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カップラーメン汁ハネ選手権~どうして汁はハネるのか~


2022/5/9 誤字脱字の修正、表現の補足を行いました。


料理を作る気力がない時、忙しい時でもお湯を入れて数分待てば手軽にラーメンが楽しめる。カップラーメンとはなんと素敵な食べ物なのだろう。

しかし、カップラーメンはとにかく汁がハネる。
例えば、「勉強や仕事など作業の合間にカップラーメンを食べていたら、机の端に寄せていた書類に汁が…!!」と、残念な気持ちになったことはないだろうか。私は100回は経験した。

鍋で作るタイプの袋麺や生麺と比べても、体感ではあるがカップラーメンはとにかくハネる印象がある。量もそうなのだが、そんなところまで?!!と驚くほど飛距離を伸ばすこともザラにある。


そんなに汁がハネるのなら、ナンバーワンを決めてやろうじゃないか。

そして様々なハネ方を見る中で、ハネやすいカップラーメンとそうでないものの特徴が分かれば対策でき、今後書類や机を汚すことも減るんじゃないのか?!

そんな訳で、カップラーメン汁ハネ選手権の開催である。


カップラーメン汁ハネ選手権とは?

その名の通り、カップラーメンを食べた後の汁ハネの数をポイントとして計測しランキングにする競技である。
レギュレーションは以下の通り。

  • 半紙を画像の様に並べる。このような縦約70cm×横約65cmのフィールド内に飛んだ汁の跡を数え、pt(ポイント)として計測を行う。(エントリーNo.1〜5は半紙でなくティッシュでの計測。)

  • カップラーメンを画像の様にC1とC2を跨ぐように置き、レンゲ等は使わず箸のみで食べる。

  • スープの濃度やとろみを「あっさり~ややあっさり~普通~やや濃厚~濃厚」というように段階で分類する。(サラサラかドロドロか、とろみの有無や体感でのスープの重さなどで判断する。)


  • 麺の太さもスープと同様に「細め~やや細め~普通~やや太め~太め」と分類する。(写真で見比べやすいように、カップラーメンを食べる時や麺の写真を撮る時はすべて同一の箸を使う。食べたときの感覚や麺の写真を見比べるなどして判断する。)


  • スープと麺の判定はかなり主観に寄ったものになる。そのため、正確ではないのであくまで目安とする。


  • 同じ商品でも必ずしも同じようなハネ方になるとは限らない一回勝負である。そのため、ptは絶対的なものではなく、あくまでそのカップラーメンのハネやすさの目安となる。(運を制するものが選手権を制す…)


