のいそん

好きなものを好きなときに、好きなだけ。

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記事一覧

本を買う場所、選択していますか

気になる本ができたとき、今なら手軽にどこからでも購入できますよね。 紙媒体で出版されている場合、『どこから買うか?』が実は重要だとご存じですか。 本当に推したい…

のいそん
4か月前
2

目くじらのくじらを追う

「『目くじらを立てる』の『目くじら』って、なんで目『くじら』なの?」 ふと聞かれたのですが「そういえば気にしたこともなかったな」と宙を見ました。視線は左斜め45度…

のいそん
5か月前

はな と みつばち

1歳児につくった即興絵本(?)笑 「ぶんぶんぶん」の音が楽しかったみたいです。 __________________________________________…

のいそん
4年前
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異世界(転生もの)

新作書き始めましたー。 一度やってみたかった、異世界転生ものです。(ただし記憶はあいまい) 1話のみアップ。 完成したら某所に移します。 ____________ …

のいそん
5年前
2

夜を編むお姫さま

甥っ子に送ったところ「ふーん」と言われて、悲しかったので供養アップします。 ________________  昔々の、そのまた昔、夜は毛糸でできていました。 …

のいそん
5年前

推薦図書。というか…

文章を書くとき、傍らに置いているのが『用字用語辞典』 個人的に手放せません(笑) 手元にあるのは、講談社のものですがいろんな出版社のものがあります。 文章は趣味で…

のいそん
5年前
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カタコリのくに

数年前、甥っ子に書いた児童書(のつもり笑)をサルベージ。 ――――――――  まん丸な顔の、まん丸なボディをした少年が、船に乗っていました。  ごわごわのブーツと…

のいそん
5年前
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scent

殴り書き短編、王道な恋愛ものです。 ――――――――――――――  足立燈佳(とうか)は、鼻が良かった。  父はことあるごとに「足立家は忍者の末裔」と言うが、そん…

のいそん
5年前
1

マヌケのおはな

 ひとにはみえない おはなに かこまれたばしょに ようせいのくにが ありました。  みんな すてきな おはなで ふくをかざって おしゃれを しています。  なかで…

のいそん
5年前
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はじめてのインターネット

2000年に、友人の勧めではじめてパソコンを買って、わずか二週間でホームページを立ち上げ。 わからない中調べて、メモ帳でタグを書いてffftpでアップして(笑) 当時、メ…

のいそん
5年前
1
本を買う場所、選択していますか

本を買う場所、選択していますか

気になる本ができたとき、今なら手軽にどこからでも購入できますよね。
紙媒体で出版されている場合、『どこから買うか?』が実は重要だとご存じですか。

本当に推したいなら、本屋で買う。

「知ってるし」と言われそうですが、思ったよりも重要です。本屋で購入する人が増えれば、自然と増刷にもつながるからです。
「出たばかりなのに、すでにネットで購入できない」という場合、版元が「人気なし」と判断して増刷されな

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目くじらのくじらを追う

目くじらのくじらを追う

「『目くじらを立てる』の『目くじら』って、なんで目『くじら』なの?」
ふと聞かれたのですが「そういえば気にしたこともなかったな」と宙を見ました。視線は左斜め45度です。何にも思い出せません。

「目くじり」という言葉が訛って「目くじら」になった。

インターネットは便利ですね。調べたらあっさり見つかってしまいました。
生物のクジラは関係なく、「くじり」という物の隅や端を表す言葉(「口尻」説あり。目

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はな と みつばち

はな と みつばち

1歳児につくった即興絵本(?)笑
「ぶんぶんぶん」の音が楽しかったみたいです。
______________________________________________

おはなが いーっぱい 
ゆら ゆら ゆら
ミツバチくん ぶん ぶん ぶん

おはなは きれいね かわいいね
みんな にこにこ いいえがお

ミツバチくん 
おしりの はりが こわいよ あぶないよ
ぶん ぶん ぶん

ミツバチ

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異世界(転生もの)

異世界(転生もの)

新作書き始めましたー。

一度やってみたかった、異世界転生ものです。(ただし記憶はあいまい)

1話のみアップ。

完成したら某所に移します。

____________

01

 ノルは井戸汲みを頼まれた。
 早朝のことである。
 まだ七歳のあどけない少女に鶴瓶はずいぶん重かったが、妹はまだ四歳だ。父親は仕事だし、母親は家事で手が離せない。
 ノルがやるしかない。
 井戸から水を汲み上げている

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夜を編むお姫さま

甥っ子に送ったところ「ふーん」と言われて、悲しかったので供養アップします。

________________

 昔々の、そのまた昔、夜は毛糸でできていました。
 毛糸のすきまから光がさして、まぶしくてねむれません。
 みんなが困っていると、お姫さまが、夜を編んでくれました。じゅうたんのように大きくなった夜のおかげで、やっと、ねむることができました。
 夜は、星のカケラをちりばめた黒く美しい毛糸

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推薦図書。というか…

文章を書くとき、傍らに置いているのが『用字用語辞典』

個人的に手放せません(笑)

手元にあるのは、講談社のものですがいろんな出版社のものがあります。

文章は趣味でずーーーっと書いてたんですけど、この辞書を知る前と後とで、かなり変わったよなぁと思うので。

知ってるのが常識なのかな?

知りませんけど。

まぁ、よければ。

カタコリのくに

数年前、甥っ子に書いた児童書(のつもり笑)をサルベージ。

――――――――

 まん丸な顔の、まん丸なボディをした少年が、船に乗っていました。
 ごわごわのブーツとズボン、「ヤ」の文字が入ったマントをなびかせて、甲板に立っています。
 名前をヤパリといいました。
「やっぱり、次はカタコリの国にしようかな。」
 ヤパリは、旅人です。
 次に行く国を決めているのですが、『カタコリの国』とは、国の人は

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scent

殴り書き短編、王道な恋愛ものです。

――――――――――――――

 足立燈佳(とうか)は、鼻が良かった。
 父はことあるごとに「足立家は忍者の末裔」と言うが、そんなもの、全国に足立さんが何人いるんだという話だ。
 それよりも、鼻である。
 十五歳の燈佳は高校に通っているが、集団生活において鼻の良さは致命的なことがある。
 たとえば、体育の授業のあと。
 男子生徒特有の、あの汗臭さといったら鼻が

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マヌケのおはな

 ひとにはみえない おはなに かこまれたばしょに ようせいのくにが ありました。
 みんな すてきな おはなで ふくをかざって おしゃれを しています。
 なかでも ようせいの おひめさまは たいそう うつくしく、きているドレスは いろとりどりの おはなで かざられていました。
 すべての おんなのこの あこがれの まとです。
 はんたいに みんなから きらわれている おとこのこが いました。
 

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はじめてのインターネット

2000年に、友人の勧めではじめてパソコンを買って、わずか二週間でホームページを立ち上げ。

わからない中調べて、メモ帳でタグを書いてffftpでアップして(笑)

当時、メールかBBSしかなくて、自分が書いた内容が全部表示されるし消せないから、失礼があってはダメだと思ってネットマナーを必死に調べたなぁ。

ネットといっても、結局人の繋がりなんやなって気づくまで時間かかったけど。

そのあと『お絵

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