spotifyが本屋の店員さんのような提案をしてくれる
音楽のストリーミングサービスSpotifyを使い始めてみたのですが、想像以上に人肌に触れたサービスでした。
Spotifyらしさとは
世界では9,000万人が利用しているというSpotify(Apple Musicは5,000万人)
そし周りで利用している友人も多く、普段音楽を効かないのですが、重い腰を上げて利用してみました。
まず、調べてみると、『音楽発見サービス』と謳っています。
音楽を聞くではなく、発見する。
おもしろい名前の付け方だなーと思っていたのですが、実際に利用してみるとそれを実感します。
はじめにいくつか音楽を聞いて行くと、その後自動で音楽を選定して流してくれるのですが、その数々が自分にあったものばかりなんですよね。
こればかりはやはり試してみるしかないのですが、まるで本屋の店員さんがじっくり話を聞いた後に、本をオススメしてくれる感覚でした。
「この本が好きなんですね。でしたら、これも好きかもしれません。」
「少しテイストは違うかもしれないですが、その本が好きなら、これもハマるかも」
これまで直接話して、言葉のやりとりによって生まれていた心地の良い提案を、音楽で表現してくれる。
多くの方の視聴データがあってこそだと思いますが、そんな人肌に触れるような音楽の提案を次々としてくれるサービスに感動を覚えてしまいました。
人肌に触れるサービス
例えば、Netflixも同じような体験がありました。自分が視聴した傾向から、バチっとはまってしまうような動画の提案をしてくれる。
他にはLINEのトーク画面で、桜が降ってくれるのも、「あ、桜だ!」とつい人に言いたくなるような感情触れる体験でした。
noteを書いた後『●日連続で投稿できました!すごい!』とポップアップが出てくるのですが、そういったインタラクションもつい嬉しくなってしまいます。
定規やハサミのように、ただ無機質なモノとしてあるわけではなく、つい嬉しくなるような瞬間がある。
真似をすれば、同じ機能を持ったものは作れてしまう時代に、こういった小さな感覚がすごく大きな差を生むんじゃないか、と感じさせる一幕でした。
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