  • 麺と具材を全て食べ終わった時点でptの計測を行う。スープの濃度と麺の太さの判定も食べ終わってから判断する。 


  • データとしてカップの上部、側面、麺の様子を写真に撮る。そしてカップラーメンの情報と写真を随時下記のツイートに繋げていく。


  • 計測期間は2021年4月12日~2022年4月30日の約1年間とする。



選手入場

全選手のデータ、そして既に計測を終えたptを記したものが以下の画像となる。

全70種類のカップラーメンが勢ぞろい

手近なスーパーやコンビニでエントリーを募ったため、ジャンルや所属が少々偏ってしまった点についてはご容赦頂きたい。

汁ハネ選手権結果

最終結果として汁ハネpt数で並べ替えたものがこちら。

タップなりクリックで拡大

全体の画像のみだと少し見にくいため、pt数が多いものと少ないものどちらも順に10個ほど紹介しよう。

pt数が多かった選手

日清 カップヌードルBIG 
(スープ)ややあっさり~普通
(麺)やや細め~普通
(付属品)なし
(内容量)101g(めん85g)
(pt)275



日清 八王子ラーメン
(スープ)あっさり
(麺)やや細め
(付属品)かやく、液体スープ、後入れかやく、のり
(内容量)112g(70g)
(pt)227


日清 カップヌードルねぎ塩カルビ
(スープ)普通~やや濃厚
(麺)やや細め~普通
(付属品)後入れオイル
(内容量)97g(80g)
(pt)184


エースコック しょうゆヌードル
(スープ)普通
(麺)普通
(付属品)なし
(内容量)不明
(pt)179


エースコック 来来亭監修 背脂こってりラーメン
(スープ)やや濃厚
(麺)やや細め
(付属品)液体スープ2つ
(内容量)98g(70g)
(pt)155


日清 カップヌードルトムヤムクン
(スープ)普通
(麺)やや細め~普通
(付属品)トムヤムペースト
(内容量)75g(60g)
(pt)142


サンヨー食品 嘉一 極鶏だし中華そば
(スープ)普通~やや濃厚
(麺)普通
(付属品)オイル
(内容量)93g(70g)
(pt)138


サンポー食品 九州とんこつ味焼豚ラーメン
(スープ)普通~やや濃厚
(麺)細め
(付属品)粉末スープ、焼豚、紅しょうが、調味油
(内容量)94g(72g)
(pt)128


サンヨー食品 博多純情らーめんsinsin炊き出し豚骨
(スープ)普通
(麺)細め
(付属品)オイル
(内容量)98g(70g)
(pt)123


日清 カップヌードルしお(ブラックペッパー&バジルチキン味)
(スープ)普通
(麺)やや細め~普通
(付属品)オリーブ風オイル
(内容量)77g(60g)
(pt)123


pt数が少なかった選手

エースコック コショらぁ
(スープ)あっさり
(麺)やや細め~普通
(付属品)胡椒スパイス
(内容量)61g(50g)
(pt)15


明星 麺神 極旨 魚介醤油【ノンフライ】
(スープ)普通~やや濃厚
(麺)やや太め~太め
(付属品)オイル
(内容量)96g(70g)
(pt)20


日清 人類みな麺類
(スープ)あっさり
(麺)普通
(付属品)オイル
(内容量)95g(70g)
(pt)21


日清 京都 無鉄砲【ノンフライ】
(スープ)やや濃厚~濃厚
(麺)やや細め
(付属品)コク旨たれ
(内容量)103g(70g)
(pt)26


東洋水産 特濃旨辛 鶏台湾
(スープ)濃厚
(麺)やや細め
(付属品)調味油
(内容量)111g(80g)
(pt)33


サンヨー食品 ホープ軒
(スープ)やや濃厚~濃厚
(麺)やや細め~普通
(付属品)後入れオイル
(内容量)96g(70g)
(pt)33


日清 カップヌードル旨辛豚骨
(スープ)やや濃厚~濃厚
(麺)やや細め~普通
(付属品)特製ラー油
(内容量)82g(60g)
(pt)35


・エースコック 飲み干す一杯 仙台辛味噌ラーメン

(スープ)やや濃厚~濃厚
(麺)普通
(付属品)液体スープ(味噌ダレ?)
(内容量)67g(55g)
(pt)37


日清 横浜家系 とんこつ醤油【ノンフライ】
(スープ)ややあっさり
(麺)普通~やや太め
(付属品)かやく、のり、液体スープ
(内容量)119g(70g)
(pt)38


東洋水産 QTTA シーフード
(スープ)普通
(麺)やや細め~普通
(付属品)
(内容量)79g(66g)
(pt)39



汁ハネの平均値

さて、ざっとした結果を見たところで一つの疑問が浮かぶだろう。それはpt数がどのくらいの目安になるのかという点である。ここについてはカップラーメンを4~5個ほど食べた上で平均値を計算し、どのくらいのブレがあるのかを示しておこう。

辛辛魚とカップヌードルの平均値

平均を出したのは2種類のカップラーメン。
1つは個人的に大好きで、気づいたら期間中に4個食べていた辛辛魚
もう一つはシンプルで代表的なカップラーメンとして日清カップヌードルを選出し5個計測を行った。

どちらも選手権にエントリーしていたのは初回に計測したpt1つのみである。

辛辛魚の平均値と各pt
カップヌードルの平均値と格pt

平均値は辛辛魚が103.25、カップヌードルは147.6。それぞれのチャレンジと平均値の差も画像のような結果となった。
数も少なかったためか、かなりpt数にムラがあるように見える。辛辛魚もカップヌードルも、平均から一番離れたptはどちらも±50ほど。


