予算案年度内成立の話
こんばんは、予決研です。
最近は自民党議員のパーティ券裏金問題で騒動になっていましたが、予算案の衆議院での審議が大詰めを迎えています。
例年2月末から3月頭は衆議院での攻防が激しくなりますが、それは衆議院で可決されて参議院に送付されれば、参議院で採決されなくても、30日経てば自動的に予算が成立する、と憲法60条に規定されているからですね。
具体的には3月2日までに、衆議院での可決、参議院への送付すれば、予算案は年度内成立するということになりますね。
これは笑い話ですが、以前、年度内自動成立が決まった年に、参議院での議論が紛糾した時がありました。
その時、自動成立の規定を知らなかった記者がいたんでしょうか、大手新聞のWEBに、参議院で議論が紛糾したことにより、予算案の年度内成立が危ぶまれる、というネット記事が出たのをたまたま目にしました。まあ、記事はすぐに削除されましたが。
ということで、今年のように汚職問題が起きたりして、審議がなかなか進まないこの時期は、政府関係者はピリピリしますね。委員会審議が開催されるのか中々決まらずに、質問通告の待ちぼうけを食らうことも多いですし。
今年も土曜日なのにお疲れ様です…という感じですね。
以上、予決研でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?