怒りのひと

今日、PCR検査を受けに行ってきました。

コロナ禍になってから、
叔父の具合が急に悪くなり、
もう最後のお別れになるかもしれないから、と
病院に行く為に、
そして身内だけでの葬儀に行く為に、
父が定期検査で癌の疑いが出て、手術をすることになり、入院してからはお見舞いもできないので、入院前に一緒にご飯を食べたり少しの間過ごして元気づけてあげる為に、
その度に予約を取り、PCR検査を受けてから、
新幹線で実家に帰ってました。

そういえば、急な体調不良で、
炎症反応が高く、手術をする必要なんかはなかったけど、私自身が入院したことなんかもあったなぁ、2021年。。。

今日の検査の予約はもともと年末年始に実家に早めに帰ろうと予約していた有料枠なのだけど、
SNSで知り合いが都民はPCR検査が無料になったニュースをみて受けてきた、という投稿をしているのを見たので、
行ったら無料で受けられるのかな?と思って行った話です。

いつも利用するその検査センターは
この数ヶ月はそれほど普段は混んでなくて、
並んで入ったことはなかったのだけど、
さすがに年末年始が近く、無料の件もあり
列ができていた。

その列のひとりひとりに、その検査センターの担当者が
予約はしてもらっているか、などを確認して回っている。

私の番が来たので、予約がある旨と、
都民なので無料になるのかを聞いて、免許証ももってきていると話したら、
大丈夫そうだった。

そのあと、すぐ後ろにいた女性が、
予約をしてなかったみたいで、担当者の人に
少しずつ怒り始めた。

去年末、まだ民間のPCRが割と手頃な値段で受けられると知って、別の駅にある検査センターに並んだ時も、何人か担当者の人に文句言ってる人を見かけたなぁ、と思いながら、なんとなく聞いていた。

その女の人は、忙しい中予定をやりくりしてきたらしく、なんとかならないのか、と担当者に聞いていた。

担当者の人は、やはり当日は予約がいっぱいで
ネットで予約をしてもらわないと検査が受けられないこと、今なら2日後くらいなら予約が取れたはずのこと、他の検査センターの空き情報はそれぞれに確認してみる必要があることなんかを伝えていた。

都の発表には、都民は無料で受けられるから、対象になっているところに直接行くよう指示があり、事前の予約については触れられてなかった。
そのことを担当者が告げると、女性の怒りはさらに増していた。

私は詳しいことは知らないのだけど、他にもPCRを受けるのであれば方法がありそうだなって、
一緒に行った友達とかになら話しかけたいことがあったのだけど、知らない怒っている人に、話しかけられなかった。

数日前に友達がドラッグストアで抗原抗体検査のキットを買って、検査していたことや、
たしか都の取り組みは同様にドラッグストアでもキットを無料で入手できたはずだったなぁ、って思ったのだけど、結局最後までその人の怒りの会話を聞き届けられなかったので、結果はよくわからない。

ただ淡々と対応する担当者の人も大変そうだし、
きっとこの怒ってる人も、なんか単に怒ってるだけじゃないんじゃないかなぁ、って思って
なんだかいつまでも頭にこのことが残っていた。

周りの人も、なんとなく無関心のような、
でもしっかり見えているし聞こえているから、
もやっとしてるんじゃないかなぁ、って。
そんな感じだった。

正解はわからないんだけど、
ネットで出してる内容が問題なら、
早めに直しておいて貰いたいもんだな、と思いつつ、週末の間に関連する人を動かすのはむずかしいのかなぁ、、、とか
仕事だったらどう対処するかな、なんてことも考えていた。

ニュース見て、ネット検索して、SNS検索もしないとだめなんだな、ってことが
どの程度浸透してるのか、デジタル庁ってそーゆーのも担当してるのなら、
お願いしたい。

そもそもこーゆーのって、たまたま耳に届いたひとにだけ利用されるものでいいのかな?とかも思うなぁ。

そして、怒ってた人がうまく解決できてたらいいなぁって、思ったりしてます。


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