選手権全体での平均値

そして、今回エントリーした全選手、複数食べた辛辛魚とカップヌードルを全て合わせた全77個のカップラーメンにおける平均値は約88.8ptとなった。

そして、pt数の表をなんとなくのグラフにしてみた。

データの扱いに慣れてないため、なんとなくで見てほしい

直感的にではあるが、~90ptくらいまでは比較的緩やかな坂だったのが100pt以降から急になっているのがわかる。

後に汁のハネやすさについての考察をまとめるが、ここでは一度「特別にハネやすいカップラーメンがあるわけではなく、その時のコンディションによってブレが生じやすい。特に200ptを超えた2つはかなり上振れしたのではないか?」と考えた点で留めておこう。


汁ハネの考察

正直、カップラーメンを70個以上食べても汁ハネの決定的な要因はつかめなかった。

ただ、いくつも食べているうちに気づいた点も多くあったため、以下にまとめていく。

1、食べ始めと食べ終わりが関係する?

①表面張力が関係ある説

スープの水位が高い場合(食べ始めや、お湯を注ぐ線が比較的高めのカップラーメンなど)
→麺を持ち上げてからスープに浸かっている時間が長いため、汁がカップに落ちやすい?(すすってもカップ外にハネにくい)

スープの水位が低い場合(食べ終わりや、お湯を注ぐ線が比較的低めのカップラーメンなど)
→・麺を持ち上げてから浸かっている時間が短いので、すする時に汁が滴りやすい?(すするとカップ外にハネやすい)

インターネットで見るライフハックなんかで、「揚げ物を引き上げる時、ちょこっとだけ油に浸しておくと油切れがよくなる」もしくは「ゆっくり引き上げると油が切れやすくなる」というのを目にしたことはないだろうか。
どちらも表面張力が原因らしい…のだが、もしかしたらこれがカップラーメンを持ち上げた時にも起こっているのではないかと考えたのだ。

特に食べ終わりはスープの水位が低くなっている点に加えて、残っている麺も短いものが多くなっているためスープに浸かっている時間は短くなる。そのため、食べ終わりの際特に気をつけたほうがよさそうである。


②カップが壁になる説
スープの水位が高い
→麺が絡んでからほどける時に汁がハネやすい。また、ほどけた麺がスープに着水した際にもハネが起きやすい(ハネやすい)

スープの水位が低い
→麺が絡み汁がハネでもカップの内側側面が壁になりガードしてくれる(ハネにくい)

食べ始めはスープもたっぷり。麺もぎっしり詰まっているため、カップにスペースも何もないのである。となると、①の説とは反対に食べ始めに気をつけた方がよさそうだ。
このままだと、「食べ始めと食べ終わり、最初から最後まで気をつけましょう」なんて当たり障りのない考察になってしまいそうである。



③麺のチームワーク説

これは①の表面張力にも関係するが、食べ始めの方が麺が団結しやすいのだ。食べ始めてすぐは一度にすする量が多く、麺が太い塊になる。そのため水面から離れても汁がまとまりやすく、その水滴の重みでまっすぐスープに落ちやすいのだ。

例えば1本の麺と10本のまとまった麺、麺に絡んだスープが水滴となって下に落ちるのはどちらが早いか?と考えると分かりやすいだろうか。
更に言えば、食べ終わりは麺も短くなっているため、スープの中にただよう麺をかき集めたところで長さもバラバラ、量も少なく、持ち上げた時の全体的なまとまりがないのだ。
麺をすすったときにも暴れやすく、チュルッとしてピョッと飛び出る水滴(私はこれを尻尾と呼ぶ。)も多いため、体感として細かい水滴が多く飛んでいた。
さらに言えば、スープの中でも特に油は細かくハネる。暴れやすいのなら、なおさら水滴と共にハネてしまう。


ただ、チームワークがよくても汁がハネる時はハネる。そしてまとまりがあればあるほど水滴は重く大きいハネとなる。そのため、どのカップラーメンを食べた時でもカップの近くほどスープのシミが大きくなりカップ麺から遠くなるほどシミは細かいものばかりとなった。



2、ノンフライ麺か油揚げ麺かが関係する?

