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JaSST'23 2nd Tokai 「Fearless Change」と心理的安全性への旅 を聞いて質問してみた

JaSST'23 2nd Tokai で川口恭伸さんの「Fearless Change」と心理的安全性への旅 のお話を聞きました。
記録しておきたいので、ふりかえりを書きます。
公演内容の要約はありません。
講演を聞き「浮かんだ疑問を質問をした」ことについてのふりかえりとなります。


1.公演中に考えたこと

普段私は「ここは決して心理的安全性が低い場所ではない!」と強く思い込むことで、乗り越えています。
「チーム内で対話すること」に色々な課題を抱えているので、最初から最後まで興味深く聞いていました。

講演を聞いていて質問が2つ浮かびました。

・心理的安全性が高い状態を作りたくて「失敗をオープンにしたり、批判を恐れず、恥ずかしがらず発言を重ねていく」を続けていくと疲弊してくることがある。そんな時はどうしたらいいんだろう。

・チームでメンバー同士が安心して尊重し合えるようにするにはどうすればいいんだろう。コチコチの状態を壊すような方法はないだろうか。

最後に質疑応答の時間があるはずだ、と思いました。

でもみんなの前で質問するのは緊張する。
こんな質問みんな聞きたいかな?
顔の見えない、反応の見えない、たくさんの人の前で発言する不安。

ここで冒頭に書いた思い込み力の出番です。
「ここは決して心理的安全性が低い場所ではない!」と強く思い込むことで、乗り越えよう!

どうしても登壇者に直接聞きたい。

心理的安全性がテーマの講演で、緊張を理由に質問できなくてどうするんだよ自分。
これからも心理的安全性を高めていきたいなら乗り越えろ!
アウェイであると感じるなら、なおさらここで質問せよ!

2.そして迎えた質疑応答タイム

「質問のあるかた、いらっしゃいますか?
 今回は時間の関係でひとつだけとさせていただきます」

きた!と思いました。
ドキドキ山盛りMAXハートです!!!

zoom画面上に、いつもより主張して浮かび上がって見える「挙手」マーク。
思いっきり息を吸い込みながら、押しました。

「では、井関さん。マイクONにしましたので質問をどうぞ」

ぉぉ。
敗れたり。
さっき、シツモンハイッコダケッテイッテタ。

3.講演終了後

ここで諦めて、本当に心理的安全性を求める者と言えるのか!
お前の求める心理的安全性への思いは、その程度のものなのか!
自分にできないことを他者に求めるのか!

オンライン上で川口さんを探しました。

Xでタイムラインを追いました。
「あ!川口さん、品川アジャイルにいるっぽい!」

急げ急げ!
Discodeを開きました。

「ラッキー!しかもボイスチャンネルにいらっしゃるー!!!!!!!!」

急いでボイスチャンネルをクリックしました。
「川口さん、今お時間ありますか!?」

4.つかみ取った質疑応答タイム

突然の訪問にも関わらず、川口さんは快く対応してくださいました。

一番聞きたい質問を聞くことにしました。

「私は、失敗をオープンにしたり、批判を恐れず、恥ずかしがらず発言を重ねていくことを続けていくと疲弊してくることがあります。そんな時はどうしたらいいでしょうか」



「そんな時は、話を聞いてくれる仲間を作ることが有効。コミュニティー活動も最適ですよ」

確かにそうだ!と思いました。
相談に乗ってもらい新たな視野の意見をもらった後、心が息を吹き替えしたことがあるもんなぁ。

いただいた回答を噛みしめながら、チラッと時計を見ました。
次のセッションまで、後5分ある!

どうしてももうちょっと聞きたくてもう一つ質問してしまいました。
これは失敗だったと思っています。
緊張&変なテンションで「もう一つ質問させていただいていいでしょうか?」が口から出てこなかったー。
(川口さんお忙しいのにごめんなさい)

「チームでメンバー同士が安心して尊重し合えるようにするにはどうすればいいか悩んでいます。コチコチの状態を壊すような方法はなにかないでしょうか?」



「相手を変えることはできないけれど、相手が変わることはある。
 興味を持たないと変わらない。
 多方向から情報を渡す。
 例えば、上から、nacoから、社外の人から…など。
 多方向から共通の情報を得ることにより、それが本当だと信じることがある。
 その人が、自分から変わったと思えることが大切。
 他の人に変えられたと思うのは嫌だからねー」

刺さったー!
すごい刺さったー!
この回答を残しておきたかったのです。

5.おわりに

・川口さんはとてもやさしい。
・突撃に対応してくださって、ありがとうございました。
・nacoの心理的安全性向上スキルが0.1上がった。


おしまい。

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