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冷蔵庫は、かく語りき。

なぜ、拙者が冷蔵庫について記事を書くことになったのか?

普段、冷蔵庫の中身を見ることもないし、料理もしない人間が...

理由は、この人である。↓

「最近の冷蔵庫は日本製が少ない云々...」と、
コメント欄に書いたら、
「じゃあ、それを紹介しろ」と。( ̄ー ̄;)

おまけに、巷では「 #冷蔵庫企画 」なるものが提唱され....

はいはい!
書きます、書きます。(._.;)φ

レ イ ゾ ウ コ ハ 、カ ク カ タ リ キ。

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かつて昭和の時代、テレビ、洗濯機、冷蔵庫は「三種の神器」と称し、豊かさの象徴と呼ばれていました。
現在、それらは「家電リサイクル法」に基づき、大切な資源として守られ、そして、なかなか壊れない。
そのため、日本の大手家電メーカーは収益が得られないこれらの製造から次々と撤退。

冷蔵庫に代表されるいわゆる「白物家電」は、パソコンやテレビと言った「黒物」と違い、長年の技術が必要な製品が多いのです。

こと日本製に関しては、基本性能はもちろんのこと、省エネや鮮度保持などの改良・改善レベルが高く「メイド・イン・ジャパン」は、世界のどこへ持っていっても通用したのです。

大手家電メーカー(東芝、NEC、富士通)が「白物家電」から撤退後、その多くの社員たちはリストラに遭い、そして彼ら優秀な技術者たちは、中国や韓国に流れてしまいました。

現在、家電量販店に並ぶのは彼らの技術が投入された、中国製またはその子会社の製品がほとんど。

確かに、安い。
そして高性能。

ウ~ン、悔しい!(←心の声ね)

それでも、大手家電メーカーに代わる「メイド・イン・ジャパン」として気を吐いているのは、日用品メーカーの「アイリスオーヤマ」。

こちらも、リストラ後にヘッドハンティングされた、多くの技術者で構成されています。

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さて、冷蔵庫のウンチクはこれくらいにして。(/_・)/

そう、冷蔵庫とは「人間関係の縮図」。

それは、趣味嗜好が異なる者たちが『その中身』を巡って、様々な物語を育む『倉庫』なのです。

では最後に、
表題作ほか、シニカルでありふれた日常を描いた短編小説『冷蔵庫を抱きしめて』〔荻原 浩:著〕をご紹介いたします。(←そこかい!)

※追記
本記事は、以下の企画に則り掲載しております。


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