 別に落ち込んではない。
[メイン] 浅井 樹羅 : はいはい、そうですね~っと(パンケーキをひっくり返す)
[メイン] 双川 智世 : ………〈余裕そうなのがなんか、むかつく。〉
[メイン] 浅井 樹羅 : ほい、できたぞ
[メイン] KP : お皿に乗せられたパンケーキは、多少歪な形とはいえこんがりとした焼け目がついていて、十分食欲をそそる仕上がりになった。
[メイン] 浅井 樹羅 : あ、そういえば蜂蜜らしきもんがあったんだけど、掛けるか?
[メイン] 双川 智世 : ん。
[メイン] 浅井 樹羅 : おし、じゃあ俺も掛けるか(蜂蜜を双川に渡す)
[メイン] 双川 智世 : (受け取る)
[メイン] KP : 双川がスプーンで金色に輝く蜂蜜をパンケーキに垂らす。とろりと光を反射して輝く蜂蜜が、パンケーキをより一層美味しそうに見せるだろう。
[メイン] 双川 智世 : ……はい。(蜂蜜の瓶を浅井に渡す)
[メイン] 浅井 樹羅 : サンキュ~(受け取る)
[メイン] 双川 智世 : ……じゃ、食べよ。
[メイン] 浅井 樹羅 : お~。いただきまーす
[メイン] 浅井 樹羅 : 1d100 (1D100) > 42
[メイン] KP : 蜂蜜のかかったパンケーキは、心の底から安心するような美味しい味がした。
SAN+1d6
[メイン] 浅井 樹羅 : 1d6 (1D6) > 5
[メイン] system : [ 浅井 樹羅 ] SAN : 60 → 65
[メイン] 浅井 樹羅 : うめ~
[メイン] 双川 智世 : ………(目を細めながらもっもっと食べている)
[メイン] 浅井 樹羅 : うまいか?
[メイン] 双川 智世 : ……ん。
[メイン] 浅井 樹羅 : そりゃあ良かった
[メイン] 双川 智世 : (もっもっ)……そういえば、これ落ちてたんだけど。
[メイン] KP : そう言って双川はポケットから何かを取り出す。よく見るとそれは、あなたが普段着けているネックレスだった。
[メイン] 浅井 樹羅 : ん?あ!それ俺のネックレスじゃん!!
[メイン] 浅井 樹羅 : まじか~…いつ落としたんだ?
[メイン] 双川 智世 : 分からないけど……さっき浅井が寝てる時、拾った。
[メイン] 浅井 樹羅 : うわ~まじか…サンキューな、双川(ネックレスを受け取る)
[メイン] 双川 智世 : ん。(渡して再びパンケーキを食べ進める)
[メイン] 浅井 樹羅 : (ネックレスをつけてからまたパンケーキを食べる)
[メイン] 浅井 樹羅 : …ん。ごちそーさんでした
[メイン] 双川 智世 : ……ごちそうさま。
[メイン] 浅井 樹羅 : 皿、シンクにでも放っといてくれ。後で洗っとく
[メイン] 双川 智世 : ……僕がやっとくよ。パンケーキご馳走になったし。
[メイン] 浅井 樹羅 : お、まじ?んじゃ、頼んだわ
[メイン] 浅井 樹羅 : …ん”~~(伸びをする)さて、どうすっか~…
[メイン] 浅井 樹羅 : …よし、テキトーに本棚でも漁るか。何かあっだろ(本棚に向かう)
[メイン] KP : 絵本や専門書など幅広い分野の本が収納されている。
[メイン] KP : 〈目星〉が振れます。
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 52 > 成功
[メイン] KP : 一冊飛び出た本が見つかる。表紙から見るに、色々なレシピが載っているようだ。
[メイン] 浅井 樹羅 : ん?これ~は…レシピ本か(本を取る)
[メイン] KP : あなたはその本を手に取った。おにぎりなどの軽食からオムライスやハンバーグといった本格的な料理、お菓子の作り方も載っている。
[メイン] 浅井 樹羅 : へ~…色々載ってんだな~…(パラパラとめくる)
[メイン] 浅井 樹羅 : やっぱレシピ通り作ったほうがうまいんかな?
[メイン] 浅井 樹羅 : ま、いーや、目分量でも生きていけっし
[メイン] KP : さらに〈図書館〉が振れます。
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=65 【図書館】 (1D100<=65) > 66 > 失敗
[メイン] KP : 今見つけたレシピ本の他にも、ここにある本は様々なジャンルに富んでおり、あなたはどれを読むか迷ってしまうだろう。
[メイン] 浅井 樹羅 : ん~色々あんな~…
[メイン] 浅井 樹羅 : …まぁ、後にするか。よく考えたらこの部屋あんま見てないし
[メイン] 浅井 樹羅 : よーし、探索探索~(棚に向かう)
[メイン] KP : 木で出来た棚だ。中を覗くとトランプやカードゲームなどが入っている事が分かる。
[メイン] 浅井 樹羅 : お~……すげー至れり尽くせりだな
[メイン] 浅井 樹羅 : 後で双川とスピードでもするか
[メイン] 浅井 樹羅 : …と、後は………(扉を見る)
[メイン] 浅井 樹羅 : …まぁ、一応開くか試してみっか
[メイン] KP : こちらも木で出来た扉。玄関らしく、自分の靴と双川のものらしき靴が二足並べられている。扉には内鍵が無く、ドアノブをひねれば外に出られそうだ。
[メイン] 浅井 樹羅 : …もしかして出られそうなやつ?
[メイン] 浅井 樹羅 : (ドアノブをひねる)
[メイン] KP : 外に出てみると、そこには森が広がっていた。上空からは太陽光が差しており、温かな空気を感じることが出来る。目の前に広がる木々には木の実が溢れんばかりになっていて、足元には草花が生い茂っている。多種多様な植物が、そこに集っていた。まるでおとぎ話の森の中に迷い込んでしまったかのようだ。
[メイン] 浅井 樹羅 : …お~……
[メイン] 浅井 樹羅 : 壮観………
[メイン] 浅井 樹羅 : キャンプ場…ってわけでもなさそうだな……まじでどこだ……ここ…
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=60 【跳躍】 (1D100<=60) > 73 > 失敗
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=14*5 【DEX × 5】 (1D100<=70) > 61 > 成功
[メイン] KP : あなたは木に実った実に向かって手を伸ばす。少し苦戦したが実を取ることが出来た。
[メイン] 浅井 樹羅 : う~~……よいっ!取れた!!
[メイン] 浅井 樹羅 : …って、取ったのはいいけど何の実だ?これ
[メイン] KP : 〈目星〉か〈聞き耳〉が振れます。
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 67 > 成功
[メイン] KP : 柑橘系のような匂いがする。見たことのない果実だが、美味しいのではないかと思う。
[メイン] 浅井 樹羅 : …まぁ、やべー匂いしねぇしいっか。うまいだろ!!多分!!
[メイン] 浅井 樹羅 : ま、一旦戻るか。トイレ行こ
[メイン] KP : 外から戻り、あなたはトイレに向かう。トイレとバスタブが一緒になったユニットバスの部屋。着替えや生活用品が2人分置かれている。少し狭いがぴかぴかに磨かれ、鏡には自分の姿が映っている。
[メイン] KP : 〈目星〉か〈アイデア〉が振れます。
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 69 > 失敗
[メイン] KP : 長い時間寝ていたからか、寝癖がついていた。ちょっと恥ずかしいと思うかもしれない。
[メイン] 浅井 樹羅 : あ、寝ぐせついてんじゃねえか
[メイン] 浅井 樹羅 : たく~何か言ってくれても良かっただろ~双川~(寝ぐせを直す)
[メイン] 浅井 樹羅 : …ていうかほんと至れり尽くせりだな。何でもあんじゃん
[メイン] 双川 智世 : ……浅井。皿洗い終わった。
[メイン] 浅井 樹羅 : お、サンキュー!お疲れさん
[メイン] 双川 智世 : ん。……ついでに珈琲淹れたけど、飲む?
