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声を上げてみよう!!

こんにちは!
上田夏生です。
今回は地方創生の現状と課題について、
私が考える地方創生の課題を含め2点書いていこうと思います。

そもそも地方創生とはなんでしょうか。

地方創生とは、"少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくために、まち・ひと・しごと創生に関する施策を総合的にかつ計画的に実施することである。

主な4つの基本目標として、

①地方にしごとを作り、幅広い世代が安心して働く地方に新しいひとの流れをつくること

②地方への新しいひとの流れをつくる

③若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる

④時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守るとともに、地域と地域を連携する

情報支援・人材支援・財政支援という三本の矢を国は政策として

は行っています。

本当に簡単に言うと、現在は少子高齢化でお年寄りが増える一方なのに

若者世代が職を求めたり

結婚したりと様々な理由で地方から都市部へ(東京等)に移ります。

そうすると都市部に人が集まり、地方に人がいなくなっていきます。

逆に東京に人が増えると、保育サービスや高齢者介護サービス、住宅の価格等、生活環境面で様々な問題も発生します。

このままだといけないと思った国が、他の地域でもよりよく

暮らしていけるようにしよう!人を地方にも流していこう!経済回そう!

子ども増やそう!!!

というわけです。では詳しく見ていく前に…

まず、そんなに東京に人がいる??って話ですよね。

確かに、新宿とか渋谷とか都会には人がたくさんいるけど、

そんな問題になるまで東京に移ってくるの人いるの?と思われた方。

私も正直そんなたかが知れていると思っていました。

なんせ、大学の友人はみんな就職は地元に帰りたいと

いう子が多く、やっぱり育ってきた環境が一番なんだなぁ

と個人的に思っていました。

しかし、調べてみると…

一目瞭然ですよね(笑)

都道府県別の転入超過数をみると,転入超過となっているのは東京都,埼玉県,神奈川県,千葉県,愛知県,福岡県,大阪府及び滋賀県の8都府県。

転入超過数が最も多いのは東京都(7万9844人)。

転入超過数が最も拡大しているのは東京都(6720人)
転出超過となっているのは茨城県,福島県,新潟県,長崎県など39道府県。転出超過数が最も多いのは茨城県(7744人)。

転出超過数が最も拡大しているのは茨城県(2590人)

こうみると関東圏の人が東京にくることが多いように見られますね。

世代別にみると…

大学や就職といった人生の分岐点になる20~24歳が最も多いですね。


このような現状から政府が地方創生をめぐる現状の認識として

問題化したこと3点

①人口減少に歯止めがかかっていない

②東京一極集中が加速

③地方経済と大都市経済で格差が存在

この問題点を解決するために、具体的な事業の本格的推進に結び付きました。

このような問題点を経て行っている政策として、

①空き店舗の活用等による商業活用性化

②遊休農地の活用

③古屋家等の歴史的資源を活用した観光まちづくり

④地方創生に資する大学改革として

1.地域の人材への投資を通じた地域の生産性向上のための地方大学の復興

2.東京一極集中を改めるための東京の大学の新増設の抑制・地方移転

等、さまざまなことを行っています。また今後も地方創生に力を入れていくビジョンが作られています。

では私たちができる地方創生とはなんでしょうか。

このような現状をみると私は難しく感じてしまいます。

なので小さな子どもがこういった現状をみてどうとらえるか

考えてみました。私の考えはめちゃくちゃ安易なので

ここでみなさんも一緒に考えてみてください(笑)

「地方より東京の方がいいと思うところ」

・・・・・・・・

わたしの安易な考えを申しますと。、

東京にいったら、遊ぶところもたくさんあるし、おいしいものもたくさんあるし、仕事もアルバイトも時給高いし、結婚したいけど子育て…いやまだ若いし仕事たくさんあるし!

、、、、など思いつくことはたくさんあります。

こんなこといって、

東京素晴らしい!ってわけじゃないと思うんですよね(笑)

地方に地方のよさがあります。

地域のいいところを残しつつ、都市部と同じく、

地方にも似たようなものがあれば、人が集まってくるのではないか。

では地方に足りないものは何か。

それこそこれからの課題点なのではないかと思います。

国のビジョンに対して、本当にそれが実現できるのか考えさせられた部分もあります。

そもそも自分が行きたい大学・学部が地方と東京、同じくらいの偏差値で

どっちも受かったらどっちにいくでしょうか。

仕事が多くある東京と仕事が限られている地方、どちらを選びますか?

若者の意見もそれぞれですが、このような現状で考察すると、東京の大学を選択する人も多いのではないかと思います。

各都道府県によって環境は異なります。だからこそその地域に住んでいる若者と外(東京等違う地域)からみて何が必要か考えていく機会を与えることが重要視されるのではないかと思います。

若者がこの土地に残りたい、この地域で子育てしたい、仕事をしたい

と思える環境作りが最も地方創生に繋がるのではないか。

ではその声は誰に聞くことがベストなのか。

私は若者だと思います。確かに、高齢者が増加することで必要なことが増えていく現状もあります。

しかしながら、これから国を担うのは若い世代です。

その世代のちょっとした意見や知識が大きな地域の活性化に繋がることも

あります。

社会に染まっていない柔軟な意見また、社会をみてきた若者こそが、

これからの地方かつ国にとっての最大の課題の解決方法に繋がると思います。

まだまだ日本は若者の意見が通らないことも多く存在します。

しかし、時代も変化するのであれば、時代に沿った風潮が重要視されていくのではないでしょうか。

まず、若者の意見を聞き、地域活性化に積極的に参加してもらうように

するためにはどのような方法が各地域が提案していくか。

また、若者自身、一人一人、声を挙げていく。

この2点こそが私が考える地方創生の課題だと思います。