①ノンフライ麺ほぐす時にくっつきがち説
ノンフライ麺は油揚げ麺と比べ、特にくっつきやすいと感じた。
もちろん油揚げ麺もくっついているものがあるし、ほぐす過程で麺が絡まることもある。しかしノンフライ麺は油揚げ麺以上に麺と麺がガッチリくっついているのだ。それが麺の端で起きている場合も多く、ほぐす段階で中々気づきにくい

こうなってると、ほぐしにくく持ち上げた時に落ちてしまうので少し困る。


そのため、あらかた麺をほぐし終え、いざ食べようと持ち上げるとくっついていた麺が離れて次々とスープに着水…ということが多かった。
ノンフライ麺の生めんに近いツルツルとした特色も相まって、麺の空中分解とそれに伴うハネが起きやすいと言える。

しかし、エントリーNo.56「マルちゃん麺づくり 旨コク豚骨」を食べた際、ほぐしやすく、かなり麺同士のくっつきは少なく感じた。先程の麺くっつき参考画像はエントリーNo.59「八王子ラーメン」だが、八王子ラーメンの方が生めんのようなツルツル系の印象がやや強かった。

今回、マルちゃんの麺は細めと判断し、八王子ラーメンはやや細めだと判断した。そのため麺の太さによってくっつきやすさに差があるとは考えにくい。麺のツルツルさ、もしくは麺のコシや弾力などでくっつきやすさに差が出たという方が正しいのだろう。

②油揚げ麺スープ吸っちゃう説
油揚げ麺はその名の通り、高温の油で揚げることで麺の水分を蒸発させている。そうすると当然麺に沢山の穴があき、スープを吸いやすくなっているのだ。

「創業者・安藤百福『~略~
中の水分が蒸発してたくさんの穴が開いて麵が乾燥するぞ。
そこにお湯をかければ、穴という穴にお湯が入りこんでやわらかくもどり、すぐにおいしく食べられるのではないか?』」

https://www.cupnoodle.jp/uragawa/01/noodle/

これによってお湯をかければ短い時間ですぐに戻るというメリットがあるものの、麺からスープが染み出しやすくなってしまったのだ
スポンジ状にスープを吸い込み柔らかくなった麺をすすれば、もちろん唇などの圧によって染み出したスープが汁となって滴り落ちる。この点は油揚げ麺の汁ハネに大きく関与しているのではないだろうか。

ノンフライ麺は先に述べたようにツルツルとした点が特徴的である。そのおかげで油揚げ麺のように染み出すことは無い…が、逆にツルツルしすぎて麺の表面にまとったスープを唇でこそげ落としてしまっているような感覚もあった。

こう見ると、恐らく「口になるべく力を入れず、麺を潰さないように、唇がなるべく麺に触れないように」といった食べ方を習得したほうが汁ハネを抑えられそうだが、かなり気の遠くなりそうな修行である。


3、スープのとろみが関係する?


それぞれの測定の際、スープを大まかに「あっさり~濃厚」と判断していたが、測定期間が後半になるにつれ「汁ハネに関係するのは濃厚さよりもとろみなのでは?」と強く感じるようになった。

①濃厚さととろみの違い
恐らく今回の選手権において最も濃厚なのはエントリーNo.10「辛辛魚」だと考えている。なんせ付属品も「先入れのかやく入り粉末スープ、液体スープ、後入れ粉末スープ」と2段階に構えており、食べたことのある人は分かると思うがかなりドロッとした濃厚スープなのである。

