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MyGO!!!!!のライブに行った話

どうも。3月15日から福岡に引っ越してきました。福岡市内に家を借りたのですが、ちょうどいい感じがちょうどいいですね。街の住みやすさについてはまた機会があれば書きます。

前置き

3月19日にZeepFukuokaで開催されたMyGO!!!!!のライブに行ってきました。この日は平日でしたが、引っ越し業者の荷入れのために休みをとっていたのでちょうど都合が良かったですね。しかし、17時30分開場ですが、業者が16時以降になるかもしれないということでギリギリまで行くか行かないかの駆け引きはしていました。16時過ぎに荷入れが終わったので「これは行ける!」ということでX(Twitter)でチケ探しをしたら引っかかってくれたので事なきを得ました。譲ってくださった干支が一回りぐらい違う大学生のお方本当にありがとうございました。

出会い

そもそもバンドリは知っていましたが、嗜んではいなかったし、MyGO!!!!!はここ最近まで知りませんでした。フォロワーが「MyGO!!!!!めっちゃいい」みたいなことを熱く語っていたので、年末くらいに1度アニメを見たんですよ。結果、1話でダメだったんですよね。まず、いきなり自己顕示欲MAXなピンク髪(愛音)、テンプレート的陰キャ(燈)、そして最後にいきなりキレ始める長髪(立希)と、ここから神アニメになるシナリオがどうしても見えなかったのと、ゆにこ特有のねっとり女性の人間模様がキツかったので2話まで箸伸びませんでした。
しかし、転機は年明けに訪れます。シャニマス目当てで行ったリスアニ!LIVE2024にMyGO!!!!!が出てきました。

リスアニ!LIVE 2024 MyGO!!!!! セットリスト
M6-1.迷星叫
M6-2.壱雫空
M6-3.影色舞
M6-4.碧天伴走
M6-5.音一会

最初の迷星叫で「あーこれがMyGO!!!!!かーすげぇしっかりしてるじゃん」くらいの気持ちで見ていたのですが、壱雫空あたりで、「あ、やべぇな。これ。ぼっちざろっくより下北沢風な青春ロックじゃん。歌詞がストレートかつ女の子が一生懸命演奏してる、やばい。」となり、影色舞でステージ上で楽しそうに踊りながら演奏しているのが印象的だったし、最後の音一会で全員が真ん中で目を見合わせて演奏しているところで完全にやられました。こういうのに僕は弱い。その日の打ち上げで「アニメ見ると曲の深さが増す」というのと「ベースの女(声優じゃなくてキャラの方)がヤバい」ということを聞かされました。そして、福岡に引っ越しする日とZeepFukuokaのライブがちょうどよかったので、行くか~と思ったら1月末の時点でチケは売り切れていたんですけどね。そこからはずっとサブスクでMyGO!!!!!の音楽を聴きまくってました。

ライブに向けて

引っ越しのバタバタで結局、沖縄にいるうちにアニメは見ることができませんでした。んで初出勤前夜のホテルで、

ライブ2日前にアニメを見始めるやつになった。んで、この日は7話でライブやる回まで見ました。実際にバンド組んで演奏するとこまで見ないと良さがわからなかったけど、そこ以降は勢いよく進んでいくので3話くらいまでしっかり乗り越えれば面白いアニメでした。んで、翌日に8話以降も見たのですが、リスアニ!の打ち上げで言ってた「ベースの女がヤバい」という意味がよくわかりました。んで13話でこう繋がっていくんだねーよくできてるわー。曲の解像度も増してライブ行きたい!となりまして、

こうなりました。

ライブの感想

この曲がこれだ!まで曲とかが一致しているわけではないのですが、まず驚いたことはMyGO!!!!!は「キャラになりきってライブをしている」ということです。アイマスライブではMC中は「声優」がMCをしますが、MyGO!!!!!は「キャラ」がMCをするんですね。何言ってるのかよくわかんねーんですけど、声優個人の感想とかじゃなくて、そのキャラ声でそのキャラの口調でそのキャラの感情を客にぶつけているってことです。ここが世界観バッチリでとても面白いです。正直、現場に通い続けるとキャラのオタクから中の人のオタクに変わりがちで、この新しい現場に行き始めたときの「キャラクターがそこでライブをしている!」というピュアな感覚が薄れてきている中でこれは本当に衝撃でした。公式も「"現実(リアル)"と"仮想(キャラクター)"が同期するバンド」で売っているようにここを大切にしているんだなぁと思いました。
終わったあとのオタクのお気持ちで「MC中で声優の名前を叫ぶな、キャラでやってるんだから」とかありましたが、ちゃんと世界観作っているからこそ我々オタクもしっかりとその「ごっこ遊び」に乗っかてもいいんじゃないかなと思いました。その方が楽しそうじゃん。
帰り道にチケを譲っていただいた方に話を聞いたのですが、Roseliaとかはこんなのではなく、ちゃんと声優がMCをするらしいです。
1曲1曲の感想とか言えるほど記憶力がいいわけでもありませんが、しっかりロックバンドしていました。ボーカルが放つ言葉1つ1つに魂が乗っていましたし、プレイヤーが演奏するパフォーマンスにも熱いものを感じました。女性声優てすごいのね!そしてアンコールで声優がちゃんと挨拶をしてくれました。みんなかわいかったです(小並感)。本編60分アンコール30分の計90分のUSG並な高密度ライブでした。そりゃあずっと出ずっぱりじゃこの時間だよね。アイドルコンテンツのライブとか入れ替わりでやってるのとは訳が違うもんね。

最後に

終わった後Wikipediaで調べたら最初のライブは2022年で、その時はキャラを演じるライブに終始して声優の名前も明かされなかったのを計3回やったと載っており、そして2023年4月にアニメ化発表と同時にキャストを公開、この間約9ヶ月とすごい戦略だなーと思いました。実際オタクはどのあたりまで勘づいていたのかは気になる。この頃を体験していたらもっと面白かったと思いますが、まぁ推した時が推し時ということで過去のライブ映像もCDを買えばついてくる良心的なバンド(円盤最速先行やってるみたいだけど)なので、その時代を追体験してみます。え、次のライブはシャニと被ってるのかぁ。また福岡に来てください。それでは。