ビルディバイドのアニメの感想

ビルディバイド、最終回まで見ました。
一言でいえば楽しい…じゃなくて面白いアニメだった。


最初はオリジナルアニメが好きなのとカードゲームアニメだし見てみるかぁってそこまで注目してたわけではないのだけども1期1話で基礎的なルール全部一気に説明するところに
「えっ…このアニメ視聴者のことを考えてる?でもカードゲームに対して真摯なものを感じるから視聴継続してみようかな」と見続けていました。

そこからは割と4クールモノのようなキャラ紹介が続きながらも
なぜこのキャラはこの行動を行うのか?というところに対してしっかりと理屈付けがなされてて無駄に丁寧だな…ホビーアニメ全開の筋してるくせによ…とちょっとずつ好感度が上がり、終盤に差し掛かって主人公であるてるとさん(僕の中では主人公はさん付けなのである)の戦う動機が明かされていくところで一気に引き込まれ、そこから畳みかけるような終盤の展開にこれは本当に面白いアニメなのでは…?というか面白い!とさせられ主人公の交代など2期への完璧なヒキを見せてくれました。

2期からは主人公が交代し、キャラ紹介はもう終わったからフルスロットルでのこり12話行くぞ!とばかりに話が展開され、一部サブキャラの扱いに対して尺が足りない感はあったものの見たいものは全部見せるぞ!とがっつり本筋に関してはとりっぱぐれがないよう回収していく気持ちのいいアニメに仕上がっており視聴後としてはさわやかなアニメになってくれてとてもよかったです。

全体をまとめるとビルディバイドというアニメはカードゲームというジャンル(それを取り扱うアニメも含めて)はこういうところに面白さを感じるねってところから話を作っていったストーリーだった…と僕は考えていて
作中何度も面白いってワードが出てたりする当たり多分そういう意図があるんだろうなーと…
いわゆるカードゲームアニメ特有のお約束をもう一度見直して理屈づけたり、前に使ったネタの再利用が上手かったりで見ててとても楽しかったです。

ホビーアニメ好きの人はもちろんなんだけど見たことない人にもおすすめできる作品だなぁと思いました。

最後は作中で最も印象に残り、貫かれたであろうセリフで締めたいと思います。
「一番面白いことは自分で決めろ!」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?