しかし、とろみの面で言えば、エントリーNo.64「京都 無鉄砲」の方が断然とろみが強かった。どちらも豚骨ベースのスープであるが、おそらく油の違いにあると感じた。

京都 無鉄砲のスープはとにかくとろみがすごく、口の中にまとわりついてくるイメージだ。おそらく豚骨由来の若干の獣臭さとうま味がしばらく離れなかった。
対して辛辛魚も、スープに浮く真っ赤な油が印象的だが、比べるとやや植物性?のサラッとした油に近いような気がした。

他のとろみ系スープのカップラーメンも口の中にまとわりつくような感覚はあったが、イメージしやすいように言えば片栗粉やゼラチン、コラーゲンのような感覚だろうか。とろみと濃厚さは別ジャンルだったのである。

②とろみ系の方が汁ハネにくい説

計測を行った際に特にスープにとろみが強いと感じたカップラーメン(とろみ系と呼ぶことにする。)はメモを残している限りでは下記の3つだった。
・エントリーNo.16「麺神 極旨魚介醤油」
・エントリーNo.64「京都 無鉄砲」
・エントリーNo.65「特濃旨辛 鶏台湾」

注目しておきたいのが、3つとも汁ハネ選手権の結果では「pt数が少なかった選手」10個に入る程汁ハネが抑えられていた点である。
結果pt数も、「麺神→20、無鉄砲→26、鶏台湾→33」と、いずれも平均を大きく下回っているのだ。

これは推測だが、麺がほどけて落ちたとしてもスープのとろみがクッションとなるためハネにくく、またすすった時のハネもスープ自体の重量によって比較的カップの中に収まっていたのではないだろうか。


4、麺の量が関係する?

純粋に量だけを比べたいため、日清カップヌードルの
・BIGサイズ
・通常サイズ
・MINIサイズ
の3つの結果を見てみよう。

・BIGサイズ
(内容量)101g(85g)
(pt)275

・通常サイズ
(内容量)78g(65g)
(pt)110

・MINIサイズ
(内容量)36g(30g)
(pt)80

MINIは通常サイズの約半分の内容量にも関わらずpt数はかなり多いように感じるが、恐らく単純にカップが他のものと比べても小さく、カップ内にハネが収まりにくかったせいだと考えていいだろう。


そしてこれについては至って単純だが、麺の量が増えるほど(すする量が多くなればなるほど)ハネるチャンスが多くなる、ということも見て取れるだろう。


5、汁が無ければハネないのか?


汁がハネるのなら、汁が無ければハネない。至極当たり前のようにも思えるが、結果から言ってしまえば汁なしでもハネた
汁なしの麺としてエントリーNo.70「ビャンビャン麺風 史上最大級幅広麺」を試した。ptとしては60、まあまあハネている

普通に味が好みでかなり満足した

作り方はカップ焼きそばやまぜそばのような感じだ。

どうやら食べ始めのタレと麺がまだ馴染んでいないときに「麺が絡まる→ほどけてハネる」というハネ方が多かった。タレと麺が馴染んでからはスムーズに食べられたが、汁なし麺でも湯切りをしっかり行うこと、食べ始めに気をつけるなどした方が良さそうである。


6、慣れ


選手権結果の表をもう一度載せるが、エントリーNo.は食べた順となっている。

平均値を出した辺りでpt数の多かった2つは上振れしたと述べたが、表の下半分を見てみるとエントリーNo.50~60代のものはとろみ系の鶏台湾と無鉄砲を除くとかなり少ない。つまり、カップラーメンを食べ慣れてきて、コンスタントに高いptを出せるようになってしまったのである。

汁ハネを無くしたくてカップラーメンを食べ続けたのに、余計汁ハネさせやすい食べ方になってしまったとは。なんと皮肉なことだろうか。


汁ハネ選手権を終えて

さて、長々とした考察も終えて今回の汁ハネ選手権の総括を述べたいと思う。

考察に入る前に「コンディション」、「上振れ」と表現したが、汁ハネに繋がりそうな要因は様々であり、さらにそれらが複雑に絡み合っている。さながら麺のように。
そのため、「これに気をつければ汁ハネを防げる!」と断言することはかなり難しいと思われる。

その上で最後に一言だけ残してこの記事を終わりにしよう。






















おわり

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