エス・エム・エスという会社の話
エス・エム・エスという、介護や医療の領域で事業を展開している会社があります。
創業は2003年、時価総額は約1,600億円。王将や日清、RIZAP、松竹などと同規模の会社です。
事業がすごいことはさながら(そこだけでもすごく興味ありますが)、それ以上に先日聞いた創業者の話が心に残りました。
創業者 諸藤さん
今は、シンガポールにREAPRA venturesという会社を作り、複雑な領域を科学する、ということをされているそうです。
そのREAPRAで働いていた友人が、創業者 諸藤さんの話をしていました。曰く、
会社が上場したとき、成長したのは2人だけだったらしく、鬱になるほど後悔したらしい。以来、見込みの少ない投資先の方でも、おじいちゃんおばあちゃんの話から、全て真剣にすべて聞いている。
半年ぶりに面談をした時、まぁ自分のことなんて覚えてないだろうなと思っていたけど、「最後は、お姉さんと歴史的な和解ができるといいですね」と声をかけられた。姉の話は、ほんの一言だけこぼしたことしかなかったのに、その話を覚えていた。
又聞きなので、どこまで真実かわかりませんが、人のストーリーを真剣に聞き、記憶にとどめて、ふとした時に伝えてくれる。
こういう人と働きたい、一緒の時間を過ごしたいなぁと感じさせらました。
人に向き合う話
働く中で、毎日のように「あの人はやりたいことできているか」「負担がかかっていないか」といった話をしています。
やはり、仕事にとどまらない、その人が本当にしたいことを聞いて、それを実現させてあげたいですよね。
自分自身、人の話は明確に覚えているのですが、それ以外のことには非常に疎く、「朝ご飯に何を食べたか覚えていない」「昨日何をしたか覚えていない」など、病的に記憶力がないこともあり笑、時にはメモなどしても、みんなのストーリーを覚えていきたいなと思いました。
日々起こるHARD THINGSの中で
最近は、毎日HARD THINGSの連続で、「うわぁ、、こんなことあるのか、、」と頭を悩ませることが増えてきました(誰かリラックス方法を教えて欲しい笑)。
そんな大変な時であっても、人が思いを実現していく様を大切にしたり、自分に触れたことで何か良い影響があったと言ってもらえるよう向き合ったり...慌ただしい時ほど、見つめ直すべきだなと。
年齢を重ねれば重ねるほど、人生が荒波に揉まれていく感覚もあるのですが、一方で人生のロールモデルと呼べる”かっこいい大人”に触れる機会が増えて、より楽しくなっているのも事実。
見失わずに頑張って行こうと思います。
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