女川で見たLOVELY LOVELYに感動して2回も泣いた

ONAGAWACK2023初日の配信をのんびり追っかけていて、BiSのライブパートのLOVELY LOVELYで涙が止まらなくなった。現地で泣いたのに、家でも泣いた。

ライブ会場から出た後で「LOVELYがやばかった、、、」って泣いてる研究員は僕の他にもいたし、「え?LOVELYで!?」って驚いてる人もいた。どっちの気持ちもめちゃくちゃわかるけど僕は泣く側だった。

だからといって、映像でまた泣くなんて思いもしなかった。そもそもLOVELYで泣く日がくるなんて、ちょっと前まで思ってもみなかったのにね。だってLOVELYだよ??


激しい曲、エモい曲、楽しい曲がわりと多い第3期BiSのなかで、LOVELY LOVELYはかわいい曲のトップ3に入る(個人差あり)。とにかくかわいくてハッピーな曲です。

楽曲自体に猫要素はないんだけど「にゃんにゃん」するサビの振り付けが2019年末に披露されて以降、猫耳付ける研究員が現れて、コロナ明けのツアー中になんか増殖して、それが発展してコスプレが増えたし、コスプレじゃない変な格好の人もいた。

あの頃はライブで声を出せなくて特典会もない環境だったから、メンバーの目を引いたり笑わせたりできる、大切なコミュニケーション方法みたいになってたし、制限の多いなかでお祭り騒ぎできる時間を楽しんでる人が多かったと思う。

そういう風潮が薄れてきて今はみんな普通に振りコピする曲になったけど、あの時期に育った空気感はまだけっこう残ってる気がしてて、なんていうか、第3期BiSの幸せの象徴みたいな感じがします。


ライブで見て、その曲のなかに大好きな人たちの姿がないのは正直寂しかった。楽しい記憶がたくさん残ってる曲だから、2人の姿が重なって見えて感情がぶわーって溢れてきたのはあったと思う。

だけど、それだけならあんなに泣かなった。シンプルに寂しくて涙が出たのはイントロくらいで、その後は寂しさが混ざった感動と、BiSが好きだなーって気持ちでいっぱいだった。


LOVELYの振り付けは、Aメロで2人がペアになって腕組んだりする。4人体制の時はペア2組だったし、5人の時は1人はまんなかで歌ってその両サイドでペア2組が踊るフォーメーションだった。

それを単純に3人に当てはめたら、1人が歌ってる横で2人がペアで踊るのかなって思うじゃないですか。もしそのフォーメーションだったらめっちゃ寂しい気持ちになってたかもしれない。

だけど曲が始まってみたら、3人並んで腕組んでたんですよ。それ見てから涙止まんなくなって、その後は普段泣かない曲でも泣いてた。


5人体制の両サイドにペアがいる状態で歌ってるのはいい感じだったけど、3人体制でペア作って1人だけポツンと歌ってたら寂しく見えそうだなって思うんですよ。

だから、3人一緒なのがよかった。フォーメーションの違いを大袈裟に捉えすぎかもしれないけど、3人で腕組んでるのを見て、これからも幸せなLOVELY LOVELYが続いていくんだなって感じられてすごくうれしかった。見慣れた姿がなくても幸せな気持ちになれたんだから、たぶんこれから見る時はもっと幸せになれると思う。

去年BiSが一時的に3人体制になってた時期があって、たしかそこでLOVELYやってたはず。僕はそのライブは見れなかったんですよ。その時も3人で腕組んでたのかもしれないけど、どうだったんだろうー。とにかく個人的には初めて見るフォーメーションだった。

もしその時に見てたら、今回のLOVELYであんなにボロ泣きしたかはわかんない。でも、いまの3人で腕組んでるとこ見たらやっぱり泣いてたと思う。


僕は生きていくなかで感動できる体験に出会うことが大切だと思ってて、感動を与えてくれるBiSの存在は本当にありがたいし愛しいなーと思います。

ライブ中はそんなに泣かないタイプのオタクなので、BiSが好きだなぁと思いながら泣けるくらい、3人体制を見て感動できたことがうれしかった。

これからのBiSもきっと大好きだなって思わせてくれた女川のLOVELY LOVELYでした。

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