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親愛なるジンくんへ


ジンくん、お誕生日おめでとうございます。

元気ですか。寒くないですか。あったかくできていますか。ちゃんと食べていますか。しっかり寝られていますか。怪我はしていませんか。体調を崩していませんか。辛いことはありませんか。笑えていますか。無理はしていませんか。



ああ…違うな、違うのに……
あなたのハッピーなバースデーである今日は たんまりとお祝いの言葉を贈りたいのに、どうしたって二の次には さだまさしの歌詞的な言葉を次から次へと並べてしまうわたくしめをお許しください。



ジンくん、あなたにとってこの1年はどんな1年だったでしょうか。

あなたが唐突に可愛いケーキを手刀でぶった斬ったWeverseライブは記憶に新しい(というか忘れられない)ですが、
わたしはこの1年のことを「早かった、あっという間だった」とも「遅かった、ここまで長かった」とも言えないなと思っています。


いや、正確に言うと、今のわたしにとって時間は一瞬です。

1日も1週間も1ヶ月も1年も「噓でしょ?!さっき寝たのに?!もう朝?!!全然寝足りませんが??!?という訳で二度寝させていただきますね?!?!え?!それは無理だって??!やだ~~何それどうすんのよ~~~」の感覚で過ぎていきます。

「時間が早く感じるのは おのれが歳をとったからだわよ」ということはよくわかっています。ケッ。
わかってはいますが、とにかく時間ってやつはわたしに優しくないのです。


そして、貴重な一瞬なのに、いや、一瞬に感じてしまっているからこそなのか、その中身にわたしは何も詰め込めずにいます。もうずっと空っぽです。
どうやらわたしも時間ってやつになかなか優しくできないみたいです。


そんな訳で、わたしにとってのこの1年は早かったなんてものではありません。秒です。

でも、だからといって、あなたの1年も同じように早かったのか、それはわたしにはわかりません。
あなたに直接聞くことができない以上、あなたの時間についてあなた自身がどう思っているのか想像もつきません。


ジンくんの時間はどこで誰とどんな風に過ごそうともあなただけのものなので、あなたの時間に不必要に不躾に介入してはいけない、とオタクの端くれとして重々心得ているつもりです。



とはいえ、正直なところ、あなたが入隊した当初は 軍の毎食の献立を拝見して「ほおーー今日はこれを食べているのかーーー」と思いながら、勝手に安心感のようなものを得たこともありましたし、
これまでも、ここ最近も、師団でのあなたのエピソードを目にする度に「さすが我が推し!!!」の気持ちが全くなかったのかと言えば嘘になります。




「あなたの時間を誰にも邪魔されず全うしてほしい」という気持ちと「どんな小さなことであってもあなたのことを知れると嬉しい」という気持ち、自分の中で矛盾が深まっていくのを自覚しています。

意図せずともSNSの大海原で あなたがわたし達に見せようとしていない姿を垣間見てしまった時に「これは!芸能のような魅せるための仕事の話では!!ないので!!!」と完璧に全てを拒める程、正直わたしはできたオタクではないようです。面目ない。


だけど、こちらが「あなたの姿を見たい、現状を知りたい」と必要以上にやきもきするまでもなく、あなたは入隊前にわたし達に見せるための姿をちゃんと準備してくれていました。

そうです、これは何度でもお伝えしたいのです、改めて韓国に届く大声で叫ばせてください、n月のソクジンを毎月分準備してくれて本当に本当にありがとうございま〜〜〜〜〜す!!!!!!!


毎月麗しく可愛い姿が見られて ありがたくてたまらないのですが、わたしは特に、メガネくるりんぱ、秋の食べ物としてサムギョプサルを勧め、テテに「あっち行って」と言う 9月のソクジンがとても好きです。大好物てんこ盛りです。

このn月のソクジンを毎月心待ちにしている自分がいます。12時4分に通知が届いてワクワクし、動画やGIFを繰り返し見てぽかぽかし、「やっぱりジンくんが大ッ好きだな〜〜〜〜!!!」の気持ちを毎月再確認して、毎月幸せな気持ちになっています。



そして、待望の슈취타ジンくん回はとにかく嬉しくもあり、かなり切なくもなり、何度目かわからない「SINしか勝たん」の気持ちになりました。

いついかなる時にもピースをキメるジンくんがしていなくてユンギ氏がピースをしている、床に置かれた鍋の蓋の位置と同じく絶妙なバランス感のジンシュガに滝涙待ったなし


この約39分の動画の良さを詳しく語ろうとすると、あまりに尊いポイントが多過ぎて、最早 何故かもじもじしてしまいます。

四海兄弟を呑みながらルームメイト時代の話をする2人、 性格が正反対だからこそしっくりとくる2人の距離感、お互いが気を遣うからこそ気を遣わない関係、やっぱりわたしはジンくんがユンギ氏といる時の何とも形容し難い独特の空気感が大好きです。



それ以外にも、お酒の様子を見に行ったり、弟の入隊を見守りに行ったり、弟のソロコンを観に行ったり、好きなゲームの展示会らしき場所で推し活をしたり、あなたはそんな自身の休暇中の姿をInstagramに何度もあげてくれました。

「除隊時は家に帰るのではなく会社に行ってWeverseライブで皆さんに会いに来ます」なんて約束もしてくれたり、相変わらずキレッキレのクスッとするコメントを残してくれたりと、Weverseにも沢山来てくれました。


一般に軍白期と言われるこの1年の間にさえ、あなたが準備してくれたもの、あなたが大切にしようとしているものを山程感じさせてもらいました。
おかげで、あなたを忘れるどころか、真剣に泣きたくなる程に この1年もずっとジンくんが恋しかったです。

決してあなたを待つ自分に酔っている訳ではありません。
でも、この1年のあなたへの自分の気持ちを言葉にするなら この「恋しい」という表現が1番しっくりくるのです。
そして、その気持ちに比例して、この祈りも1年前より強く大きくなり続けています。

あなたがどうかこの先も心身共に健康でありますように。
あなたがどうかこの先も幸せに笑っていられますように。


2度目の冬がやって来ていますが、あなたは今この時も自分のやるべきことをし続け、きっと早くもなく遅くもないあなただけの時間に集中しているでしょう。
わたしもわたしの時間にもう少し優しくしていこうと思います。

そうしてお互いが積み重ねた日々の先にまた必ず訪れるはずの あなた達とわたし達の 春の日 を心待ちにしています。


ジンくん、改めてお誕生日おめでとうございます。

この1年もずっとありがとう、そして1年前よりももっと大好きです。


2023.12.4  なおこい

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