スフェーン
7月の誕生石
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石言葉
純粋、永久不変、成功、幸運
主な原産国
ロシア、マダガスカル、パキスタン、
ミャンマー、スリランカ、ブラジルなど
歴史・特徴など
スフェーンという名前は、
結晶の形が特徴的なくさび型をしていることから
ギリシャ語でくさびを意味する
「スフェノス(sphenos)」に由来します。
宝石名ではスフェーンといいますが、
チタンを含むケイ酸塩鉱物であることから
鉱物名は「チタナイト」といいます。
保有する成分によって色が異なり
淡い黄色から緑色まで
色のバリエーションが豊富な宝石です。
黄緑色のスフェーンは、
「マスカットグリーン」や「ライムグリーン」
とも呼ばれ、
瑞々しい果実のような
爽やかな美しさが魅力です。
スフェーンは高い屈折率を持ち、
その輝きは
ダイヤモンドを凌ぐともいわれています。
宝石用語で虹色の輝きのことを指す
「ファイア(ディスパーション)」を
見ることができるのもスフェーンの特徴です。
ファイアとは、
光に当たると
入射した白色光線が
屈折反射することにより光が分散されて
虹色に輝くことです。
大きな原石として産出されることが少なく
5カラット以上のものはかなり稀で
高価値となります。
大きさ以外にも
透明度が高いものや、
クロムを多く含有しているスフェーンは
より深みのあるグリーンの輝きが美しく
価値が高いとされています。
マイナスをプラスに導く力があり、
持ち主の潜在能力を引き出してくれたり
和名でも
「楔石」と言われるように
ふたつのものを固く繋ぎ合わせることから
新たな出会いをもたらすパワーがあり
「人生を変えてくれる石」ともいわれています。
人やビジネスとの運命的な出会いを望む人や
成功を掴んで人生を切り開きたい人、
自分の魅力を引き出したり実力を発揮したい人
などにおすすめです。
日本では2021年に
新たに7月の誕生石として認定されました。
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