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鬼怒川温泉よりも少し北へ、風情と平家の歴史を感じる宿<栃木県 湯西川温泉>

こんにちは。
株式会社Majorの大東直人です。

今回は、研修旅行で訪問をした栃木県湯西川温泉のとある旅館を紹介していきます。湯西川温泉郷は、壇ノ浦の合戦に敗れ逃れてきた平家落人が、河原に湧き出る温泉を見つけ傷を癒したと伝えられる平家伝説が残る温泉ということで、歴史を感じる素敵な街でした。
その中でも、創業350年の歴史を誇る宿に今回はお世話になり、とても良い宿だったので紹介をします。

800余年の平家を継承する宿

今回訪問したのは「本家伴久」という、門構えからすでに歴史を感じ、ロビーも風情ありまくりの宿で、癒されました。ロビーには、大きな囲炉裏があり、雰囲気が良かったのと、ウェルカムドリンクでまったりできました。部屋を案内される時には、わかりやすい説明と、宿全体に響き渡る江戸初期創業以来の迎え太鼓を叩いてくださり、ホスピタリティも良かったです。
午前と午後でがっつり同僚とロープレ研修をしていたので、宿ではコミュニケーションを図りながら、ゆっくりできたのは最高でした。

正面玄関
大きな囲炉裏
ロビーでウェルカムドリンク
迎え太鼓

川岸の源泉掛け流し露天風呂を満喫

研修後に温泉に来たんだから、温泉をとことん満喫したい!ということで、今回は露天風呂付きのお部屋を予約しました。そしたら、温泉はもちろんのこと、思いのほか広く、快適で、同僚も喜んでいました。
温泉は、川縁にあり、川の流れを聞きながら、開放的な気分で掛け流しの温泉を楽しめます。
和テイストで、畳の匂いや、光に集まってくる虫もいて、田舎を思い出しました。本当にまったり、ゆっくりできるお部屋です。
部屋の名前が、平家で活躍した武将の名前になっているのも特徴的で興味深かったです。

今回宿泊したお部屋
川縁の露天風呂

「源平和睦の縁結び」のかずら橋を渡り夕食へ

ここは平家の流れをくむ子孫が繁栄させた宿ということで、1990年代に源氏方の子孫の方々との、和睦式が実施されたということです。歴史に名を残す行事がここで行われており、歴史好きの自分にとってはテンション上がりました。その橋がかずら橋で、今は夕食の会場へと向かう大事な橋となっています。記事を見るよりも、もちろんですが実際に橋を渡ってみると壮大さを感じるので、是非行ってみてください。

かずら橋
橋の正面から

炭火で新鮮な深山の幸を焼く名物囲炉裏焼きでお腹を満たす

夕食も豪華な会席料理と、岩魚や鹿ねぎ串、名物の「一升べら」を囲炉裏焼きで頂きました。囲炉裏の前でお酒を嗜みながら、食べれる雰囲気も最高ですし、料理も全て美味しくて大満足です。お造り、小鍋、陶板焼も全て用意されており、こだわりの味が今でも忘れられません。

※「一升べら」は、香り高い山の山椒と野鳥と味噌等を練りこんだ名物で、一へらで一升飲めるほどの味わいから、当館二十四代女将が発想、命名したものです。

「本家伴久」HP
お品書き
氷の器にのっているお造り
霜降高原牛のステーキ
囲炉裏焼き

同僚と過ごしたこの時間が、素敵な宿のおかげで、思い出深く濃厚な時間となりました。
家族とでも、同僚とでも、大切な人とでも、是非素敵な時間を過ごしてください。

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