明日は泉岳寺へ
明日は「泉岳寺浪曲会」、年末特別公演につき、ご希望の方のみ10:30青物横丁集合のち、浪界中興の祖・桃中軒雲右衛門のお墓参り、電車で泉岳寺へ移動して、四十七士のお墓参り、その後浪曲会へ‥と、たっぷり義士伝の世界に浸れる一日をお楽しみ頂けます。
その前に、と、12/14、「義士祭」を覗いてきました。
いつもなかなかタイミングが合わず、初めて行ったのは2019年でしたか‥夜閉門前ギリギリ‥屋台も閉まりかけていましたが、何とかお墓参りだけはして帰った思い出。
時間のせいか酔っ払いの方々も多く、お墓の前で焼きそば食べながらお酒を飲んで「これは誰のお墓なの?」と言う方もあり、「殿‥!!」と、大石内蔵助の墓前で感極まっている方もいらして、不思議な空間でした。
今年は日も暮れた頃到着。
屋台の数も多く、老若男女、「祭り」の雰囲気を楽しんでいらっしゃいました。
そして、四十七士のお墓参りへの列が、階段の下まで続いていました。
恥ずかしながら私、浪曲を始めるまで、忠臣蔵の事はよく知りませんでした。勿論今もまだ勉強中ですが。
年末の時代劇スペシャルの「今年の大石内蔵助は‥」というニュースも耳にしてはいましたが、正直何のことやら、分かっていなかったんですよね。だから、師匠がよく「今の人は忠臣蔵を知らない」と話していますが、私もその知らない今の人の一人だった訳です。
ところが、どういう事でしょう!この長い行列は。年齢層も様々で、「BSの忠臣蔵録画してきた」なんて家族で話していたり。中学生と思しき4人組や、外国の方々も‥
まだまだ、忠臣蔵の世界は人々に求められているのですね。
この中の方の数人でも、浪曲会にも来て下さると良いなぁ‥🙏 「どうして、お墓参りにいらしたのですか?」と、お一人お一人に伺ってみたいなぁと思いました。
そして明けて15日の昨日は、初めて「素浄瑠璃の会」へ行って参りました。
やっぱり生の音は全然違います。
演目は忠臣蔵関連で、二部ではトークコーナもあり、勉強になる事ばかりでした。
音楽、邦楽の事を何も知らずに飛び込んでしまった訳ですが、もっと若い頃から色々知りたかったなぁ‥と思う反面、若い頃、果たして興味を持って最後まで聴けたのだろうか?という自分への疑い。少し年がいったからこそ、年季は浅いなりにも少しは良さを感じれたりもするのかなぁと思ったり。
早くに出会えている方は、純粋に羨ましい限りです。
とにかく、今の自分の精一杯で、明日も頑張ります!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?