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8月9日(金)平和集会

8月9日(金)平和集会
 長崎原爆の日、長崎南山学園では毎年、生徒会主催の「平和集会」が行われます。
 今年の平和集会(テーマ『つなぐ』)は9時45分から、ペトロホールを主会場に各教室をオンラインで結んで実施されました。
 最初に、二重被爆者の山口彊さんを曾祖父にもつ高校3年6組の原田晋之介君の講演会が行われました。
 原田君は、自分が平和活動を始めるようになったきっかけや、山口彊さんの思いを自分たち若い世代が引継ぎ次世代につないでいく使命があること。そして、様々な国の人々の平和や核兵器に関する捉え方の違いを理解したうえで、私たちが考える平和について発信していくことが大切であると話してくれました。
 次に、生徒会から7月5日(金)、原爆で命を落とした林嘉代子さんをしのぶ 「嘉代子桜」の苗木が、本校の校舎前の芝生広場の一角に植樹されたことについての報告がありました。この「嘉代子桜」を本校生がこれからも、「平和」考え続けていくことの象徴としていくことが宣言されました。
 次に、福田鉄雄副校長から、大きな「平和」へのアクションも必要だが、路傍の草花へも目を向けるような、身近な「平和」について考えること、そしてその積み重なりこそが大切なことだとお話がありました。そして最後に、栗原貞子さんの詩「生ましめん哉」を朗読されました。
 11時2分、生徒会長の挨拶の後、全校生徒が黙とうをささげ今年の平和集会は終了しました。
 1時間半の短い時間でしたが、平和をみんなで考える極めて尊い時間になりました。
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