[メイン] 浅井 樹羅 : お、まじ?んじゃもーらおっと
[メイン] 双川 智世 : (テーブルに2人分の珈琲を置きソファーに座る)
[メイン] 浅井 樹羅 : (次いでソファーに座る)
[メイン] 浅井 樹羅 : いや~色々みたんだけどさ、マジで色々あったぞ。至れり尽くせりってやつ(ミルクを入れる)
[メイン] 双川 智世 : へえ。……誰なんだろうね、ここに連れてきたのって。(角砂糖を入れる)
[メイン] 浅井 樹羅 : な。ドッキリって訳でもなさそうだったし
[メイン] 双川 智世 : ドッキリにしちゃ何も起こらな過ぎだし…むしろ歓迎されてるって感じ。
[メイン] 浅井 樹羅 : そうだよな~……(珈琲を啜りながら)
[メイン] 浅井 樹羅 : ま、キャンプ感あって楽しいから俺は良いんだけど(ミルクを追加する)
[メイン] KP : ミルクを取ろうとあなたはテーブルに目をやる。木で出来たテーブル。長細く、ソファーに合わせた高さになっている。上には小さな花瓶がセットされている。
[メイン] 浅井 樹羅 : (花瓶に目をやる)
[メイン] KP : 黄色い華やかな花が活けられている。
[メイン] KP : 〈生物学〉か〈知識/2〉が振れます。
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=65 【生物学】 (1D100<=65) > 99 > 致命的失敗
[メイン] KP : 花に付いてたのか小さい虫が飛んできた。あなたは驚いて持っていた珈琲を零してしまう。ダメージ -1
[メイン] system : [ 浅井 樹羅 ] HP : 13 → 12
[メイン] 浅井 樹羅 : どあっつ!?
[メイン] 双川 智世 : ………大丈夫?
[メイン] 浅井 樹羅 : うい~……だいじょーぶ…
[メイン] 双川 智世 : ……一応、冷やしといた方がいいんじゃない。
[メイン] 浅井 樹羅 : そうだな…ちょっと冷やしてくる…
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=56 【応急手当】 (1D100<=56) > 35 > 成功
[メイン] 浅井 樹羅 : 1d3 (1D3) > 1
[メイン] system : [ 浅井 樹羅 ] HP : 12 → 13
[メイン] KP : すぐ水で冷やしたからか、火傷までには至らなかったようだ。
[メイン] 浅井 樹羅 : …こんなもんか?
[メイン] 双川 智世 : ………(浅井の様子を見ながら珈琲を啜る)
[メイン] 浅井 樹羅 : ただいま~(ソファーに座る)
[メイン] 双川 智世 : おかえり。…平気そう?
[メイン] 浅井 樹羅 : ん、すぐに冷やしたからな。そこまで酷くない
[メイン] 双川 智世 : そう。よかった。
[メイン] 浅井 樹羅 : いや~災難災難(テーブルを軽く拭く)
[メイン] 浅井 樹羅 : んでどうする?駄弁るか?
[メイン] 双川 智世 : ………最近、どうなの。
[メイン] 浅井 樹羅 : そこそこ上手くやってんぞ~客の入りもいいしな
[メイン] 浅井 樹羅 : 最近動画配信もやり始めたからな~うち。その影響もあるかもな
[メイン] 双川 智世 : ああ……SNSにもあがってたね。浅井、割とガッツリ映ってたじゃん。
[メイン] 浅井 樹羅 : 俺映ったら反応良いらしいからな~
[メイン] 浅井 樹羅 : まぁ、イケメンだからな~俺は。しょうがないって感じ?
[メイン] 双川 智世 : …………そうだね(棒読み)
[メイン] 浅井 樹羅 : もうちょい何か反応してくれないっすかね双川さん
[メイン] 双川 智世 : まあ実際ファン付いてるんでしょ。コメント欄にも居たし。
[メイン] 浅井 樹羅 : まじか
[メイン] 双川 智世 : 知らなかったの?現地にも浅井目当てで来てる人達、割と居たけど。
[メイン] 浅井 樹羅 : へ~そうだったんだな~……
[メイン] 浅井 樹羅 : …って、意外とお前うち来てたりする?
[メイン] 双川 智世 : ……………息抜きで、たまに。
[メイン] 浅井 樹羅 : ……へ~(にやにや)
[メイン] 双川 智世 : ………何。締まりのない顔して。(少し眉を顰める)
[メイン] 浅井 樹羅 : いや?嬉しいな~と思いまして?
[メイン] 双川 智世 : ……別に、僕は浅井目当てで行ってないし。あの人達と一緒にしないで。
[メイン] 浅井 樹羅 : 分かってるよ
[メイン] 双川 智世 : ……というか、そのファンの1人や2人に言い寄られたりとかないの。
[メイン] 浅井 樹羅 : まぁ、ふれあいの時間とかに「かっこいいですね~」とか言われる程度だな
[メイン] 双川 智世 : ふうん。……イケメンだって言ってる割には、浮き足立った話聞かないよね。
[メイン] 浅井 樹羅 : ま、今はイルカの方が可愛いからな~
[メイン] 浅井 樹羅 : というか、ちゃんと彼女はいるっつーの。……先週別れたけど
[メイン] 双川 智世 : ……へえ。それもイルカが理由?
[メイン] 浅井 樹羅 : ビンゴ
[メイン] 浅井 樹羅 : いや~…シズク(イルカの名前)の話してたら突然振られたんだよ
[メイン] 双川 智世 : ………それ、イルカの事って前提で話した?
[メイン] 浅井 樹羅 : ……あ
[メイン] 双川 智世 : …………
[メイン] 浅井 樹羅 : …ま、こういうこともあるよな。人間だし
[メイン] 双川 智世 : ………ふ、(くすりと小さく笑う)
[メイン] 浅井 樹羅 : …お
[メイン] 浅井 樹羅 : ……お前は?最近どーよ。曲とか
[メイン] 双川 智世 : ……割と視聴数は伸びてる。それにこの間、タイアップの話も来た。
[メイン] 浅井 樹羅 : お~!!すげぇじゃん!!
[メイン] 浅井 樹羅 : 受けんの?
[メイン] 双川 智世 : まあ受けてはおきたい、けど……
[メイン] 浅井 樹羅 : けど?
[メイン] 双川 智世 : ………その曲のテーマが、"恋愛"なんだよね。
[メイン] 双川 智世 : はあ……僕が分かる訳ないじゃん……
[メイン] 浅井 樹羅 : 恋愛か~……
[メイン] 浅井 樹羅 : 確かにお前興味なさそうだもんな~
[メイン] 双川 智世 : …というか正直僕と付き合うの、相当面倒だと思うよ。自分でも。
[メイン] 浅井 樹羅 : そんなこというなよ~~意外と可愛げあるぜ?お前
[メイン] 双川 智世 : …………………浅井の良くない所、そういう所だと思う。
[メイン] 浅井 樹羅 : ん?何が?
[メイン] 双川 智世 : (ため息をつく)……別に。付き合ってた人、やきもきしてただろうなって。
[メイン] 浅井 樹羅 : ん~?(首を傾げる)
[メイン] 浅井 樹羅 : …ま、俺のことはいーや。問題は双川
[メイン] 双川 智世 : そう言われても……
[メイン] 双川 智世 : ……自分じゃよく分からないから、浅井に聞こうと思ったんだよ。
[メイン] 浅井 樹羅 : あ~なるほど…
[メイン] 双川 智世 : …このままだと、イルカが原因で別れた曲になるんだけど。
[メイン] 浅井 樹羅 : それは困るな
[メイン] 浅井 樹羅 : 発案者バレちまうだろ。それ
[メイン] 双川 智世 : 勘のいい人は気付くだろうね。
[メイン] 浅井 樹羅 : おし、まじめにすっか
[メイン] 浅井 樹羅 : う~ん…なんだろな…
[メイン] 浅井 樹羅 : 何か具体的に出してほしいもんとかってあるか?
[メイン] 双川 智世 : ……そもそも恋って感情自体が、僕にはよく分からない。経験無いし。
[メイン] 浅井 樹羅 : そこからか……
[メイン] 浅井 樹羅 : よく言うのはあれだよな~……何だっけ、胸キュン?だっけか
[メイン] 双川 智世 : ……ああ、胸キュン。どういう時にするの。
[メイン] 浅井 樹羅 : まぁ、好きな人と二人きりになった時じゃん?
