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虫の目、鳥の目、魚の目

google mapの話や雑談など何個か記事を上げましたが、前回の「京都の銭湯の話」が一番反応いいですね……そっちに特化しようかな?とも思いましたが反応にとらわれずに書きます。

最近「ハック思考」という本を読んで知った言葉なのですが、昨年の古着屋「森」の通販を試行錯誤していたときにこんな感じだったなと思ったので書きます。
(考え方はハック思考ではないです)


虫の目、鳥の目、魚の目とは

虫の目→小さな物事を見る(ミクロ視点)

鳥の目→俯瞰して見る(マクロ視点)

魚の目→流れを見る

ということです。

鳥の目で見たこと

進化型古着屋「森」の通販を担当し、ずっと試行錯誤していました。
前部署のspinnsでは、サイト立ち上げからある程度集客もあったので、一旦売上が出ると、どちらかというとオペレーションなどの日々の忙しさをどう解決していくか?ということに時間をとられていました。
だけど、「無名のお店」「下準備もなし」でスタートするとココまで売れないか……と焦りました。
その日々の中で色々試行錯誤していたのですが、一向に売上は上がりません。
そして、途中で「売上上がらない本質はどこだろう???」って考えることにしました。
そこで、通販の基本中の基本の式を振り返りました

売上=集客×購買率×客単価

この式です。

そーすると圧倒的に「集客」が悪いことが見えるし、それ以外ないことがわかりました。
いくら、「どの商品をアップしようか?」とか、「店舗購入者にビラを配ろう」とかでも微々たる効果したなかったのです。
流行りのD2Cブランドなど特定の顧客さんや、ファンがついていない状況で売上をとろうと思うと絶対に「集客」なんですが、色々必死で、それが見えてなかったって感じです。

虫の目で見たこと

ではここから「集客」を上げるためにはどうしようか?と……

「集客」を取るために分解すると

①検索経由→SEO対策、記事を増やしていく(長期的)
②外部リンク経由→他人に記事を書いてもらう、広告(短期的)
③リピートを増やす→ブックマークしてもらう、メルマガ、顧客化(長期的)

この3種類しかありません。
早急に集客をあげないといけないので、②にさらに絞ります。
そうなると、やれることは

・広告出稿
・プレスリリースによるニュースの発信

です。

魚の目で見たこと

「広告」は前回の記事でも書いたようにすぐに効果もありますし、取り掛かりました。

そしてもう一つが「プレスリリース」
こちらはネタがないとなかなかリリースできませんが、進化型古着屋「森」はイベント、商品などなど盛りだくさん。
以前からうまくお客さんに伝えられていないと感じていたのでリリースの書き方、タイミングも勉強しなおして、書いていきました。

でもメディアさんに、ただがむしゃらに「コレどうですか!!」って宣伝丸出しで出しても絶対に取り上げられませんし、嫌われます。

そこで、今メディアさんがどんなことを記事にしているか?世の中の流れは??ってことを考えてリリースを打ちます。

その「流れ」を考えた時に、アパレルもその他の業界も世界中で大問題なのが「環境問題」。大きく言うと「SDGs」ですよね。

進化型古着屋「森」もコンセプトは「循環」だったり「サスティナブル」「多様性」なので、もちろん上っ面ではなく、そのことを本気でお店でも取り組んできています。
その内容やイベントをリリースしていくことで取り上げてもらい、進化型古着屋「森」自体を有名にして、「集客」を増やそうと考えました。

一部抜粋したリリースです。

(プレスリリースはサイト配信だけではなく、コツあるので興味あれば連絡ください。記事書くか、個人的に教えます)

このリリース効果で
・スマートニュース
・テレビ大阪
・繊研新聞社
・TABI LABO
・qetic

などなどに取り上げてもらい、集客増やして行くことができました。

まとめ

「虫の目、鳥の目、魚の目」となんか小難しいこと言いましたが、要は「問題の本質」を掴むことですね。

今回であれば、がむしゃらに試すのではなく、何が1番の問題で、どうゆう順番で進めるか?ということをまとめてから進めることですね。

どの通販サイトでも新規で立ち上げたら

「ページを整えておく」→「集客」→「リピート」

の順番ですね。

なので色々こまったら立ち止まって俯瞰することをオススメします。


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