繋がって1ヶ月もしないうちにブロ解された女フォロワーに恋心を抱いてしまいました
気持ち悪い話です。
一年前の春、わたしは運命的な出会いをしました。その運命の相手をRちゃんと仮称しましょう。そのRちゃんと私は日を重ねるごとに親密になり、Rちゃんはわたしを呼び捨てで呼ぶようになりました。インターネットで他人と親密な関係になったことがないわたしはこのことをとても喜ばしく思いました。
Rちゃんもわたしを好ましく思っていてくれたし、わたしもRちゃんが大好きでした。
けれどわたしはRちゃんを好ましく思うと同時に、Rちゃんに畏怖に近しい感情を抱いていました。
Rちゃんはよく言うのです。私は身内には優しいけど身内では無くなった奴には容赦がない、と。
そしてRちゃんは絵もとても上手く話も面白いためわたしが属しているコミュニティの中心的人物で幅を利かせていました。
わたしはそんなRちゃんの身内ではなくなることを恐れてRちゃんの機嫌を損ねないようツイートする際や発言をする際は必死に言葉を選びました。
けれどその努力も虚しくわたしはRちゃんにブロ解されてしまいました。繋がって1ヶ月もしないうちに。
それからわたしは考えました。わたしの何がだめだったんだろう。わたしのなにがRちゃんの神経を逆撫でしてしまったのだろう。
足りない脳みそを振り絞って一生懸命考えました。考えれば考えるほど、わたしの心はすり減っていきます。
ついにわたしは罪悪感に耐えきれずRちゃんのDMに謝罪のメッセージを送りました。
しかし返信は返ってきません。程なくしてRちゃんはわたしをブロックしました。
そんな時、私のツイートを見ていた一年近く付き合いのあるフォロワーから着信がありました。
真っ暗闇に一筋の光が差し込んだのです。
わたしはフォロワーからの着信に応答し、経緯と今自分がどんな心情で苦しんでいるかを打ち明けます。するとそのフォロワーは「瑞乃ちゃんはツイッターに脳みそを支配されすぎ。アカウント消しな」というアドバイスを受けました。
わたしはアドバイス通りアカウントを消して、心機一転何のしがらみもない新しいアカウントで再びツイッターを始めます。
時は過ぎ、モヤモヤした気持ちとRちゃんに対する罪悪感を抱えたまま夏になりました。
私は一年近く付き合いのあるフォロワーと通話をしていました。わたしがその通話で頻りにRちゃんの名前を出すものだから、そのフォロワーがRちゃんにフォローリクエストを申請しました。もちろんRちゃんはフォローを承諾せずにフォロワーとDMで軽い口論(?)に発展します。
そしてRちゃんはこの一連の流れを全てわたしの仕組んだ自作自演であると疑います。
そしてRちゃんは責任から逃れるようにアカウントを消したわたしを「自演垢消し女乙」と煽ります。
それに腹を立てた私はRちゃんのDMにブロックされた別のアカウントからメッセージを送ります。自演なわけねーだろ、的外れなこと言ってんじゃねぇよ。このトンマが。
とひどい暴言を吐きます。この直前、Rちゃんは私に統失ブスという酷い蔑称をつけ、私の被害妄想を揶揄しました。だから、これくらいの暴言は許されるだろうと自分を正当化しました。
そしてその様子をリアルタイムで眺めていた別のフォロワーがRちゃんのDMにメッセージを送りました。最初は険悪なムードが漂っていましたが、Rちゃんはそのフォロワーには次第に心を許しなぜわたしをブロ解するに至ったか打ち明けます。
そこでRちゃんがわたしをブロ解した理由が明らかになります。
その理由は、わたしがRちゃんのいないもくりでRちゃんの陰口を叩いていたからです。
しかしこれは嘘です。わたしは当時Rちゃんをとても尊敬していたのであり得ません。
しかしその嘘をリークしたのはRちゃんとは付き合いの長い友人でした。
Rちゃんはわたしの言うことではなく友人の嘘を信じました。
その結果Rちゃんはわたしに憤慨しブロ解するに至ったそうです。
わたしはこれを聞いた時ホッとしました。それと同時にRちゃんに対する執着心と憎悪が自分では抱え切れないほど膨れ上がっていきます。
増幅した執着心と憎悪はとどまることを知らずフォロワーはそんなわたしに呆れていました。
それもそのはず。繋がって1ヶ月もしないうちにブロ解された、付き合いの浅い人間にここまで執着するのはとても馬鹿げています。
ですが、この気持ちに歯止めは効きません。
それで今に至ります。
そしてわたしはなぜこんなにもRちゃんに固執するか考えました。
そしてこの結論に至りました。
わたしはRちゃんが大好きなのです。恋愛的な意味で。
きっとこれは恋です。
だってわたしの抱くそれは友情ではなく愛情に近いものでしたから。
そして月日は流れ、わたしはRちゃんのつけたあだ名の通り本当に統合失調症を患ってしまいました。
彼女に全責任があるかと問われればそれは絶対に違います。でも私は彼女に責任をなすり付けずにはいられませんでした。
わたしの被害妄想と人間不信の一端は彼女にあると思います。
でもそれでもわたしはRちゃんが大好きです。
Rちゃんの声が好き。Rちゃんと最後にしたのは一年前以上だけど、わたしは未だに彼女の声を覚えています。
Rちゃんのユニークなところが好き。Rちゃんはとてもユーモアがあって話しているととても楽しい気持ちになります。
Rちゃんの絵が好き。Rちゃんは絵がとても上手です。Rちゃんの描く絵はどれも美麗で丁寧で繊細で、思わず見惚れてしまいます。
Rちゃんの顔が好き。Rちゃんはとても可愛いです。お目目もとても大きくてかわいいから、派手な髪色がよく似合っていました。
Rちゃんの気まぐれなところが好き。
Rちゃんの頑張り屋さんなところが好き。
わたしはあなたが大好きです。
どんなにひどい仕打ちをされたってどんなにバカにされたってわたしはあなたが大好きです。
さて、ここまで書くとわたしは今にも犯罪を起こしかねない異常者です。
でもわたしはRちゃんが傷つくところは見たくないのでRちゃんに危害を加えるつもりはさらさらありません。
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