[メイン] 浅井 樹羅 : 緊張とかして手汗とか出たり、心拍数上がったりとか
[メイン] 双川 智世 : へえ。……割と余裕が無い、って感じ?(メモを片手に)
[メイン] 浅井 樹羅 : そうそう。その人の事しか考えられなくなるってやつ
[メイン] 浅井 樹羅 : まぁ、厳密にはその人と今後どんなことをするのかっていう脳内シミュレーションが入ったりとかすると思うけど
[メイン] 双川 智世 : ……難しいな。(ペンを走らせる)
[メイン] 浅井 樹羅 : 簡単に言ったら、告白したい。とか、キスしたい。とか、その先に行きたい。とかな。色々あるぞ
[メイン] 双川 智世 : ……………(キスやその先と聞いてペンの動きが止まる)
[メイン] 浅井 樹羅 : ……どうした?
[メイン] 双川 智世 : ……いや別に。要は触れたいって思ったりするの?
[メイン] 浅井 樹羅 : あ~……まぁそうだな
[メイン] 浅井 樹羅 : どうだ?いい感じ?
[メイン] 双川 智世 : ん。上手く書けるか分からないけど……参考にさせてほしい。
[メイン] 浅井 樹羅 : ん。いいぞ。遠慮なく取ってけ
[メイン] 浅井 樹羅 : まぁ、自分で経験しないと難しそうだよな~それ
[メイン] 双川 智世 : (ため息をつく)……それこそハードル高い。
[メイン] 浅井 樹羅 : まぁ確かにな~
[メイン] 浅井 樹羅 : 恋愛って「するぞ!!」って出来るもんでもないしな
[メイン] 双川 智世 : 誰かに頼んだとしても、余計な誤解生みそうで困る。
[メイン] 浅井 樹羅 : なははっ、確かに
[メイン] 浅井 樹羅 : じゃあ俺に頼むか~?なんつって
[メイン] 双川 智世 : ……………浅井、ヘテロじゃないの。
[メイン] 浅井 樹羅 : そうだけど
[メイン] 双川 智世 : ………(ため息をつく)
[メイン] 双川 智世 : じゃあせめて、手繋ぐ感覚だけ、教えてほしい。
[メイン] 浅井 樹羅 : お、いいぞ
[メイン] 浅井 樹羅 : こうさ、他愛もない話しながら(智世の手に重ねる)
[メイン] 双川 智世 : (手に触れられてぴくっとする)
[メイン] 浅井 樹羅 : なはは、ごめん。びっくりしたな
[メイン] 双川 智世 : ……別に平気。続けて。
[メイン] 浅井 樹羅 : そ?お前がいいなら良いけど
[メイン] 浅井 樹羅 : んで、こう手を繋ぐ(指を絡める)
[メイン] 浅井 樹羅 : 後はウインクで一撃♡(ウインクをする)なーんつって
[メイン] 双川 智世 : 最後のは要らない。(ふいっとそっぽを向く)
[メイン] 浅井 樹羅 : おーいそっぽ向くなって~
[メイン] 双川 智世 : ………でも確かに、少し緊張はする、かも。
[メイン] 浅井 樹羅 : …そうか
[メイン] 浅井 樹羅 : ま、経験になったなら嬉しいですよ。俺は
[メイン] 双川 智世 : …………ありがと。付き合ってくれて。
[メイン] 浅井 樹羅 : いえいえ
[メイン] 浅井 樹羅 : まぁ、でもお前顔良いし全然付き合えるけどな。俺は
[メイン] 双川 智世 : うわ……顔目当て?(顔を顰める)
[メイン] 浅井 樹羅 : ちげーって。そうカッカすんな
[メイン] 双川 智世 : ……さっきも言った通り、面倒だと思うけど。
[メイン] 浅井 樹羅 : うーん…でも、良い所も沢山あると思うぞ?
[メイン] 浅井 樹羅 : 飯美味そうに食うし、借りをちゃんと返そうとしたり、後、動物に優しい
[メイン] 浅井 樹羅 : 後、何やかんや人をちゃんと見てるとこ
[メイン] 双川 智世 : ………褒めても何も出ないからね。(目を逸らす)
[メイン] 浅井 樹羅 : 何だよ~照れてんのか~??このこの~(突っつく)
[メイン] 双川 智世 : うるさい。調子乗らないで。(握ってる手に力が入る)
[メイン] 浅井 樹羅 : いてて、お前そこそこ力つえーんだからやめてくれよ
[メイン] 双川 智世 : 今のは浅井が悪いし。
[メイン] 浅井 樹羅 : 何だよ~つれねーな~
[メイン] 双川 智世 : …………
[メイン] 双川 智世 : ………ここから出て、もう一度ちゃんと言ってくれたら、考えてあげなくもない。
[メイン] 浅井 樹羅 : …へ
[メイン] 双川 智世 : ………何。冗談だったとでも言うつもり?
[メイン] 浅井 樹羅 : …いや…
[メイン] 浅井 樹羅 : …せ、責任は、取ります……?
[メイン] 双川 智世 : ……そう。
[メイン] 浅井 樹羅 : ………
[メイン] 浅井 樹羅 : ……っふ、ま、お前といたら楽しくなりそうだし。いいや
[メイン] 双川 智世 : ………はあ。
[メイン] KP : そんな話をしているうちに、珈琲と互いの温度で温まったからか、少しずつ瞼が重くなってくるのを感じる。その様子を見てからか、双川があなたに声をかける。
[メイン] 双川 智世 : 随分ぽやぽやしてるけど……眠くなってきた?
[メイン] 浅井 樹羅 : んあ~……やばいかも……
[メイン] 双川 智世 : ……ベッドあるし先に寝たら。知らない場所だし、無意識に疲れてるんでしょ。
[メイン] 浅井 樹羅 : ん~……そうする……
[メイン] 浅井 樹羅 : 双川、お前も寝るか~…?
[メイン] 双川 智世 : 僕はいいや。さっき書いたメモ、まとめておきたいし。
[メイン] 浅井 樹羅 : ん、りょーかい
[メイン] 浅井 樹羅 : じゃ、寝るわ~…おやすみ~…(あくびしながら)
[メイン] 双川 智世 : ………おやすみ。
[メイン] KP : ベッドに寝転び、布団を被る。あなたは、全身をめぐる暖かさと眠気に、すぐさま目を閉じるだろう。いつの間にかおでこに乗せられた暖かい手の感触を覚えながら、あなたの意識は沈んでいった。
目覚め
[メイン] KP : 暖かい体温が、自分の手から離れてどこかへ行ってしまうような気がした。そんな夢を見て、あなたは目を覚ます。そこは、見慣れた自分の部屋だった。
[メイン] 浅井 樹羅 : …んあ?(目を覚ます)
[メイン] 浅井 樹羅 : …(体を起こす)…俺の、部屋…?
[メイン] 浅井 樹羅 : ん?さっきのは夢?
[メイン] 浅井 樹羅 : (スマホを開く)
[メイン] KP : スマホを開いて日付を確認すると、あなたが普段通り過ごしていた日から3日は経っていた。
[メイン] 浅井 樹羅 : …え”!?!?家帰ってから3日経ってる!??!
[メイン] 浅井 樹羅 : ちょ、ちょっと待て……
[メイン] KP : そのままスマホを確認すると、職場や友人、家族からたくさんの着信やメッセージが届いているのが分かる。内容を見る限りどうやらこの3日間、自分は行方不明として扱われていたらしい。
[メイン] 浅井 樹羅 : …やばい…やばいぞこれ……
[メイン] 浅井 樹羅 : うわ~……どう説明すんだこれ………
[メイン] 浅井 樹羅 : …て、そうだ、双川!!あいつ無事か!?(電話を掛ける)
[メイン] KP : あなたは連絡先から双川の番号を見つけ、電話をかける。しかし聞こえてきたのは『おかけになった電話番号は現在使われておりません』という機械的なメッセージだった。
[メイン] 浅井 樹羅 : ……嘘だろ……
[メイン] 浅井 樹羅 : …家凸るか
[メイン] KP : 双川の家へ向かう途中、風が頬を撫でる。無意識に手をやったその頬に、一粒の涙が流れた。
[メイン] 浅井 樹羅 : ……は?
[メイン] KP : どうして自分は泣いているのだろうか?胸に広がる喪失感が、本能的に一つの可能性を思わせた。もしかしたら、双川はもうこの世界にいないのかもしれない、と。
[メイン] 浅井 樹羅 : …っ、クソがッ………止まれよっ……!!(雑に涙を拭う)
[メイン] 浅井 樹羅 : …まだ、言えてねぇッ……んだよ…!!
