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受験勉強を乗り越えて
大変な受験勉強を経て、難関大学に入学した学生の多くにとって、その「受験勉強」というプロセスの与える影響はとても大きい。かく言う私も小学生のころから受験というものに触れさせられており、私のような人たちにとって、それはこれまでの人生の半分近くをともに過ごした経験であり、その人格形成に与える影響は凄まじいものだろう。この1か月ほどの「経営組織論」でしてきた数十のポストの中で一番反響があったのがこれだったのだから。
「学びには教科書があって、学校で誰かから教わるものだ」っていう常識みたいなのは、これまで受験勉強をしっかりしてきたほど強く染み付いている。その10年近くの蓄積から、「まず、やってみる」、「やりながら、学ぶ」への転換は一朝一夕じゃあ成し遂げられないね。 #mgtorg2024
— あもーれ (@1sfzWkHIGu6XdGs) April 23, 2024
「高校までの受験勉強と大学からの学びの違い」はここにあるのだと思う。もちろん、大学には授業があるし、教科書もある。けれど、そこにこれまでの受験勉強で求めてきた「絶対の解」はない。この授業で教わっていることだって、「今のところ、そういうことらしい」というだけ。では、「正解」はどこにあるのかといえば、それは結局のところ、私たちそれぞれの心の中にしかないのだ。だからこそ、それを見つけるために私たちは学び続けるしかないし、そのやり方を学ぶために大学で過ごす4年ほどがあるんじゃないだろうか。
大学からの学びに生きるというのは、そんなこれまでの常識にも似た考え方を止め、新たな学びへの歩みを一歩ずつそれでいて着実に進めていくことなんだと思う。決して簡単なことじゃないが、ここまで頑張ってこられた人たちなら、きっとできることのはずだ。
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