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【バインド】サイファー+デッドロックが熱い


はじめに

こんにちは。np0です。
今回はバインドの記事になります。 youtubeで動画にしようと思いましたが、んーーーと思ってnoteに。(ほかのチームのデッドロック+サイファーも見て観て動画にした方がいいと思ったらするかも)

今回、紹介するチームはAll Knights(以下AK)というチームです。
Champions Tour 2024 Americas: Ascensionで3位になったチームです。

パッチ 環境

Patch 9.04 2024/9/11~
VALORANT 全体としてはネオンが増えてきた頃 またヘイブンではヨル+アイソといった奇抜な構成も出てきた頃

Champions Tour 2024 Americas: Ascension BIND のエージェント採用

バインドでは上記のエージェントが採用されている
2コン2イニシが主流となっているなか、AKは1コン2センチ1イニシとオフメタ構成

Valorant Champions 2024

ちなみに1か月前(2024/8/01~2024/8/25)のChampions 2024のエージェント構成
Trace Esportsもサイファー+デッドロック構成を使用

試合データ


vs 2G


vs GLRS

2戦2勝という戦績。また守りが絶望的だが、攻めが圧倒的な強さを誇っている。
センチネルというと守りが強いイメージだが、そうではないらしい。
この記事では、なぜ、どうやって攻めで勝てたのか紹介していく。
また、守りについては絶望的なので省略

戦略 戦術の紹介

AKは3つの戦略を軸に戦っていく 

  1. Bロングコントロール

  2. デッドロックのウルト(アナイアレーション)を利用したシャワーコントロール

  3. アンチエコの詰め待ち

この3つが重要。この軸の動きに+αしたものや、フェイクとして使ったりしていた。
ではこの3つの戦略を紹介する

1.Bロングコントロール

1-1 ベース

AKが良く行っていた動きの中のひとつ、Bロングコントロールです。

vs 2G 21ラウンド目 Bロングコントロール

このセットはデッドロックのグラヴィネットが重要!
グラヴィネットをガーデンに入れることで相手に簡単にピークさせないようにしている
また、トレイルブレイザーとブームボットを入れることで相手はTP前にも行けない。
ガーデン側でドローン系を壊そうとすれば、グラヴィネットに捕まる。
そして、スカイスモークを使う理由は簡単にドローン系を壊されないようにするため。
スティムビーコンでドローン系スキルのスピードアップをしているのも〇

相手がグラヴィネットを嫌がっているのがわかるシーンがあったので紹介する

相手はBロングに2人置いてのスタートだったが、サイトに下がる判断。
この時、グラヴィネットの定点がミスであり、ガーデンの上に着弾している。つまり、グラヴィネットの音だけで相手を下げた。
かなり嫌がっているのがわかる。

Bロングコントロールの仕方はいくつかあったが、おそらくこれがベースだろうというものを挙げた。
少し変化のあるセットも紹介する

1-2 ピストルバージョン

vs 2G 13ラウンド目 ピストルラウンド

ピストルラウンドの時のBロングコントロール。
少しスキルを節約したバージョン
Bロングの確認はサイファーのスパイカメラで行う。グラヴィネットがガレージに着弾したタイミングで避けるようにピークしてくる相手を前後の3段で構える。

1-3 ブリムウルトの合わせ

グラヴィネットで捕まえたのがわかったらオービタルストライクを撃つ!

このシーン、グラビネットで捕まった後、トレイルブレイザーで噛みつかれたのでウルトから逃げることができなかった。

1-4 デッドロックとサイファーは何してるの?

デッドロックはグラヴィネット投げたら何してる?
デッドロックは基本、グラヴィネットを投げた後は、Bショートでフッカからプッシュしてくるのを警戒。
相手のドローンを壊したりして相手にBショートを取られないようにする。

ソニックセンサーでプッシュ警戒

また、フッカ前にソニックセンサーを設置して、プッシュを防ぐ。
このソニックセンサーは相手視点壊しにくい。
壊しにくい位置+近壁 遠壁理論的にも前に出にくい。
そして、AショートからのTPもやりにくくなる。
動画を張るほどでもないので省略(2G戦では16、19、21、GLRS戦では16、19、20、22、26でソニックセンサーを置いている)

フッカは取らないのか?
無理してとることはない。ただ、ある条件の時はデッドロックがドライでフッカを進行する。
ある条件とは?
Bロングでファイト、カウンターが起きた時

カウンターが来るということは基本的に相手はBロングに人数をかける。
人数が少ないであろうフッカはドライで取るという動き。
実際、上の動画2つともドライ進行が刺さっている。

サイファーは何してる?
サイファーはシャワー、Aショートの詰め待ち、ラークの準備が基本。

スキル配置(ワイヤーは正確な角度でない可能性あり)

ワイヤーの位置は中央の2本が基本となる。たまにシャワー側に置いたりもする。
スパイカメラはシャワーの中を覗くことができる位置に置く。基本は引いた位置。たまに味付けでシャワー中にカメラを入れることがある。