智世の家
[メイン] KP : 何度か訪れたことのある、双川の住むアパート。何かあった時のためにと渡されていた合鍵を使い、オートロックを解除する。そのまま中へ進むと、双川の部屋の扉が見える。
[メイン] 浅井 樹羅 : (思い切り扉を開ける)
[メイン] KP : ドアに手をかけると、勢いよく音を立てて扉が開いた。鍵はかかっていないようだ。
[メイン] 浅井 樹羅 : (中に入り)双川!!!居るか!?
[メイン] KP : 中に入るとばさ、と奥のカーテンが翻り、窓から部屋に風が入り込んだ。テーブルの上に置いてあった紙が、風で宙に舞い、そのまま床に落ちる。物が散乱した室内は外からの光だけで照らされ、主人の居ないもの悲しさを感じさせる。その様子を見て、あなたはここに、いや、この世界にもう双川がいないのだということを確信してしまう。
【正気度喪失0/1】
[メイン] 浅井 樹羅 : 1d100<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 58 > 成功
[メイン] 浅井 樹羅 : …………っ……な、んで………
[メイン] 浅井 樹羅 : ……くそ………ふざけんな………くそが……
[メイン] 浅井 樹羅 : ………っ、…なにか、残ってるもの……(テーブルに向かう)
[メイン] KP : 部屋の真ん中に置かれたテーブル。上には乗っていた紙が散乱し、床にも何枚か落ちている。開かれたままのノートパソコンが乗っているが、画面は消えているようだ。
[メイン] 浅井 樹羅 : ……!(ノートパソコンの電源をつける)
[メイン] KP : スリープモードになっていたのか、画面がぱっと薄暗い部屋を照らす。どこかの掲示板を開いていたようで、表示されたままになっている。
◇掲示板の書き込み
『探し人を見つけてくれる洞窟』ってのが怪しすぎる件について
1.オカルト好きのななし
奥多摩の山の麓のどこかに、地下に続く扉があるらしいんだよ。そこから洞窟に続いてて、トンネルがあるらしいんだけど、そこを通ってると地底人の住処にいけるらしい
2.オカルト好きのななし
胡散くさ ソースは?
3.オカルト好きのななし
>2 俺の知り合いの話だから確かに確証はない。でも本当に、行方不明になってたその人の奥さんが帰って来たんだって
4.オカルト好きのななし
俺の知り合いは逆にそこに行って行方不明になったんだが…何か住んでるのか?マジで
5.オカルト好きのななし
地底人がいたとして何で人間に協力してんだよ 優しいかよ
6.オカルト好きのななし
とりあえず件の山の場所だけ貼っとく(以下に住所が記載されている。)
誰か行ったら報告してくれ
7.オカルト好きのななし
いやお前が行けよ
[メイン] 浅井 樹羅 : ……これ……
[メイン] 浅井 樹羅 : …………疑ってる場合じゃねぇ。行かねぇと
[メイン] 浅井 樹羅 : ……他に残ってるものは…(ベッドを見る)
[メイン] KP : 布団を捲ってみるが、何も無い。仄かに柔軟剤のような、双川と居る時の香りがする。あなたは双川と一緒に小屋の中にいた時の事を思い出すかもしれない。
[メイン] 浅井 樹羅 : ………っ……(目を擦る)
[メイン] 浅井 樹羅 : ……行くしかねぇ
[メイン] 浅井 樹羅 : (急いで準備をし、飛び出す)
洞窟
[メイン] KP : あなたは電車を乗り継ぎ奥多摩のとある山へ向かう。山の麓へ着けば、人通りの無い道に冷たい風が吹き、肌寒さを感じるだろう。
[メイン] KP : 〈目星〉が振れます。
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 93 > 失敗
[メイン] 浅井 樹羅 : ……ここにあるんだよな…?(写真を見ながら)
[メイン] 浅井 樹羅 : 進むしかねぇけどよ……
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 56 > 成功
[メイン] KP : 地面にマンホールがある。蓋は重そうだが開けられるかもしれない。
[メイン] 浅井 樹羅 : ……これか?(蓋を開ける)
[メイン] KP : 〈STR*5〉に成功すると開けることが出来ます。
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=14*5 【STR × 5】 (1D100<=70) > 92 > 失敗
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=14*5 【STR × 5】 (1D100<=70) > 87 > 失敗
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=14*5 【STR × 5】 (1D100<=70) > 61 > 成功
[メイン] 浅井 樹羅 : …ふんっ!!!!
[メイン] 浅井 樹羅 : やーーーっと開いた!!!
[メイン] 浅井 樹羅 : …(自分の両頬を叩く)よし
[メイン] 浅井 樹羅 : (マンホール内に入る)
[メイン] KP : 中を覗けば、下に空洞がある事が分かる。側面に突起が付いていて、慎重に進めば下に降りることが出来そうだ。じめじめとした空気が下からせり上がってくるのが分かる。
[メイン] 浅井 樹羅 : …うえ~~~~……
[メイン] KP : ゆっくりと足を突起にかけて下に進んでいく。降りれば降りるほど、冷たい風が身に染みる。そうして数分が経った時、足が固い地面を蹴った。ようやく底についたようだ。
[メイン] 浅井 樹羅 : ……着いたか?
[メイン] KP : 突起から手を離し、後ろを振り返れば、そこには暗いトンネルが続いている。明かり一つ無く、一寸先は闇だ。
[メイン] 浅井 樹羅 : ……(歩き出す)
[メイン] KP : あなたがその道を進もうと足を動かすと、ふいに声が聞こえた。いや、聞こえたというよりは、脳内に響いたと言った方が適切かもしれない。
[メイン] ??? : 誰かを探してるの…?こっちへおいで…
[メイン] 浅井 樹羅 : …っ!?(バッと振り返る)
[メイン] KP : 子どものようなたどたどしい声だ。声色から敵意は感じられない。
[メイン] 浅井 樹羅 : ……(歩き続ける)
[メイン] KP : あなたはトンネルの中をひたすら進んでいく。どのくらい歩いていたのだろうか。ふと目の前に、明かりがひとつ浮かんだ。ぼんやりとした明かりは、家の窓から漏れているようだ。無機質な灰色の小さな家がひとつ見える。
[メイン] 浅井 樹羅 : …家?
[メイン] 浅井 樹羅 : どんなとこに建ててんだよ…
[メイン] ??? : おいで、こっちへおいで
[メイン] KP : その声と共に、窓から漏れる明かりが弱く点滅しているのが分かる。
[メイン] 浅井 樹羅 : ……っ!〈あの声!〉
[メイン] 浅井 樹羅 : ……(家に向かう)
クンヤン人の家
[メイン] 浅井 樹羅 : …この家から、だよなぁ…
[メイン] KP : 灰色の無機質な壁の前に立つが、入り口らしきものが見当たらない。
[メイン] 浅井 樹羅 : …………(息を思い切り吸う)
[メイン] 浅井 樹羅 : たのもーーーーーーーーーー!!!!!
[メイン] KP : あなたの叫び声が聞こえたのか、再び声が脳内に響く。
[メイン] ??? : あっごめんね!通れないよね、ちょっと待ってね。
[メイン] KP : その声と共に、壁に薄く切り込みが入り、バタンと壁の一部が向こうに倒れ込んだ。室内の明かりが一気に外に漏れ、あなたの顔を照らす。
[メイン] 浅井 樹羅 : え?
