20/05/30のゆめ

会社の先輩と出張で、東京からそこまで遠くない街に行く。本当は新幹線で行くつもりで、でも電車でも行けなくはないんだよな、くらいの距離だった。(後から考えたら、たぶん埼玉らへんなので、新幹線で行くには近すぎる)

駅前は繁華街。平日なのに、広場やお店にはそれなりにたくさん人がいた。パフォーマンスをしている団体がいて、そのお客の間を車椅子で抜けようとしていた。途中で運営団体か近所の小学生くらいの男の子に、甘めのお煎餅(個包装)をもらう。周囲に配っている様子。サイズも包装も、福岡のくろがね堅パンに似ていた。でもお煎餅。『牡蠣屋』と屋号が振ってあった。どこだろう。近くにあるのかな、と考える。

駅前商店街に、人が行き交う細道がある。(ハーモニカ横丁みたいな。)中に入っていくと、行列があり、あとからそこが『牡蠣屋』だったことを知る。

テレビ画面。バラエティーで、『牡蠣屋』の特集。小さなおばあちゃんが2人で営業しているらしい。細道を出ると広場が真前にあり、道の入り口横には地元のお菓子を売るお土産屋さんがある。テレビはそこで終わる。

出る手前の、『牡蠣屋』とひとつ挟んで隣の店は、座敷のある喫茶店のようなところだった。照明はなく、暗がりのはずの細道がかなり明るく見える。その光景が夢の最後だった。


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