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謝る文化の違い

八坂神社の件が気になって流れを一通り追っていて、ガイドが日本に8年住んでても欧米的に「謝らない」精神が強いんだなって思ったので。

上の記事からコピペ:
個人であっても「自分の申し訳ないという気持ち」から安易に謝罪してしまうと、欧米諸国ではそれが「非を認めた」というふうにとらえられます。そう考えると、「日本人は簡単に謝ってはいけない」と思います。その一方で、法律云々とは関係のない「気持ち」を重視した日本流の謝罪について、海外の人にもっと知ってもらえれば、世界で「日本人の心」がもっと理解されるのではないかと思います。

日本において謝罪を失敗すると駄目じゃない。

雪印食品とか:

船場吉兆とか:

日本人であれば、ぶつかった時に両方「ごめんなさい」「すみません」って言うし(言わない人も居るけどね、地下鉄でぶつかってきて舌打ちするおじさんとか)「どちらが悪いか」じゃなくて、その場を確実に収める方が大事な気がする。

鈴を大事に扱う様にって伝えられていきなり「うるさいお前」だったのは、ツアー客の手前、指摘された事を伝えて自分の知識の無さや、こちらが悪いと認める事は出来ないから、適当にshoo offしておけばいい、だって「自分は間違っていない」し、「些細な事」だからって感じだったんだろうなぁ。それは炎上するわ。

宗教施設でローカルのマナーに従うのは他の国でも当たり前だし、自分の正しさを証明するよりは日本的に事を収めるべきだった。そこで逆に訴えるのが欧米的だな、「日本が自分のhomeだと思っている」なら何でそこが分からないんだろう。私がガイドの友人だったらただちに日本的な対応をしろってアドバイスをしたと思うけど。投稿された時点で、「あの時は注意されて頭にきて無礼な言い方をしてしまって申し訳なかった、反省して今一度神社での正しいマナーを学び、ツアー客にも伝えていきます」くらいの日本的な声明を早めに出してたら鎮火したと思うけど。外国人が言うわけないよね。多分一生分かり合えなそう。

海外のコメントで日本はXenophobiaでracistだからってコメントがついてたけど、おそらく何かをやってしまって謝罪もしくは「自ら気づく事」に失敗して冷たくされているパターンも多そう。「なんやこいつ(呆れ)」みたいな。海外から日本に帰ってきて、道をふさがれて「あ、邪魔だな」って思うか思わないかのうちにすばやく避ける+「すみません」って言われるので、忍者並みに空間認識力?すごいなっていつも思う(人口密度高い都会限定かな?)察する能力の高さでもあるよねぇ。いくら長年住んでも無理な人には無理なんだろな。もちろん気遣いすごいなって外国人にも多く会ってるので(日本での生活で磨かれたのか元々か知らないけど)人種や国籍では無くて、元々の気質+その場で求められている行動がとれるかどうかだと思う。

こうやって何かあって注意して逆ギレされてが各地で繰り返されるよりは、鈴の緒だったら「ローカルが祈祷に使う物なので触らないで近くから眺めて下さい」くらいに、最初から分けた方が良いと思う。



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