[メイン] KP : そこは、壁一面に絵画が飾られた部屋だった。絵画だけでなく、彫像や、あなたの見たことが無いアーティスティックな置物まで、様々なモノが所狭しと部屋に並べられている。
[メイン] KP : あなたが部屋の中を覗くと同時に声が響いた。
[メイン] 地底人 : ようこそ、私の部屋へ。
[メイン] 浅井 樹羅 : お、おお……
[メイン] KP : ありとあらゆる芸術品が部屋の中に押し込められている。しかし全体的に不思議と統一感があり、あなたは魅力的に感じるかもしれない。生きてきて見たことも無いような絵画や彫刻が、多く並べられている。床には本が散乱していて、歩くのもやっとである。
[メイン] 浅井 樹羅 : すげー………(芸術品を見渡す)
[メイン] KP : 到底一般人には思いつかないような奇抜な物が多く飾られている。
[メイン] KP : 〈目星〉が振れます。
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 6 > スペシャル
[メイン] KP : 壁に飾られた絵画に目が行く。しっかりとした筆使いで、人間がひたすらに痛めつけられている様が描かれている。手足を縛り上げられ、刃物で切り刻まれている者。火に投げ込まれ、肌が焼け爛れている者。顔面をひたすらに殴打されている者。地獄のような様相を、まるでそこに存在するかのような精緻な筆で描いている。しかしそれはどこか抽象的であり、恐怖と悍ましさ、そしてそこから滲み出る人間の感情が色濃く感じられた。
[メイン] KP : このような冒涜的な絵画を見たあなたは【正気度喪失0/1D3】
[メイン] 浅井 樹羅 : 1d100<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 55 > 成功
[メイン] 浅井 樹羅 : お~…なんていうか……すげ~……
[メイン] 浅井 樹羅 : なんだっけ……あ、S〇Wにこんなシーンあったよーな気するな~
[メイン] 浅井 樹羅 : 他の作品だったか…?まぁ、いいや
[メイン] 浅井 樹羅 : もうちょっと後で聞くか(棚に向かう)
[メイン] KP : 陶器の置物や小さな彫像が多く乗せられている。中でも、一際綺麗な装飾のされた壺が目立つ場所に置かれている。
[メイン] KP : 〈目星〉が振れます。
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 19 > 成功
[メイン] KP : 白い正方形の置物がなんとなく目につく。手に取ると、一つの面に左と右の矢印が浮かび上がる。タッチして使うものらしい。
[メイン] 浅井 樹羅 : お~?なんだこれ、ハイテクだな
[メイン] KP : その様子を見てか、脳内の声がペラペラとしゃべりだす。
[メイン] 地底人 : あ、それはね、私達の民が生み出した素晴らしきテクノロジーだよ!イスの種族みたいに完全に時間を操ったりは出来ないけど、それくらいのものなら出来るようになったんだ。その時間操作装置をあてて矢印をタッチすると、あてた物の状態を変えることが出来るんだ。
[メイン] 浅井 樹羅 : お、おお?よ、よく分かんねぇけどすごいな?
[メイン] 地底人 : でしょ?例えば、腐っちゃった食べ物にあてて左を押せば、新鮮な状態に戻すことが出来るし。
[メイン] 地底人 : あとは、私の民は医学に精通してるから、その技術との組み合わせにも使われてるよ。怪我をした人にあてて左を押せば、ある程度の傷を治せるんだ。もちろん、一回死んじゃった人はもう元に戻せないけどね。
[メイン] 浅井 樹羅 : ふんふん……なるほどな~……
[メイン] 浅井 樹羅 : 持っといても良いか?
[メイン] 地底人 : 試供品だけどいいよ、何かの役に立つかもね。地上に持って帰ったらただの箱になっちゃうと思うけど…
[メイン] 浅井 樹羅 : あ~なるほど…
[メイン] 浅井 樹羅 : まぁ、なんか壺とか割りそうだし。持っとくわ
[メイン] 地底人 : ふふ、おっちょこちょいさんなんだね。
[メイン] 浅井 樹羅 : そうなんだよな~困ったもんよ
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=12*5 【CON × 5】 (1D100<=60) > 14 > 成功
[メイン] 浅井 樹羅 : (本棚に向かう)
[メイン] KP : 自分の見たことのない分野の本が多く並べられている。
[メイン] KP : 〈図書館〉か〈目星〉が振れます。
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=65 【図書館】 (1D100<=65) > 64 > 成功
[メイン] KP : その中からあなたは、金色の背表紙の本が目に留まる。
[メイン] 浅井 樹羅 : ん?(本を取る)
[メイン] KP : 本は見た事のない言語で書かれている。その様子を見てからか、「あ、そこの本棚の本ね。ちょっと待ってね」と声が聞こえる。
[メイン] KP : 再び本に目線を戻せば、本には付箋が二枚貼ってあった。そのページだけがあなたの読める言語に変わっている。
[メイン] 浅井 樹羅 : お、ここは読めるな(ページを見る)
[メイン] 浅井 樹羅 : ……もしかして、あれ食ったらまずかった?
[メイン] 地底人 : ?あれって?
[メイン] 浅井 樹羅 : や~いや、何か知らない家いた時にパンケーキ作ってさ、そん時にはちみつ掛けて食ったんだけど、はちみつ掛けなかったら良かったかもな~って
[メイン] 地底人 : そうだったんだね……でも確かあの瓶、結構な量入ってたはずだからまだ足りるんじゃないかな?
[メイン] 浅井 樹羅 : お、まじ?
[メイン] 浅井 樹羅 : じゃあワンチャン作れるか……
[メイン] 浅井 樹羅 : ……て、現物ないと無理じゃね?
[メイン] 地底人 : うーん確かに。…私、人間の人探しを手伝ってるんだ。
[メイン] 地底人 : 君も誰かを探してそうだったから、ここに呼んだんだけど…
[メイン] 浅井 樹羅 : …おー、そうだな
[メイン] 地底人 : その人が居る場所の手がかりとか、ある?
[メイン] 浅井 樹羅 : いや~それが分っかんねぇんだよな~……
[メイン] 地底人 : そっか……さっき言ってた、知らない家に居るって可能性はない?
[メイン] 浅井 樹羅 : ……あるな
[メイン] 浅井 樹羅 : え、てことはあいつまだ出れてねぇのか?
[メイン] 地底人 : かもしれないね。…場所を調べたいんだけど、その場所でその人が長い間持ってたものとか、持ってないかな?
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=60 【アイデア】 (1D100<=60) > 17 > 成功
[メイン] KP : あの小屋での出来事をあなたは思い出してみる。そういえばパンケーキを食べている時、彼は「落ちてた」と言ってあなたのネックレスを渡してきた。もしかしたらそれが使えるのではないだろうか?
[メイン] 浅井 樹羅 : あ、そういえば(ネックレスを取る)
[メイン] 浅井 樹羅 : これでお願いできるか?
[メイン] 地底人 : ありがとう、ちょっと調べてみるね。そこにある台の上に置いてくれる?
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=12*5 【CON × 5】 (1D100<=60) > 64 > 失敗
[メイン] 浅井 樹羅 : 1d4 (1D4) > 3
[メイン] KP : 体が痺れるような感覚に襲われる。行動する技能に-10の補正がかかります。
[メイン] 浅井 樹羅 : ……?いって……
[メイン] 地底人 : 大丈夫?どうかした?
[メイン] 浅井 樹羅 : いや…大丈夫(ネックレスを置く)
[メイン] 地底人 : そう?何かあったら言ってね。
[メイン] KP : ネックレスを置いた台がぽわ、と淡く光る。しばらくすると、再び声が聞こえた。
[メイン] 地底人 : うんうん、えっとね、今その人が居るのはドリームランドっていうところだね。私たちの掘っているトンネルも、そこに繋がってるよ。
[メイン] 浅井 樹羅 : ドリームランド……?〈夢の国か?〉
[メイン] 地底人 : 連れて行くことはできるよ。でも、その人は多分私の仲間が実験に使おうとしているんだ。
[メイン] 地底人 : だから、これはヒミツね。君を手伝ったってバレたら怒られちゃうから。
[メイン] 浅井 樹羅 : ん。分かった
[メイン] 地底人 : …それと、帰り道を保障することはできない。私が出来るのは、君をその人のところに送り出してあげることだけだよ。そこからは自分で帰り方を探してもらわなきゃいけない。
[メイン] 地底人 : 帰って来れる保証はないよ。それでも行く?
[メイン] 浅井 樹羅 : 行く
[メイン] 地底人 : ……そっか。そんなにその人の事が大事なんだね。
[メイン] 浅井 樹羅 : そうだな
[メイン] 地底人 : ふふ───じゃあ、私も君たちが再会出来るように頑張らなきゃね。
[メイン] 浅井 樹羅 : …よろしく頼む
[メイン] 地底人 : 了解。任せて。
[メイン] 地底人 : ……ああそうだ。君さっき何か様子がおかしかったけど、具合でも悪いの?
[メイン] 浅井 樹羅 : あ~いや、なんか痺れた感覚して
[メイン] 地底人 : ああ、それは私たちの民が生み出した麻薬の効果かもしれない…
[メイン] 地底人 : ごめん、あそこに置いてあるんだ。きつかったら瓶を壊していいよ。
[メイン] 浅井 樹羅 : ん?瓶?
