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2023サぱの日 岸和田SA上りレポート

今年もこの日がやってきました

3月8日。何の日だと思いますか?

え?鯖の日?まあそれでも悪いところはついてないかもしれません。
しかし、ちょっと待ってください。この記事を書く母体は我らが日本サぱ協会。ならば取り上げるのはただひとつ。

「サぱの日」です!

由来はごく単純に「サぱ」との語呂合わせから。一般社団法人日本記念日協会からも認定をいただいた、日本サぱ協会を協会たらしめる重要な日です[1]。
いまやサービスエリア公式[2]や運営会社[3]のみならず、Honda純正アクセサリーメーカー、株式会社ホンダアクセスにも認知される[4]など、着実に知名度を広げています。

この善き日。私も公務の一環として、岸和田サービスエリアを訪問させていただきました。
今回はその「上り線」を紹介いたします。

もちろん、鉄道利用で!

阪和線、縁の下の力持ち。

地図ほどには遠くない

ぱっと見は難攻不落。しかし……?

とは言うものの。この岸和田SA、沿線からはかなり離れた場所にあります。
比較的近い水間観音駅から見ても、直線距離で3キロオーバー。さすがに徒歩のみでの訪問は困難を極めます。

しかし!実は、まさに岸和田SAをかすめるように、南海ウイングバスが走行しているのです[5]。
その接続点は、南海本線岸和田駅と、阪和線久米田駅。この両者は一長一短あり、特急も停車する利便性では岸和田駅が勝り、岸和田SAからの距離では久米田駅が優れます。とはいえ、久米田駅も日中は区間快速が1時間に4本停車するため、決して不便なわけではありません。

乗るべきバスはどちらの場合も同じで、611番・「牛滝山」行きに乗車。途中の「山口」バス停が最寄りとなります。
注意点はむしろバスの運行時刻のほうで、昼間に1~2時間間隔で走る程度。岸和田SAを訪問する分にはそこまで不便な時間帯ではありませんが、乗る列車を考えることと、経路が似ている「白原車庫」行きにうっかり乗らないようにする必要はあります。

そうして山口バス停で降りれば、岸和田SAは意外とすぐ。
外部進入ゲートでは通例ともいえる長い坂を上れば、いよいよ岸和田SAと対面です!

ちなみに、そのままバスでまっすぐ行って、牛滝山と温泉を満喫するのも乙だったり。

This is みかんパン!

駐車場に入り、ヘリポートとドッグランの脇を通ると、まずは上り線施設がお出迎え。
……するのですが、建物の時点で既に独特の個性を放っています。通り一遍の「サぱらしさ」ではない。武家屋敷に混ざっていても何ら違和感のなさそうな、天下の台所の一端を見るような情緒を感じました。

よく見ると緑色で小さく「SA」と書いてあります。探してみよう。

そんな岸和田SA上りですが、この施設を語るには欠かせない名物は、建物の中にあります。

その名も、ベーカリー・芭炎蕾ばからい[6]謹製「みかんパン」。
名は体を表すとはよく言ったもので、どっしりした体から、一口食べるごとにほんのり甘酸っぱい。お値段もどっしり690円(税込、以下同)でありつつも、1日に500個以上売り上げるという売り文句も納得の、飽きの来ないおいしさです。
ちなみに、楽天市場で通販もしていますので、いつでもどこでもこの味を楽しめますよ[7]。

値段にふさわしくボリュームたっぷり、みかんもたっぷり!

さらに、同店はレストランも展開しています。
パスタやステーキといったフードメニューも充実しているのですが、なんとこのみかんパンをフレンチトーストにしちゃいました!もともとの甘さにクリームや漬け液も加わり、スイーツの枠に収まらないほどの重厚さを味わえます。セットコーヒーとの相性も抜群です。
流石にお値段は980円、コーヒーも合わせると1,230円とさらに張りますが、それだけの価値があります。

居住まい正しく、甘さ満点!

店主の方によると、もともと「みかんパン」をベースに何か新商品を出してほしいと要望があったところ、オーソドックスなものとしてフレンチトーストに行きついたとのこと。なるほど、パンに甘味といえば、確かに想像がつきやすいところだと思います。

ここまで、レポートをお届けしました。
皆様もよきサぱ活を!

ちなみに、下り線は下り線で面白いですよ。

(筆・日本サぱ協会書記 金子周平)

出典

[1]一般社団法人 日本記念日協会 https://www.kinenbi.gr.jp/ 2023年3月15日閲覧。
[2]菖蒲パーキングエリアのツイート 2023年3月8日投稿、2023年3月15日閲覧。
[3]神姫フードサービス株式会社(中国自動車道 西宮名塩SA下り運営)のツイート 2023年3月8日投稿、2023年3月15日閲覧。
[4]株式会社ホンダアクセスのツイート 2023年3月8日投稿、2023年3月15日閲覧。
[5]路線バス|南海バス https://www.nankaibus.jp/rosen/ 2023年3月15日閲覧。
[6]Cafe & Restaurant 芭炎蕾 https://bakarai.jp/ 2023年3月15日閲覧。
[7]楽天市場の商品ページ 2023年3月15日閲覧(上記、芭炎蕾にもバナーあり)

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