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コロナ禍で変わったこと

コロナが看護師業界に与えたもの。

自ら研修材料になりワクチン接種手技確認

コロナ禍の初期の頃、コロナに対応する医療者への風評被害が相次ぎました。
私の後輩の勤務する病院もクラスター発生から風評被害が出始め、子どもを保育園に預けることも躊躇うぐらいだったと。


今まで対応してきた感染症と全く違う、医療現場という最前線に自分達が立っていると自覚される未曾有の日々。感染状況の拡大の中必死で患者さんと向き合い続けていた看護師さんたち。

防護服暑い!!



ワクチンが推奨され、ワクチン接種にも看護師さんが求められるようになりました。
私も多くの職域接種の会場設営に呼ばれ、多くの企業さんとやり取りさせて頂きました。

粛々とワクチン充填


保健所の機能がパンクし、陽性者の状況確認のためにひたすら慣れない電話をかけるコールセンターに看護師さんが求められるようになりました。


「看護師さんのコロナバブルの幕開け」。



不謹慎と思いながらも周りの看護師さんたちとこう例えていました。看護師さんのバイトの時給がコロナ前の倍になり、病院で夜勤をするよりワクチンバイトの方が数倍稼げるおかしな現象が。

あちこちで看護師さん争奪戦。
コールセンターも人が足りない。私も今まで別のお仕事でお付き合いがあった企業からコロナ関連のコールセンターの立ち上げを突然依頼されました。相談したいことがある、と言われて会議室に行ったら「明日からのコールセンターに看護師さんがいない」という驚きの内容。


驚きながらも、コロナに病院で立ち向かう他に、何か自分もできることはないかと思っていたので、二つ返事でお引き受けし、そこからはずっとスマホを握りしめ、パソコンに向かう日々。
看護師としての知見を活かして、病院以外でもできることがある、と実感しました。
そしてNHKニュースにでて、ここからまた私のお仕事も大きく動きました。


取材は自宅でも
NHKニュース番組
看護師さんが集まってくれました



コロナが看護師業界に与えたもの
それは
看護師が生死の最前線で、自分達も生死に晒される職業だと実感したこと。

看護師という仕事が、病院など医療機関だけでなく求められるものだと実感したこと。

この2つなのだと 私は思っています。
そして、これから多くの看護師さんがご自身の医療の知見を基に活躍していくと思います。


どこでも仕事ができる




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