[メイン] KP : あなたが辺りを見回すと、奇妙な空気を漂わせている小瓶があった。地底人の言っている麻薬はこれかもしれない。
[メイン] 浅井 樹羅 : もしかして、これの事か?(瓶を指さし)
[メイン] 地底人 : そうそう!それでさっきの痺れは無くなるはずだよ。
[メイン] 浅井 樹羅 : じゃー壊そうかな
[メイン] 浅井 樹羅 : いいか?
[メイン] 地底人 : オッケーオッケー!
[メイン] 浅井 樹羅 : じゃ、お言葉に甘えて(瓶を壊す)
[メイン] KP : 瓶が壊れると同時に、身体を蝕んでいた痺れがすっと消えていく感覚がする。特殊ルール解除です。
[メイン] 浅井 樹羅 : …お、ほんとに無くなった
[メイン] 地底人 : よかった!…早速案内するけど、準備はいい?
[メイン] 浅井 樹羅 : おう、良いぜ
[メイン] 地底人 : よし、じゃあ私がドリームランドに続くトンネルを開くから、君はそのまままっすぐ進んで。
[メイン] 浅井 樹羅 : 了解
[メイン] KP : あなたが了承の言葉をかけると、入ってきたのとは反対の壁の一部がズズ、と音をたてて向こう側に倒れる。そこから向こうは真っ暗闇である。
[メイン] 地底人 : ここを通ればドリームランドの森に出られるよ!くれぐれも、気をつけてね。
[メイン] 浅井 樹羅 : おう、サンキューな
[メイン] 浅井 樹羅 : (歩き出す)
再び小屋へ
[メイン] KP : あなたは再び、真っ暗なトンネルを進んでいく。何も見えない、足を進めても進んでいるのか分からない。どれくらい歩いただろうか。感覚すらも曖昧になってきた。
[メイン] KP : すると突然視界がホワイトアウトする。思わず目を瞑り、そして開くと、そこは穏やかな空気の流れる森の中だった。あなたは分かるだろう。ここは、双川と共に1日を過ごした、あの小屋の近くであると。
[メイン] 浅井 樹羅 : ……っお、出てきたか
[メイン] KP : 後ろには小さな洞窟の入り口があり、ぽかんと口を開けている。中は真っ暗闇だ。自分はここから出てきたのだろう。
[メイン] 浅井 樹羅 : …とりあえず真っ直ぐ進むか(歩き続ける)
[メイン] KP : 小屋を探しながら、あなたは森の中を進む。
[メイン] KP : 〈目星〉が振れます。
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 75 > 失敗
[メイン] KP : どうやら道を間違えたらしい。森は木が生い茂り、探すのはなかなか難しそうだ。
[メイン] 浅井 樹羅 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 41 > 成功
[メイン] KP : 遠く、木々の合間に木で出来た小屋が見える。あなたはあれが先程の小屋だと確信するだろう。
[メイン] 浅井 樹羅 : お、見えた!!
[メイン] 浅井 樹羅 : (小屋に向かって走る)
[メイン] KP : 小屋に向かって走るあなたを、穏やかな森の空気が包み込む。相変わらず、上空からは太陽の光が差し込んでいる。
[メイン] KP : 小屋の窓には内側からカーテンが引かれ、中の様子を垣間見ることが出来ない。
[メイン] 浅井 樹羅 : (ドアを開ける)
[メイン] KP : あなたは小屋のドアを開け中に入る。香って来たのは、あの香ばしいような不思議な香りではなく、血なまぐさい鉄の匂いだった。
[メイン] KP : 反射的に部屋の中、ベッドに目を向ける。目に入るのは、双川の後ろ姿。彼は地面に座り、上半身だけをベッドに乗せ突っ伏していた。白いシーツに広がる血液の赤が、鮮明にあなたの視界にこびり付く。
[メイン] 浅井 樹羅 : ……え
[メイン] 浅井 樹羅 : っ、双川っ!!?!おい!!(智世に近づく)
[メイン] 双川 智世 : ……ぇ…あさい、なん、で……
[メイン] 浅井 樹羅 : お前が!!!帰ってきてないからだよ!!!!
[メイン] 双川 智世 : ………ごめ、ん。
[メイン] KP : 双川は浅く呼吸を繰り返しつつ、声を漏らす。ここに放置していればすぐさま事切れてしまうだろう。
[メイン] 浅井 樹羅 : っ、いいっ。喋るな
[メイン] 浅井 樹羅 : ……っそうだ、箱っ(箱を取り出す)
[メイン] 浅井 樹羅 : …左、押すんだったな(智世に向けて左の矢印を押す)
[メイン] KP : 白い装置を双川に当て、左の矢印を押す。しばらくの静寂の後、双川がゆっくりと身を起こした。
[メイン] system : [ 双川 智世 ] HP : 2 → 10
[メイン] 双川 智世 : ………浅井。(じっと浅井の目を見る)
[メイン] 浅井 樹羅 : ……………
[メイン] 浅井 樹羅 : …よかった……(智世に抱き着く)
[メイン] 双川 智世 : な、ちょっ……何……(驚いて固まっている)
[メイン] 浅井 樹羅 : まじでよかった…………(顔を埋める)
[メイン] 双川 智世 : …………
[メイン] 双川 智世 : ………なんか、心配かけたみたいで、ごめん。(たどたどしく両腕を浅井の背中に回す)
[メイン] 浅井 樹羅 : …まじでさ
[メイン] 浅井 樹羅 : 焦ったよ、お前がいなくて
[メイン] 双川 智世 : ………そう。
[メイン] 浅井 樹羅 : …おう
[メイン] 双川 智世 : ………浅井が居なくなったって聞いた時、ネットで地底人の話を聞いて。
[メイン] 双川 智世 : 正直疑い半分で来てみたら、ここの民族に連れてこられた。
[メイン] 浅井 樹羅 : …………
[メイン] 浅井 樹羅 : …そうか
[メイン] 双川 智世 : そしたら、浅井もこの小屋に居て。…ここから浅井を逃がすために、その民族と取り引きした。
[メイン] 浅井 樹羅 : ………なんて
[メイン] 双川 智世 : ……具体的な事は口止めされてるから言えないけど。まあ、僕が代わりにここに残るっていう、そんな感じの話。
[メイン] 浅井 樹羅 : …………
[メイン] 浅井 樹羅 : …じゃあ、帰るぞ(智世の顔を見て)
[メイン] 双川 智世 : ………どうやって。
[メイン] 浅井 樹羅 : …待ってろ
[メイン] 浅井 樹羅 : (キッチンに向かう)
[メイン] KP : あなたは先程見た棚の奥から、蜂蜜の瓶を見つけ出した。
[メイン] 浅井 樹羅 : …お、あったあった(瓶を取る)
[メイン] 浅井 樹羅 : 何だっけ作り方……あ、ドライイースト要るわ(ドライイーストも取る)
[メイン] KP : 棚を漁ると、ドライイーストも簡単に見つかった。水道の水も使える。これで蜂蜜酒作りの材料は揃った。
[メイン] 浅井 樹羅 : よし、作るか
[メイン] 浅井 樹羅 : (材料を水に入れる)…よし
[メイン] 浅井 樹羅 : 後……一週間放置だっけ?
[メイン] 浅井 樹羅 : あ、箱使えばいいじゃん
[メイン] KP : 金色に輝く液体に白い装置をかざし、右の矢印のボタンに触れる。すると泡がぷつり、ぷつりと立ち、消えていった。装置を離せば、それが完成したことがあなたには分かるだろう。
[メイン] 浅井 樹羅 : …出来たか?
[メイン] 浅井 樹羅 : よし、完成~!!
[メイン] 浅井 樹羅 : (蜂蜜酒をコップに入れる)おーい、双川~
[メイン] 双川 智世 : (キッチンに向かう)……何それ?