サイファーも本隊がファイトしたタイミングでAショートやシャワーをドライで進行する。

1-5 フェイクバージョン

Bロングコントロールに見せるが、本体は別のポジションにいることがある。

vs GLRS 21、22ラウンドで同じフェイク

Bロングはグランヴィネット+ガイディングライトでアクションを起こす。
グラヴィネットが来た段階でBロングにすごい圧がある。
それに対しての対策として、Bロングではないところをプッシュしてエリアコントロールするというのがあるが、それを潰す配置。
Aショートをブリムとレイズで待つ。
実際、21ラウンドで相手はAショートプッシュしてきた。ただ、負けた。

2.デッドロックのウルト(アナイアレーション)を利用したシャワーコントロール

2-1 グラヴィネットに捕まるパターン

vs 2G 18ラウンド目

AKはデッドロックのウルトが溜まるとこの動きをしていた。
ラウンドが始まると、デッドロックはグラヴィネットを定点で投げる。
スカイはトレイルブレイザーをシャワーに流して、デッドロックはついていく。トレイルブレイザーが相手を視認したら、アナイアレーションを起動、グラヴィネットに捕まった相手に狙い撃ち!

この大会で初めて見せたセットだったため、相手はグラヴィネットの存在に気付かず、完全に捕まっている

2-2 グラヴィネットを避けるためサイトに下がったパターン

vs 2G 23ラウンド目 
相手のレイズはシャワーを取ろうとする動きをするが、グラヴィネットの音、スカイのトレイルブレイザーで18ラウンド目と同じセットだと気づく。
グラヴィネットに捕まるのを恐れて、バックサイトまで下がっていく。
結果、簡単にシャワーをコントロールされ、サイト手前は完全にAKのものとなった。

2-3 グラヴィネットの前でファイトをするパターン

vs GLRS 18ラウンド目
相手のレイズとブリムがグラヴィネットより前でファイトをしようとする。
しかし、AKはトレイルブレイザーで視認してアナイアレーションを狙い撃ち。
また、このラウンドのGLRSの動きとしてはシャワーをコントロールして相手が取り返してくるところに、Bロングからゲッコーウルトでカウンターをするという形を狙っていたと思うが、思ったよりAKの進行が早く、カウンターもうまく決まらなかった。

2-4 アナイアレーション使わないパターン

vs GLRS 23ラウンド目
これはアナイアレーションを使わないで同じようなセットに見える動き。
また、グラヴィネットを投げる位置がアナイアレーションを使うときとは違うポジション。

2-5 Aショートのレイズとサイファーとブリムストーンは何してるの?

基本はこれ

まず、サイファーのガジェットの位置から紹介。
トラップワイヤーは毎回この位置に置く。Bサイト側からのプッシュをさせない、知る配置。
そしてスパイカメラはAショートの確認に使います。
ラウンド開始で素早く置き、ランプ前、詰め、トラック前、トラック上(完全に見えるわけではない)の確認。
これも毎回行っています。

次にレイズの動きの紹介。
レイズはブームボット、ペイント弾で相手のポジションを潰す。
これは相手の動き次第で使う場所が変わってくる。

守り側がよくやってくるスモーク

例えば、画像のスカイスモークの位置にスモークが来た場合、相手がプッシュして手前に張り付いているかもしれない。
そんな時はブームボットを手前に使って確認をする。
また、ポイズンクラウドの位置にスモークが来た場合は手前の確認は体で行い、ランプからピークさせないために、ランプ側にブームボットを流す。
ペイント弾はレイズがエントリーするタイミングでランプ前に投げ入れ、相手にピークさせないようにすることが多い。

次にブリムストーンの動きの紹介。
スティムビーコンを投げる。
そして、スモークの使い方だが、スモークを3つ使う場合と、2つ使う場合がある。

スモークの位置

トラックの上に使うときと使わない時がある。
おそらく、初動のカメラでの確認でトラックの上に相手がいれば、トラック上にスモークを使う。
確実に安全にいくならスモークを3つ使ってもいい。

3.アンチエコの詰め待ち

GLRS戦ではアンチエコでもBロングコントロールやデッドロックウルトシャワーコントロールなどしていたので絶対にアンチエコは詰め待ちするというわけではない。
ただ、2G戦ではアンチエコ3回中3回詰め待ちをしていたので紹介する。

配置

詰め待ちの配置も決まっている。
B側はサイファーが一人で監視する。足元にサイファーケージを置いて、カメラでBショート、Bロングのプッシュを警戒。ワイヤーの位置も固定。
シャワーを抑えるのはデッドロック。
特にスキルを置くのではなく、体で確認。少し下がった位置での確認。
Aショートには3人置く。
右側にはスカイ。左側にはレイズ、ブリムストーン。
レイズとブリムストーンは上下二段で待つこともある。

2段待ちのシーン


まとめ

デッドロック+サイファーが熱いとタイトルに書きましたが、デッドロックが熱いのでは?と思う内容だったと思います。
正直、AKのデータが2試合しかない+アタッカーがうまくいきすぎている2試合なので、ちょっと苦戦しているときの動きとかも見て観たいと思いましたね。
エントリーの仕方とかプラント後の動きとかも紹介したいですが、とんでもない長さの記事になるのでごめんなさい。

じゃあ、これで終わりです。よかったら、♡押してください。

Xメイン(ほぼyoutube告知用)https://x.com/np0_12345

Xサブ(メインみたいなもん)https://x.com/pp55125

youtube https://www.youtube.com/@np0-youtube



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