モリゼミ オープンレクチャー「オランダ」徒然

・ファブラボ
 市民グループが自由に参加できる場?
 日常的に様々な活動をする場所、集いの場所として機能していると。
・土に還る車
 とりあえず作ってみたというところか。時間はかかるが自然に分解可能な素材でできているというところか。
・デ・クーベル
 循環型経済をテーマにしたシェアオフィス、循環型社会の実証実験でもある。不況で荒廃した臨港地区の再生事業でもある。
環境について考えるテーマパーク。
造船所として汚染された土壌を10年で浄化することが中心課題。
そういう場所は、日本にると思うけど、どう対処されているんだろう。
→ファイトリメディテーション
植物を植え込み、その組み合わせによって土壌汚染を改善していこうという。
・ジュリエッタ
 目先として利益を生まない取り組みをどう経済的に進めやすくするのか。
 ブロックチェーンとローカル通貨を使った取り組み。
・環境教育
 子供だけを対象とするのではなく、子供にも興味を持ってもらえる大人向けのイベント。
「分かり易い言葉を使う」という言い回しは、もう20年来聞いてきたフレーズであり、一種のパワーワードでもある。それは本当に正しかったのかという疑問がずっと無くならない。1でも0でもない、多様なあり方として再構築できる論がないものかと思う。
意識高い系というパワーワードも叩きのめせないものか。高い意識をもった取り組みが地域を変えてきたという実績が存在するのだけれど、そうしないと滅びますよ、崩壊しますよという危機感を醸成できないものか。

オランダに限らずという話ではあるのだけれど、日本が変わらなくて良いという選択肢は残っていないと実感する。それは当たり前ですが、一般的な生活を破壊しろという話ではない。オランダのよな事例はたくさんある。つまり選択肢はたくさんある。変わるために何を選択するかをどう知恵を絞り考えていくかという単純な話になる。変わろうとすれば失敗はあるだろうけど、変わろうとしない限り成功もない。

このまま座して衰退を放置しますか?