[メイン] 浅井 樹羅 : なーんと、これを飲んだらおうちに帰れるという不思議な不思議な蜂蜜酒でーす
[メイン] 双川 智世 : ……本当に?(少し訝しげな目で見る)
[メイン] 浅井 樹羅 : そんな疑うなって、大丈夫だから
[メイン] 浅井 樹羅 : 俺が作ったから毒も入ってねーよ
[メイン] 双川 智世 : …流石にそこまでは疑ってないよ。
[メイン] 双川 智世 : ……ありがと、(蜂蜜酒を受け取る)
[メイン] 浅井 樹羅 : ん。じゃ、いただきまーす(蜂蜜酒を飲む)
[メイン] KP : 一口飲めば、甘く暖かい味が口に広がる。遅れてやってくる少しの苦みも、その味の優しさを際立たせているように感じる。
[メイン] 浅井 樹羅 : ん、意外とうまいな。これ
[メイン] 双川 智世 : ん。材料、何使ったの。
[メイン] 浅井 樹羅 : 蜂蜜とドライイーストと水
[メイン] 浅井 樹羅 : 後これ(箱を見せる)
[メイン] 双川 智世 : ……何この箱。何かの機械?
[メイン] 浅井 樹羅 : これ、矢印押すだけでその物の時間を遡らせたり進めたり出来るんだってよ。すげーよな
[メイン] 双川 智世 : へえ…ドラ〇もんの道具みたい。
[メイン] 浅井 樹羅 : あれだ、タイム〇ろしきの箱版
[メイン] 双川 智世 : ……ああ、確かに。(少し口角が緩む)
[メイン] 浅井 樹羅 : そそ。んで、これで一週間分時間進ませて発酵させたってわけ
[メイン] 双川 智世 : ……本当に漫画の世界みたいな話だな。
[メイン] 双川 智世 : まあ実際、一週間待つだけなら帰っても作れそうだね。
[メイン] 浅井 樹羅 : 確かに。今度作るか
[メイン] 双川 智世 : ん。この甘さだったら、食後のデザート酒になるかも。
[メイン] 浅井 樹羅 : いいな~!それ。一緒に作ろーぜ
[メイン] 双川 智世 : ………ん。
[メイン] 浅井 樹羅 : おし、じゃあ帰るか
[メイン] 双川 智世 : …これで帰れるといいんだけど。
[メイン] system : [ 双川 智世 ] HP : 10 → 13
[メイン] 浅井 樹羅 : 大丈夫だろ。多分
[メイン] 双川 智世 : ……まあ、浅井がそう言うなら、大丈夫か。
[メイン] 浅井 樹羅 : そーそー、俺を信じとけ
[メイン] 双川 智世 : ……また調子乗ってるでしょ。(少し眉を顰める)
[メイン] 浅井 樹羅 : そんなことねーって。ほら、この顔を見ろよ(顔を近づける)
[メイン] 双川 智世 : ……はいはい。整った顔だね。(目を逸らす)
[メイン] 浅井 樹羅 : ま、それを言うならお前もだけどな
[メイン] 双川 智世 : …………(少しムッとした顔になる)
[メイン] 浅井 樹羅 : ははっ、そんな顔すんなよ
[メイン] 双川 智世 : 僕の顔の事はいいでしょ。別に。
[メイン] 浅井 樹羅 : 褒めてんだぜ~?昔っからなんでそんな外見のこと言うと怒んの?
[メイン] 双川 智世 : …………大分前に、実力は大して無いけど顔だけは良いなって言われた事があって。
[メイン] 双川 智世 : あと、顔目当てで言い寄ってくる人ばっかりだったから。
[メイン] 浅井 樹羅 : あ~~~~~………なるほどな……
[メイン] 浅井 樹羅 : そりゃー嫌にもなるわな。すまん
[メイン] 浅井 樹羅 : 俺も高校ん時先輩に言われたな~懐かしっ
[メイン] 双川 智世 : ……まあ、浅井も言われてそうだよね。
[メイン] 浅井 樹羅 : まーね。色男ですから
[メイン] 双川 智世 : ………(頬をぎゅっとつねる)
[メイン] 浅井 樹羅 : いへぇ、はんはお(いてぇ、なんだよ)
[メイン] 双川 智世 : なんかむかついたから。
[メイン] 浅井 樹羅 : え~~~~~
[メイン] 浅井 樹羅 : 別にい~だろ。事実だし(頬を撫でながら)
[メイン] 双川 智世 : 自分で言う辺りが気に食わない。(そっぽを向く)
[メイン] 浅井 樹羅 : え~いーじゃねーか~
[メイン] 浅井 樹羅 : 父ちゃんから貰ったもんなんだから自慢しないと失礼だろ。逆に
[メイン] 双川 智世 : ………まあ、それはそうかもね。
[メイン] 浅井 樹羅 : そーそー
[メイン] 浅井 樹羅 : 小さいころから「お前の武器は顔だ。存分に使え」ってずっと言われてきたからな
[メイン] 浅井 樹羅 : だから俺は自分の顔好きなんだよ
[メイン] 双川 智世 : ………そう。(目を細める)
[メイン] 浅井 樹羅 : そ。だから、お前も一気にとは言わないけど、自分の顔を認めてやれよ
[メイン] 双川 智世 : …まあ浅井程おおっぴらに自慢出来る気はしないけど。
[メイン] 双川 智世 : ………考えとく。
[メイン] 浅井 樹羅 : ……ふ、それでいーよ
[メイン] 浅井 樹羅 : ま、顔なしでも好きだぞ。お前のこと
[メイン] 双川 智世 : …………………ばか。(耳をほんのり赤くする)
[メイン] 浅井 樹羅 : ははっ、そういえば出てからだったな
[メイン] 浅井 樹羅 : んじゃ、出るか(手を繋ぐ)
[メイン] 双川 智世 : …、………ん。(きゅっと握り返す)
[メイン] 浅井 樹羅 : (智世と一緒に小屋を出る)
[メイン] KP : あなたが扉を開くと、外の空気が入り込んできた。ひんやりとした空気と、遠くでフクロウの鳴く声が聞こえる。そこは、先ほどまでの暖かな日差しに照らされた森では無かった。薄暗い夜の闇。鬱蒼とした木々が、静かに小屋を取り囲んでいる。どこからかじっと見られているような不気味な夜に、あなたたちは立っていた。
[メイン] 浅井 樹羅 : …まじか、夜かよ
[メイン] 双川 智世 : ……大分時間経ってたみたいだね。
[メイン] 浅井 樹羅 : …スマホのライトで何とか行けっか~?
[メイン] 双川 智世 : まあ、辺り照らすくらいなら大丈夫じゃない。
[メイン] 浅井 樹羅 : そーだな(ライトをつける)
[メイン] 浅井 樹羅 : (歩き出す)
[メイン] KP : あなたたちは、真夜中を二人で歩いていく。鬱蒼とした森の中、何かがこちらを狙っているような、そんな予感がする。底知れぬ不安と恐怖感が押し寄せて来る。【正気度喪失0/1】
[メイン] 浅井 樹羅 : 1d100<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 47 > 成功
[メイン] 双川 智世 : 1d100<=85 【SAN値チェック】 (1D100<=85) > 49 > 成功
[メイン] KP : 片手に体温を感じる。それはさっき握った双川の手だ。きっと不安を感じているのは相手も同じなのだろう。あたたかな体温がじんわりと、あなたの手を包み込んでいた。
[メイン] 浅井 樹羅 : 双川、大丈夫か?疲れてない?
[メイン] 双川 智世 : 平気。さっきの蜂蜜酒のおかげか、身体もあったまったし。
[メイン] 浅井 樹羅 : なら良かった
[メイン] KP : そうこうしているうちに、あなたたちは洞窟の入り口にたどり着く。真っ暗な闇が、ぽかんと口を開けている。
[メイン] 浅井 樹羅 : お、着いた着いた
[メイン] 浅井 樹羅 : 意外と何とかなるもんだな
[メイン] 双川 智世 : ……ん。
[メイン] 浅井 樹羅 : おし、じゃあ行くぞ
[メイン] KP : そう言って洞窟に入ろうとしたその瞬間、後ろから気配を感じた。それはそこに立っている。あなたたちの後ろに、立っているのだ。
[メイン] 浅井 樹羅 : (反射で振り返る)
[メイン] KP : そこに、樹木が立っていた。闇の中目を凝らせば、しかしそれが樹木では無い事が分かる。それはロープのような触手をうねらせ、表面にある皺の寄ったいくつもの口から緑色の涎を滴らせていた。そこに目は無くとも、確実にこちらを狙っているということが分かる。
[メイン] KP : シュブ=ニグラスの仔、黒い仔山羊を見たあなたたちは【正気度喪失1D3/1D10】
[メイン] 浅井 樹羅 : 1d100<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 5 > 成功
[メイン] 双川 智世 : 1d100<=85 【SAN値チェック】 (1D100<=85) > 16 > 成功
[メイン] 浅井 樹羅 : 1d3 (1D3) > 1
[メイン] 双川 智世 : 1d3 (1D3) > 1
[メイン] system : [ 浅井 樹羅 ] SAN : 65 → 64
[メイン] system : [ 双川 智世 ] SAN : 85 → 84
[メイン] 浅井 樹羅 : …なんだ、あれ
[メイン] 双川 智世 : ………まずいな。
[メイン] 双川 智世 : 浅井、こっち。(手を引く)
[メイン] 浅井 樹羅 : うおっ(着いて行く)
[メイン] KP : あなたの手がぐい、と引っ張られる。それと同時に、怪物もろともあなたの視界は黒く塗りつぶされた。
エンディング
[メイン] KP : 一寸先も見えない暗闇。しかし、あなたたちはお互いの手を繋ぎ、元の世界へ帰るために足を踏み出すだろう。真っ暗闇の中、足を進める。それは月明かりの無い真夜中のようで、恐ろしいけれど、切ないような不思議な時間だった。
[メイン] KP : どれくらい歩いただろう。手に伝わる体温を感じながら、あなたは微睡むように意識を手放した。
[メイン] KP : ひんやりとした空気の中、あなたはゆっくりと目を開ける。視界には倒れた双川と、山の麓の涼やかな風景が映り込む。二人の繋がれた手が、先程まで闇の中を歩いていたことが夢では無かったと感じさせるだろう。木々の間から差し込む木漏れ日が、未だ眠っている双川の顔に優しく降り注いでいる。
[メイン] 浅井 樹羅 : ………ここ…(目を覚ます)
[メイン] 浅井 樹羅 : …っ、双川、起きろ(揺さぶる)
[メイン] 双川 智世 : ………んん…(ゆっくりと目を開ける)
[メイン] 浅井 樹羅 : ……良かった
[メイン] 双川 智世 : ……帰って、これたの?
[メイン] 浅井 樹羅 : …多分
[メイン] 双川 智世 : そう。…よかった。(ほっとした顔をする)
[メイン] 浅井 樹羅 : …ま、こっから家まで帰らねぇといけねーけど(起き上がる)
[メイン] 双川 智世 : ……確か、奥多摩だっけ。ここ。
[メイン] 浅井 樹羅 : そうそう。森ん中だからとりあえず大通りまででねーとな
[メイン] 双川 智世 : …………(浅井の服の裾を握る)
[メイン] 浅井 樹羅 : ん?どうした?
[メイン] 双川 智世 : …………さっき言うって言ってた事、まだ聞いてない。(目を伏せる)
[メイン] 浅井 樹羅 : ……ははっ、たしかに
[メイン] 浅井 樹羅 : ま、タイミング最悪だけど(智世の顔の泥を拭う)
[メイン] 浅井 樹羅 : …お前が俺に愛想尽かすまで、一緒に居てくれよ
[メイン] 浅井 樹羅 : 一緒に居てくれたら、ずっと、楽しませてやるからさ
[メイン] 双川 智世 : ……………
[メイン] 双川 智世 : 本当、物好きだよね。
[メイン] 浅井 樹羅 : そうか~?
[メイン] 浅井 樹羅 : 綺麗なものほど、欲しくなるだろ(智世の前髪を上げる)
[メイン] 双川 智世 : っ、……(目を見開く)
[メイン] 浅井 樹羅 : …それに、責任取るって言ったしな
[メイン] 双川 智世 : …………ぅ。(居た堪れず目をぎゅっとつむる)
[メイン] 浅井 樹羅 : …んで?返事は?
[メイン] 双川 智世 : ……………(恐る恐る目を開く)
[メイン] 双川 智世 : …………………僕で、いいなら。
[メイン] 浅井 樹羅 : …あははっ、お前が良いんだよ。智世
[メイン] 双川 智世 : っ、なまえ、
[メイン] 浅井 樹羅 : 恋人になったんだからそうなるだろ
[メイン] 双川 智世 : ……展開が急過ぎるし……(目を逸らす)
[メイン] 浅井 樹羅 : おーい。目逸らすなって
[メイン] 双川 智世 : ………浅井の所為でしょ。
[メイン] 浅井 樹羅 : なはは、そうか
[メイン] 浅井 樹羅 : ま、嬉しいよ
[メイン] 浅井 樹羅 : お前が、俺を受け入れてくれて
[メイン] 双川 智世 : ………別に。受け入れてなきゃ、普段家にあげないし。そもそもこうやって、探しに来る事もなかっただろうし。
[メイン] 浅井 樹羅 : …確かに、そうだな
[メイン] 浅井 樹羅 : 愛されてんな。俺(ニカッ)
[メイン] 双川 智世 : ……やっぱむかつく。(両頬をつねる)
[メイン] 浅井 樹羅 : いひゃいひゃい
[メイン] 双川 智世 : …………ふ、(つい吹き出す)
[メイン] 浅井 樹羅 : …離してくれませんかね
[メイン] 双川 智世 : やだ。(顔を弄り回して遊んでいる)
[メイン] 浅井 樹羅 : おーーい、俺の綺麗な顔がシワだらけになる~~~
[メイン] 双川 智世 : どうせ歳取ったらシワだらけでしょ。
[メイン] 浅井 樹羅 : そーいうことじゃねぇ
[メイン] 双川 智世 : ふうん。……まあこれでかっこ悪くなったら、顔ファンも減るし。
[メイン] 浅井 樹羅 : 客が少なくなるからやめてくれ
[メイン] 双川 智世 : ………そしたら、僕の所に来ればいいんじゃない。浅井1人くらいなら養えるけど。
[メイン] 浅井 樹羅 : ダセーからやだ
[メイン] 双川 智世 : そう。……まあ、好きにすれば。
[メイン] 浅井 樹羅 : …でもまぁ、実際どうすっかなあ~
[メイン] 浅井 樹羅 : お前ん家のほうがセキュリティちゃんとしてんだよな
[メイン] 双川 智世 : ……来たくなったら来なよ。その代わり、家事は分担だから。あと作業中は話しかけないでね。
[メイン] 浅井 樹羅 : おー。じゃ、定期的に行こうかな
[メイン] 浅井 樹羅 : …そうだ、トライアルしてみね?
[メイン] 双川 智世 : ……トライアル?
[メイン] 浅井 樹羅 : 一か月くらい同棲して、相性良かったらもうそのまま同棲続けんの
[メイン] 双川 智世 : ………まあ、それでダメだったら、それまでか。
[メイン] 双川 智世 : いいよ。…責任っていうの、見せてもらおうかな。
[メイン] 浅井 樹羅 : …!おー!まかせとけ!!
[メイン] 双川 智世 : あ、布団は別で。宜しく。
[メイン] 浅井 樹羅 : ん、りょーかい
[メイン] 浅井 樹羅 : ……じゃ、帰るか(手を差し出す)
[メイン] 双川 智世 : …………
[メイン] 双川 智世 : ……人通り、無い所までね。(差し出された手を握る)
[メイン] 浅井 樹羅 : …へへ(握り返す)
[メイン] 浅井 樹羅 : 分かってるよ
[メイン] 双川 智世 : ……ん。(顔を背ける)
[メイン] KP : そうして、あなたたちは共に自分の居場所へと帰る事だろう。口に残った蜂蜜の味が、甘く優しく溶けていく。隣に双川のいる世界は、この蜂蜜のようにあまくてやさしいと、あなたは思う、かもしれない。
[メイン] KP : エンディング1「君と蜂蜜」シナリオクリアです。
[メイン] KP : 生還報酬 1D6
KPCと生還した 1D3
クンヤン人と話した 〈クトゥルフ神話〉+1
黒い仔山羊を見た 〈クトゥルフ神話〉+1D3
[メイン] 浅井 樹羅 : 1d6+1d3 (1D6+1D3) > 2[2]+3[3] > 5
[メイン] 浅井 樹羅 : 1d3+1 (1D3+1) > 3[3]+1 > 4
[メイン] 双川 智世 : 1d6 (1D6) > 6
[メイン] 双川 智世 : 1d3 (1D3) > 2
[メイン] 双川 智世 : 1d3+1 (1D3+1) > 3[3]+1 > 4
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